2009年8月17日月曜日

音おもしろねたをいくつか

Sound&Recording9月号に面白い特集があった。サンレコ実験君ってやつでこの中から


1.マイクもエージングで音が変わるのか

2.MPCのシーケンサーは本当に揺れているのか

3.電源ケーブルで音は変化するのか

4.アナログシンセの音は本当に太いのか

5.人間の可聴範囲は20Hz~20KHzか
などなど

日頃ちょっと気になってることの数値で見る実験ってんでなかなか興味深かった。

1.マイクのエージングはあまりはっきりしなかったがNS-10Mで比べたら数値でも違っていたというものだった。スピーカーのエージングは変化量が大きいようだ。そーいや中古やのジャンクにはウーハーのエッジがぼろぼろになったのをよく見かけるが、あれがスピーカーの最後と考えると変化するのは当然だろう。

2、はデジタルシーケンサーなのだが機種によって微妙にずれるそうで面白い。これがいわゆるグルーブ感が出るというのだからデジタルだけど面白いね。

3.電源ケーブルに関しては数値的にもあまり差はでなかったらしい、これがスピーカーケーブルあたりだとはっきり出るんだろうけど

4.これが一番興味津々、ブラインドテストで25名にミニモーグとソフトシンセのミニモーグでブラインドテスト、結果はばらばら、よってアナログシンセが音が太いというのは×となった。
それだけ今はデジタルサンプルが上手く取れるってことになるがそう考えるとソフトシンセってのもすげーなー、この世界はすでにバーチャルを超えてる?

5.これも面白かった。DTMにテストトーンってのがあったんだがヘッドホンで試してみたところ16Khzは聞こえない。かろうじて12.5KHzは聞こえた。低音では20Hzは聞こえない。
40Hzは聞こえた。従って自分の今の可聴範囲は40Hz~13KHzくらいということになる。

最近東京の公園で若者が騒がないようにと17KHz辺りの周波数を公園の周りに流して 若者が騒がないようにとする試みが報道されていたが確かに歳とともに高音域はかなり落ちるらしい。

だから超高音域は要らないかというとこれが雑誌によると脳に直接響いているという。面白いことに西洋楽器は案外狭くてピアノなどは16KHzくらいが上限でチェンバロあたりだと50KHzまで伸びている。民族楽器などは超高域が伸びるのが多いそうだ。

こうしてみるとCDのサンプリング44.1KHzというのは低すぎるんだなー、DTMやってて 思っていたのだがミックスダウンでWAVEに落とすとなんか痩せたように感じていたのだがこういう理由によるものかもしれない。さらにはMP3とかにしたらもうやめてーってなるんかなー、耳を鍛えるにはやっぱ生音を聞くことか?

しかし自分の世代はカセットテープで育ったから当時カセットテープの高音域をいかに落とさずにというのがテーマだった頃に比べるとMP3でも格段な違いが有る、ノイズは無いし 音も伸びている、しかしテープはアナログ、多分可聴帯域からなだらかに落ちていたんじゃないか?対するデジタルはバサッと切り捨てるという感じか?この辺りはアナログとデジタルを比べるのがナンセンスかもしれない。

最近はDTMもいいけどやっぱ生はええなーと感じるこの頃だが、音って耳で聞くだけじゃなく体で感じるもんなんだというのを再認識したような実験だった。




2009年8月16日日曜日

レスポール氏逝く

レスポール氏が亡くなった。94歳だったそうだ。ギブソン レスポールモデルの生みの親、多重録音などのレコーディング技術の開拓とこの人がいなかったら今の音楽はどうなってたかなというくらいの人だった。実質的にソリッドエレキギターの生みの親かなー、双璧をなすフェンダーを生んだレオフェンダーにも影響を与えたと言う。レコーディングにおいても今は当たり前の多重録音からスプリングリバーブ、などなど数え切れない発明をしている。

ミュージシャンとしても一流だったし亡くなる数ヶ月前までステージに立っていた。


レスポールの音といえば月並みながらやっぱりジミーペイジとホテルカリフォルニアのレスポールの音、そーいえばジェフベックの哀しみの恋人達もレスポールだったな。そして1968年から70年まで作られたレスポールスタンダードこれが芸術品にも値する出来だった。この塗装のトラ目を知ったときはへぇーっと感心したもんだ。



オリジナルレスポールというとゴールドトップの色にシングルコイルピックアップ、ストップテールピースではなかった。その後PAFという伝説のハムバッカーピックアップが搭載、サンバースト仕様が出てきて伝説は誕生した。そしてこの年代ってのは音楽も過渡期で69年にはあのWood Stockコンサートが開催され、ビートルズが解散し、ツェッペリンが活動を開始した。そういう意味では一時代が終わったのかもしれない。



自分もレスポールのコピーモデルを持っている、バーニーのレスポールカスタムモデル、バーニーと言う会社今でもやってるが結構忠実にコピーしたモデルを出している。最近知ったのだがフェルナンデスという会社、フェンダーの忠実コピーモデルばっかし出してるんだが(昔はフェンダー社からクレームも入ったことがあるという)この会社のギブソンコピーがバーニーと言う名で出しているそうだ。



ということでなかなかいいんだがレスポールって重い。5Kgくらいあるそうでこの歳になるとちょっと肩こりが…でもこれでホテルカリフォルニアのソロ弾くと気持ちがいいんだなー


Wood Stockの話だが最近1969年ってのが話題になってるようで雑誌でちょっと特集を組んであった。アメリカはベトナム戦争が泥沼化状態で閉塞感が強い時代だった。ヒッピーってのが若者の象徴であった時代だ。Wood Stockは若い頃映画館で見た。CSN&Y、ザ・フー、サンタナなどなど、でもやっぱり極めつけはジミーヘンドリックスのアメリカ国歌だったなー

これからはレスポールって伝説の…となってしまったがレスポールは永遠に不滅です、と言っておこう。

2009年8月12日水曜日

荒れる日本列島

今朝駿河湾を震源とする地震があった。最大で震度6弱の地震、最初ニュースで見たときは言われている東海地震かと思われたが言われているのより深くてちょっと違ったらしい。
昨日は昨日で日本南海にあった熱帯低気圧が台風9号になり今日は東海沿岸を東へ、湿った空気が 入り込んで中国地方、四国地方に豪雨、多大な被害が出ている。

ちょっと前に同じ中国地方で天候不順の大雨で被害が出たばかりだ。天気ではないがここんとこニュースにワイドショーは芸能界にはびこる薬物の話題で持ちきりだ。あと3週間になった衆議院選挙はどっか吹っ飛んでいる。

そういや先週はここ九州でもひさびさ震度4という地震があった。(自分がいたところは多分ここまで揺れてなかったように思ったが)今のところここは夏が戻ってきて暑い、暑い、それでもすっきりとはいかず雲が多くやたら湿度が高い、いわゆる湿った空気ってやつがいつもより多く流れ込んでいるせいだろう。ただ気温は確かに昨年より低く、最高気温は32,3度をうろうろ、前に書いた蝉の話題なんだが例のくまぜみは昨年よりちょっと弱い(とはいってもうるさいが)ように思う。一方あぶらぜみは昨年よりよく鳴いているようだ。どうやら蝉って気温に結構敏感らしい。

台風という言葉で思い出すのが平成元年か二年頃だったか台風19号というのが来た。台風の目は 長崎、佐賀と通っていったのだが私の住むところは台風は良く来るんだが東を通るとそれほどでもない。が西を通ると大変、この19号は最悪コースってやつを通った台風で勢力も猛烈台風でのちに青森に行ってりんごが大量に落下、通称りんご台風と呼ばれているものだ。

この台風のときは慣れているはずの台風がほんとうに恐怖に感じた。なにせ10tトラックは道でひっくり返ってるし電柱はズラーっとぶっ倒れている。この台風の後屋根と言う屋根はビニールシートで覆われて青い屋根が並んだ。当時の自分の車もボンネットに瓦が直撃した。

台風の被害が大きいときってのはスピードが速いときである。今回の台風も熱帯低気圧が日本南海をうろうろしていたかと思ったら北上、多分被害が大きかったところはいきなり降りだしてそれも時間雨量100mmなんていう滝のような雨がいきなり降ってあれよあれよと被害が大きくなってしまったのだろう。台風に限らず身構え無しに来られるとどうしようもない。ましてや地震は全くの予告なしだから…

台風が来たときいつも思うのだが雨粒の大きさが普通の雨と違う。梅雨時とか今よく言われるゲリラ豪雨とか夕立とかの雨つぶってやたら大きい。打たれると痛いくらい、それに比べ台風本体の雨ってのはやたら粒が小さい。が面積当たりの量は変わらないから雨量自体は同じらしいが、何故か教えてくれる人いないかなー

それにしても大荒れの日本列島いつ収束するのか?

2009年8月2日日曜日

イルカ&樋口了一ライブに行って来た。



イルカ&樋口了一ライブに行って来た。8月1日土曜、というと日本はほとんど夏祭り状態か?あっちこっちでイベント真っ盛りの土曜日、とある町での夏祭り企画とでも言うかこれにイルカさんが来るってンで行ってみた。


この町は夏に結構企画物ライブをやっている。前にはビギンなどもやって来たりと町おこしに力を入れている町だ。とは言ってもふつーのライブというよりあくまで夏祭りの延長線って感じ、会場の隣に別のイベント会場があったのだがここでは出店やらなんやら別企画が進行中、Photoを見てもらうとわかるが始まる前の光景、ステージ前は芝生でしかも敷物やら携帯椅子やら持参でなんか運動会風景??年齢層もぐーっと高く家族連れがほとんど、



この日九州でもこんなところにと言う感じでなんとエイベックスのライブが開催されていた、この町からそうだなー数キロ先である。倖田來未や浜崎あゆみや大塚愛などエイベックスのそうそうたるメンバーが一同に集まったライブがあったのだ。対象年齢が違うので比較するのが無理があるが同じライブでもえらい違いだなー

最初樋口了一によるライブがあった。最近痴呆をテーマにした”手紙”という曲がちょっと話題になっている。他の曲も家族をテーマにしたのが多かったように思う。この日午後は雨の予報でかなり心配されたがなんとか持ってくれてよかった。

そしてイルカさんの登場だ。8時前ちょっと遅い夕ぐれどき、さすがに夏祭りイベントということで選曲も苦労したようだ。で二曲めから雨の物語と海岸通があった。やっぱいいなー、そしてさすがに上手いのはやっぱ会場を盛り上げていくところ、これがまた思いのほか盛り上がるのだ。手拍子が始まれば回り見渡せば皆やってる。じーさんばーさんもやってる。会場が歌い出せば皆歌ってる、いやーなんか予想以上に盛り上がっている。びっくりだ、

中盤も過ぎた頃、イルカさんが私もさ来年でデビュー40周年ということを話し出した。ということでデビューの頃からを歌い綴った曲を披露。10分くらいになる長い曲、これがいやー良かった。昨年亡くなられた夫の神部和夫氏とデビュー当時組んでいたシュリークス時代の歌からメドレーで綴られていく。私は好奇心の強い女、この音源探しているのだが無いのだ。
この曲をやってくれたのである、それから鯨のスーさん空を行くとか続いた。そしてこれっきゃないって言う”なごり雪”も当然あったのだが特筆もんはヒットした当時と全く変わらない感じで歌えるってこと、これってなかなか難しい、昔の曲をあんときのまんまでってかなり難しいことである。声の音質とか歳とともに変わっていくし当人からすると歌いたくても歌えなくなるもんである。

このイルカさんのだんなさん、昨年亡くなられたのだが本当に運命の出会いというかこの人がいなかったらイルカさんは存在しなかった。シュリークス時代イルカさんの才能に気づいてその後イルカさんをプロデュースという裏方の形で支えた人である。やっぱ昨年はこの夫の死ってのはかなりショックだったようだ。が最近は落ち着いてこの半生を歌にしたり本にしたりしているようだ。

そしてラストからアンコールなんと総立ちになってしまった。(まあ立たないと見えないってのもあるかも?)思いのほか盛り上がりにもう一回アンコール、これは想定外だったらしくてックにギターとキーボードがいたのだがこちらはもう引っ込んでしまっていた。そのアンコールはなごり雪皆で合唱という形でコンサートは終わった。

予想外の盛り上がりにびっくりしたがさすがにこういう場の作り方はうまいもんだ、それとこの町がここで毎回イベントをやっているので町民がこういうのに慣れてるのもあったかもしれない。イルカさんのライブは何度も見ているがこんなに盛り上がったの始めて見たナー

イルカさんを知ったのは中学の頃、当時オールナイト日本をやってたのでよく聞いていた。ばかやろうコーナーなんか面白かった。が曲のほうは聴いてなくてあのなごり雪がヒットした頃もピント来なかった。がイルカライブという(九段会館で収録したファ-ストライブ)を聞いたとき衝撃…すっかりイルカワールドというかその世界に引き込まれて以来レコード時代は聞き続けたんだが…CDになった頃からか聞かなくなった。コンサートも自分の中では一番通っている。もう7,8回くらい行ってるんじゃなかろうか?悲しいことに記憶力の悪い私はもしかして痴呆も?昔のライブのことほとんど覚えていないのだ、そして前回行ったのが2年前だったか久しぶりに行ってみて最近では二回目ということになる。

イルカワールドの中にやっぱりというか出てくるのが巨匠”石川鷹彦”氏である。イルカの世界から石川鷹彦氏のアレンジがいろいろあってこれが又良かったのだ。石川鷹彦氏を知ったのはかぐや姫じゃなくてイルカさんが最初だった。なごり雪も松任谷正隆氏がアレンジしたシングル版よりライブでやった石川氏のアレンジが好きだ。

イルカさんのトレードマークにマーチンD-35がある。なんでも3本ばっかし持ってるらしい。D-35というといわゆるフォーク時代でよく使われたマーチンギターである。だいたい書いてあるのがD-28より甘い音色で高域が28より強くてストロークからフィンガーピッキングにもいけるという案外オールマイティーなギターである。秘密はバックがスリーピースであることからこの音になるらしい。吉田拓郎も弾いてるなー、
一度70年代初期のを弾いてみたら良かったなー、D-35欲しいなー、ちょっと脱線した。




というわけでライブは終了したんだがこのライブ、古墳があるところでその名も古墳祭ライブ、あっちこっちにたいまつやらなにやらでちょっと幻想的風景だった。


2009年7月30日木曜日

何匹居るでしょう?

くまぜみがせわしく鳴いている。ふと木を見上げるとおーおびただしい数のくまぜみが…というわけでカメラを向けてみた。さて何匹発見できるか?

ここ九州ではくまぜみは真夏の代名詞の蝉、羽が透明で大型の蝉である。日の出とともに泣き出しだいたい昼過ぎ頃には泣き止む。問題はこの数、たしかに自分が小さい頃から居たのだがこうも数が多かったか?自分が子供の頃って言うと蝉取りするとたいがいくまぜみよりちょっと小さい油蝉という茶色いのが多かった。くまぜみは鳴いてはいたがけっこう高いところが多くてあんがい捕まらなかった。

ところが今はこのとおり手の届くところにわんさかといるではないか。うすきみわるいくらいだ、昨年だったかくまぜみの北限が北上しているという。だいたい関東以南だったのが関東以北でも見つかったという。どうやら温暖化が影響しているようだ。

蝉の鳴き方というと梅雨明け頃にいにいぜみという小さい蝉がシーっと泣き出し盛夏が来ると朝はくまぜみ、夕方は油蝉、そして夏の終わりを告げるつくつくぼうしが9月始めに泣き出す。というのが定番だったが、今年は蝉の声第一発がこのくまぜみであった。

今年はむちゃくちゃである。今年の天候を反映してかまだにいにいぜみも少しだが鳴いてるし雨が多く気温が昨年ほど上がらないせいか去年よりあぶら蝉も良く鳴いている。ほんのちょこっとではあったが里山ではつくつく法師とヒグラシも鳴いていた。

ちなみに日食の日はここ九州でも曇り、雲が薄くなった木漏れ日時に欠けた太陽が見えた。最大のときはさすがにちょっと薄暗くなってわしわし鳴いていたくまぜみが泣き止んで不思議な静寂がおとずれた。11時半頃には又泣き出して普通昼頃泣き止むところ2時頃まで鳴いていた。





今年の夏は不順天候が続いている。山口、九州北部の大雨、そして竜巻発生と今年の夏は夏らしくない。が気温が上がるときは結構上がるようで35度とかなる場合もあるようだ。とは言ってもここ九州はさすがに雨や曇り続きで平年並みかちょっと低いらしいが、

前も書いたようにどうやらエルニーニョが関係しているようだ。こういう天候不順は数年から数十年に一回くらいあるように記憶している。天候不順は日本だけでなく。ペルー沖が高音になるのであっちのほうは干ばつになったりと世界的に気候が不順になるようだ。

今日はここは雲が多いながら晴れ、このままいけば8月頭はこの辺りは梅雨明けするかもと言っていた、気象庁もかつて梅雨明け宣言して梅雨がもどってしまったりするので梅雨明けはかなり慎重とのこと、天候不順が続いてしまうと梅雨明けがないってこともあるそうだ。

2009年7月17日金曜日

気象現象ガストフロント発生

昨日7月15日気象現象で珍しいガストフロントが発生した。
ちょうど昼頃だったか車の中に居たのだが普段から風が強い場所にいたのだが急激に風が強まり車がゆさゆさ、ちょっと恐怖を覚えるくらいの突風、雨も少しだが大粒のが降ってきた。その後えらく涼しくなってびっくり、次の日の新聞でガストフロント現象なる気象現象が発生したことがわかった。なんと32度あった気温が30分くらいで24度まで下がったそうだ。こんな経験初めてこんなこともあるもんだなー

今年はエルニーニョ現象が発生して太平洋高気圧が今一発達できないらしい、関東あたりは梅雨明けしたのだが九州北部はいまだに不安定な天気が続いている。しかしやっぱ暑いぞー、ちょっと晴れたら
真夏の日差し

しかし昨日の気象現象には驚いた。こういうこともあるもんだなー、22日はめったに無い日食があるが
九州は90数パーセント欠けるらしいが22日の天気予報は雨、難しそうだ。

2009年7月6日月曜日

サイレントギター

ヤマハのサイレントギターを買った。某リサイクルショップで購入、最近夜弾くことが多い、当然小さな音量になってしまう。そういや某ショップに出ていたナーと思い出し、案外こういうのが練習には最適かもと思い立ち購入を検討、よさそうだったので買ってしまった。

ヤマハのサイレントギター(通称骨ギター)コレが出る前はゴダンとかギブソンとかのソリッドタイプのギターはあったがここまでそぎ落としたのは無かったかなー、それもナイロン弦だったのではないか?発売当時は中島みゆきを起用してのCMも出ていた。値段もまあまあだし…

実際弾いて見るとほぼエレキギターと同じくらいの生音である。これなら深夜でも十分OKだ。さてラインの音はというとこれはびっくりである。ピックアップはLRバックスのピエゾが使われているという。出音はまんまピエゾの音である。しかし胴がなくてよくこんな音出るもんだなーと感心してしまった。多分シュミレーション技術が心臓部にはあるんだろうけれど胴があるギターと異存ない音が出るものである。ヤマハはナイロンギターは先に出たのだけれどもスティール弦を出すに当たってはかなり試行錯誤したそうで1年掛かったとあった。

特筆はバランスの良さである。良く使っているアーティストでリーリトナーがいるけれどもヤマハのサイトではバランスの良さを書いてあった。なるほど胴がない分バランスをとり易いのだ。胴があるってことはそのギターの個性を決める部分でもあるがその分バランスが難しい。これがないんだからバランスがとりやすいのは当然といえば当然だが表裏一体で一番難しい部分でもある。

もう一つじゃー弾き易さはどうなんだ、というところだがこれもGoodだった。ネックはさすがにヤマハである。握りやすい、極めて標準的なネックである。42mm幅厚すぎず薄すぎずの厚さ、あとハイポジションが使えるってのがいいな。22フレットまでストレス無しに使える。ボディの骨の部分は面白く、上のほうは取り外しが出来て収納もコンパクト、軽いってのもいい。上の骨のほうをはずしたまんまだとえらく弾きにくかった、人によっては左上のほうがちょっと当たってしまうのでサポートのために布などを巻いているのを見たことがあるが自分の場合は必要ないようだ。

面白いのはエレキ的にも弾けるってこと、ハイポジションは使えるし薄いのでエレキ的にも使えるしディストーションかませたらまんまエレキだ。あまり弾かないがモーリスの初代トルネードを持っている。(オベーションが出た頃のモーリスのコピー版でバックがグラスファイバー)これは生音はさっぱりである。生音はサスティーンが全く無くて面白くないのだがラインは非常にバランスがいい音がするなーと思っていた。これにかなり近い。この手のラインメインのギターはエフェクターのノリがいいんでいろいろ通すと面白い。

ちなみに本体にリバーブのみ付いているがどうやらバランスがいいってのはだいたい低音のふくよかさが犠牲になる部分がるのでその辺りが不足の人は使ってくださいという感じだ。ラインインが付いていて携帯プレーヤー辺りを繋いでセッションもOKだ。まあピエゾの音が嫌だという人はちょっと厳しいかもしれないが、夜弾くことがおおい自分には案外メインになるかもしれないギターである。