2010年5月16日日曜日

げげげの女房

いま放映中のNHKの連続テレビドラマ「げげげの女房」なんだが、最近面白いんで見ている。言わずと知れたげげげの鬼太郎の著者水木しげるの奥さんが書いた自伝が元になってる。もっとも放送にはフィクションです。ってのが流れるが、本人が書いてるんだから大筋実際の話しなんだろう。 

げげげの鬼太郎といえば子供の頃白黒テレビで見たのが最初だったんじゃないか? 熊倉一雄が主題歌を歌っていた頃のものである。若いときに一時ゲゲゲの鬼太郎の漫画にはまったことがある。アニメと違ってかなりおどろおどろしい感じだ。アニメも白黒からカラーになって子供向け志向が強くなり妖怪と言ってもかわいい感じになった。


最近墓場鬼太郎の存在を知った。深夜にテレビをつけていたら偶然墓場鬼太郎があっててゲゲゲの前進になったものだ。ゲゲゲの鬼太郎よりさらにリアルで怪奇漫画という感じ、ほぼ原作の漫画を変えずにアニメ化してある。エンディングはあの中川翔子が歌っている。水木一郎の原点だ。

話は戦後昭和が舞台、縁談後一週間で結婚式、あわただしく東京に出てきたら極貧生活が待っていた。今の若い人だったらとても耐えられない状況だ。昔はお見合いが主流で結婚式まで顔を見たことがなかったなんて話はざらに聞く。それがうまくいったりするんだから不思議なもんだ。それにしても東京でもあの頃は近所付き合いとかあっていい時代だったんだなー ネットで検索してたらげげげの女房みたいな人が増えたら日本のおやじももうちょっと元気が出るんだがなーなんて書き込みがあったがうーん、うなずけるなー



漫画のげげげの鬼太郎のエンディングには草むらからゲゲゲ…という虫のざわめきで終わる。読んでて思うんだがかつて夜ってのは電気もなく、ろうそくやランプだけで、闇の世界、怖い時代(時間帯)だったに違いない。いまや昼も夜も無くなって妖怪たちもどこへやら?
そういう時代だからこそ闇の世界、不可思議な自然の世界を求めるのかもしれない?

はてさて今後の展開が気になるところだ。

Ibanez  AE325-LGS