2014年1月29日水曜日

また訃報

また訃報だ、声優 永井一郎さんが亡くなった、82歳という年齢ではあったものの、突然だった、永井一郎といえばさざえさんの波平というくらいイメージが定着しているから、なんか波平が亡くなった様な感じもする。

そういえば昨年は納谷吾朗さんも亡くなったなー、味のある親父がいなくなっていくなー、ご冥福をお祈りします。それにしても今年は訃報が続くなー

2014年1月25日土曜日

敏腕プロデューサー逝く

年末放映されたプロデューサー、ミュージシャンの佐久間正英氏が亡くなった、末期がんだった、享年61歳

この番組が制作された時はすでに医者から余命を宣告されていたようで、体はかなり衰弱している様子だった、

この人のことは名前は聞いたことあるな程度でキーボーディストかなくらいしか思っていなかったが、日本のプログレ先駆け的バンド四人囃子のベーシストから始まりプラスティックスへ、その後はBOWY、ジュディー&マリー、GLAY、ブルーハーツなど名だたるロックバンドのプロデューサーを手がけた人であった、


布袋寅泰やGLAYのたくろうのインタビューがあったがこの人のスタンスはバンドの持っている特色を最大に引き出すという感じかな、ストレートな直球勝負という気がする。

ここは抑えようか、ここはもっと出たほうがいいんじゃない?などまさに全体のまとめ役、プロデュースに徹した人だったようだ、決して押し付けることは無かったという。


レコーディングはミュージシャンがいかに力を発揮するかをいつも考えていたようだ、例えばジュディー&マリーのレコーディング、普通スタジオではマイクを持ってレコーディングすることはないんだが、マイクを持たないで歌っているのをぎこちなく感じた佐久間はハンドマイクを用意、そのままレコーディングに使ったそうだ、

前回井上陽水氷の世界40年のことを書いたが、このときのプロデューサーは多賀英典、こうして見てみると、陽水というミュージシャンをこういう形に作り上げたいというものを描きながらやっていたようだ、心もようなどは元になった歌詞があったが全く違っている、

こちらも前に書いた亀田誠司、いづれもミュージシャンからプロデューサーを手がけている、現在のJポップのプロデューサーはミュージシャンの経験とかが重視されているみたいだ、

佐久間氏が影響を受けたプロデューサーにアレックスサドキンという人がいるんだそうだ、雑に見えて非常に緻密、そのバランスが絶妙と言っていた。

こういう番組を見ていると歌謡曲からフォーク、そしてニューミュージックから今Jポップと呼ばれる日本の音楽シーンが見えてくる。

12月最後となってしまったレコーディング風景があった、佐久間氏は入院先から来た、体調はマックス悪かったようだ、

そして年を越した1月亡くなった、番組は日本の音楽シーンの貴重な1ページに加えられるだろう。


2014年1月11日土曜日

思った以上に

Windows XPのサポートがあと3ヶ月で終了する、ニュースで取り上げていた、それによるとWindowsでXPの稼働率は企業、自治体で20%、個人で14%なんだそうだ、

以外にも結構自治体とかXPを使っているらしい、新しいOSを覚えるのも大変だが、XPで動いていたソフトが動かなくなるというのは大変な問題だ、

新しいOSにはそれなりに慣れるのはそれほど時間が掛からないと思うが、新しいソフトとかになるとほんと一からやり直しになるからなー

障害者とか高齢者になるとなおさら大変だ、さらには偽ウィンドウズが出回っているという、

それにしてもWindows95が出て自分の場合もここから始まったが98,Me、そしてXP、いまのところXP時代が一番長かった、ほとんど使うことはないがやはりXPでしか動かないソフトがあるので未だXPマシンは手放せない状態は自分にもある、

技術の進歩と共に変化していくのは仕方ないことかもしれないが、過去に作られたメディア、アーカイブが見れなくなるのは非常に困りもんだ、

レコード、カセットテープ、写真、いづれもアナログ時代、さすがに長かったこともあってレコードにしろ、カセットにしろとりあえずはまだ市場にプレーヤーが流通している、写真は紙だし、もし損傷したとしてもその具合によってある程度は見れたりする

がデジタルはイエスかノーなのでダメなときはでんでダメ、いままでよくCD焼くのに失敗したが、ダメだったらうんともすんとも言ってくれない。

同じことはメディアの発達で変化していくソフトにも言える、XP時代に動いていたソフトで作成したものがそのソフト自体もバージョンアップして前に作ったソフトを開くことが出来なくなる(XPに限ったことではないが)

いづれにせよ企業努力はいかにして自分とこのシェアーを広げるかってことになるからなんとかして自分とこのを使ってもらわないといけない、そのためには新しい技術を導入して新しい製品を作り出さねばいけない、

今メインで使っているwindows7は良く出来ている、早くなったしここ数年使っているがトラブルらしいトラブルもほとんどない、XPからVistaになったが、重くて遅い、それを改善したある意味windowsの完成形ではないかと思っている、が完成は崩壊の始まり、??

スマホとかの台頭でwindowsも8.0にせざる終えなかったというところが正直なところだろう、マイクロソフトはXPサポート終了という機会を商機と捉えて最近はCMもけっこうやっている、

アーカイブといえば地球上で最古のアーカイブは化石だろうな、カンブリア紀という大昔、生命の大量発生があったといわれている、今ではちょっと想像しがたい奇妙な形をした生命が爆発的に発生した、

この頃の生き物は殻を持った生物、ということで化石がいっぱい出土しているのだが、この大量発生以前は殻がなかったため化石としては残っていない、だから大量発生という言葉には疑問を唱える学者も多いという、

恐竜の研究が進んでいるが恐竜も又化石から推測するしかない、が最近の研究でもしかしたら恐竜には羽が生えていたのではという説が浮上している、

恐竜の進化したのが鳥というのはわかっているそうだが、恐竜自体も皮膚は鳥みたいに羽に覆われていたのではということらしい、

映画や図鑑でみる恐竜と実際ではかなり違っていたのかもしれない、が今のところその確固たる痕跡は化石しかないのでわからない、

ところで自分は断捨離がとても下手だ、理由は一つ、物覚えが悪いからだ、最近は歳のせいでさらに進んでいるようで、この分だとそろそろかなりあぶない、

断捨離が出来る人はたぶん記憶力がある人だろうなと思っている、頭の中にストックしておくことが出来て用途に応じて引き出しから引っ張り出すことが出来る人なんだろうな、だから物に頼る必要がない、

さらには選択のできる人だろうな、そのモノの重要度合い、順位を頭の中で決めることが出来る人だろう、

自分はなかなかそれが出来なくて記憶を物に頼ることが多いので結果的に何でも取っておくのでなかなか断捨離が出来ず、整理がおもうようにいかない、優先順位を付けられる力もない


よく雑然とちらかっている部屋(いわゆるずぼらでちらかっているとは違う)でも自分にとっては整理されていて逆に他の人が整理するとなにが何処に言ったかわからなくなる、というのがあるが

かつては自分もそんなかんじだった、が最近は覚えてなくて、何を何処にしまったか忘れてしまう、数日前も、とあるCD-ROMを何処になおしたのか分からずまる二日探し回った、あーぁ悲しいかな、忘却の淵に忘れ去られる自分もあと少しか

それにしてもXP問題、予想以上に深刻みたいだ、



2014年1月9日木曜日

アイム ノット イン ラブ の秘密

10ccの名曲 I’m not in love これがsong to soul であった、ゆったりとしたエレピの流れに沿ってバックコーラスが流れる、とても不思議な雰囲気を醸し出している曲なんだが、



このボーカル、シンセなのか?ボコーダなのか?どうやってこの雰囲気出したんだろうと前から思っていたんだがその秘密がやっとわかった(なんとなく)

その前に10ccというバンド、自分でも10ccといえばこの曲しか知らない、イギリス、1972年というから70年代当初、ハードロックとかプログレシブロックとかが台頭し始めた頃だ、

このバンドジャンル分けというかそれが難しいバンドだ、当然ながらハード系ではなく、プログレでもない、この頃よくわからない不思議なバンドであった、

でこの曲のレコーディングだがこれはテープをループさせて録音、さらに16トラックにピンポンしてなんと624回分の多重録音をしたものなんだそうだ、へー驚きだ、

テープをループさせてってのはオープンリールをあまり知らない自分にはどうもよくわからないんだが、スタジオ中テープを伸ばしてループさせたとか言っていた

途中に入るささやくような声はそのとき居たアシスタントの女の子の声なんだそうだ、

この曲をボーカロイドで再現したっていうサイトがあった、(島村楽器が作ったものらしい)

http://info.shimamura.co.jp/digital/review/2013/07/7049



さらにはボーカロイドメイキング


それにしても当時としては気の遠くなるようなことして作ったんだなー、

2014年1月4日土曜日

今年もよろしく

2014年 今年もよろしくお願いいたします。

昨年押し迫って訃報が飛び込んできた。

大滝詠一氏が亡くなった。解離性大動脈瘤だったということで突然だったらしい、

この人のことはそんなに知っているわけではないが、自然と耳に入ってくると言うか、例えば君は天然色とか思い出はモノクロームとか聞くとまず思い浮かべるのがアメリカンポップス、

特徴的なドラムサウンドとリバーブ感だ、この人の携わった曲を聴くとまずほとんどこのサウンドなので、相当徹底している、

若い頃レコーディング系の雑誌に自宅に完成したマイスタジオのミキサーの前に座って写っている写真を思い出す、

有名どころと言えば松田聖子の風立ちぬかな、一番好きなのは太田裕美のさらばシベリア鉄道だなー、 

一時代を作った人が又いなくなった、

吉田類の酒場放浪記

年越しはBSチャンネルで酒場放浪記を見ながら過ごした、吉田類という俳人が中心になって全国の居酒屋を回るという番組なんだが、この番組結構人気なんだそうだ、

とってもおいしそうに酒を飲み地元の肴を堪能し地元の人とかんぱーい、なんともおいしい仕事だな、自分は下戸なんでなんともうらやましい番組である。

陽水ドキュメント、氷の世界40年

年末井上陽水、氷の世界40年という番組がBSであってた、氷の世界、アルバムで初めてミリオンを記録したアルバムだ、このアルバムの制作秘話だ、

話は陽水がアンドレカンドレを名乗っていた時代まで戻る、なんでも森本レオが名古屋でDJしてた頃ちょっと人気が出て呼んだことがあるそうだ、

しかしアンドレ時代は飛ばずポリドールに移籍、そこに多賀英典というプロデューサーがいた、陽水第一弾断絶、第二段センチメンタル、そして氷の世界、

ここで16トラックのマスターテープが残っているという、このマスターを挟んで対談、星勝、安田裕美らが集まっている、この手法は前回松任谷由美のとき荒井由美ファーストのマスターを挟んで対談したときと同じだ、

まずは帰れない二人、この曲は故忌野 清志郎との合作だ、一行ずつ分けて作ったんだと、そして心もよう、どれをシングルカットするかというときに皆帰れない二人を押したがプロデューサーの多賀は心もようを一人押してこれに決まったんだそうだ、

さすがにプロデューサーの力は強い、この心もよう、元歌詞が残っていた、全然違うんだなー、びっくりした、そういえば前に氷の世界も多賀が歌詞を変えてくれと言われたが陽水はこれだけは替えられないと拒否したとあったなー

帰れない二人ってコード進行に当時のニールヤングの曲に同じようなのがあるとのこと、この曲をなんと安田裕美がギターを弾いて陽水が歌った、これこそ40年ぶりじゃないんだろうか?

おーこれは凄い、このアルバムがあってこそ音楽の世界にのめり込んだ、随分聞いたもんだ、ギターを始めた頃、このアルバムのアコースティックギターを担当していた安田裕美を知った、

当時のポリドールには陽水と同じくして小椋佳がいた、ということでスタッフはほとんど同じメンバーだ、アレンジ星勝、ギター安田裕美、そしてプロデューサー多賀英典、

ギターを始めた頃この二人は凄く聞いていたので当然ながら安田裕美のギターは凄いなーと思いつつ練習したもんだが、(心もようのイントロ、Amのあれ、そうあれだね!)

安田裕美のギターはアルペジオが多い、スリーフィンガーはほとんどない、従って陽水、小椋佳の曲にはスリーフィンガーの曲は極めて少ない、一方かぐや姫の曲には石川鷹彦がいてスリーフィンガーの曲が多い、

安田裕美氏はその後あまり表舞台には出てこなくなった、気がつけば山崎ハコと結婚していてツアーには必ず同伴している、

そんな安田氏と陽水が40年ぶりに帰れない二人をやってるんだからこりゃーもう、大変だ、

録画で見ていたんだがここを過ぎた部分でプツッっと切れてしまった、え?なに?後で調べたら録画ミスで約3/1で切れてしまってた、あーやっちまったよ、再放送してくれー!




Ibanez  AE325-LGS