2009年9月26日土曜日

前途多難

ソロギターのしらべというリットーミュージックのアコギ本のシリーズがある。ギタリストの南澤大介氏の著書が多いのだが、これをやってみようと始めたのが例のヤマハサイレントギターを買ってからだ。CDが付いているのだがこれを聞くだけでもかなりのもんで一つのCDとして出してもいいくらいのものである。


でやってみようとトライしたのはいいが、いやー難しい。まず覚えるのに時間が掛かる。それを指が動けるようになるのに又時間が掛かる、一小節を弾けるようになるのに毎日一時間くらい弾いたとして2週間くらいは掛かってしまう。若い頃ならまだしもこの歳になると覚えるのに一苦労、指がついて行くのに一苦労、という感じ、そしてまがりなりにも弾けるようになってもひっかかり、まっかかりである。

まあ一日一時間程度であればそんなもんなんだろうがギターばっかりに時間を裂くわけにも行かない。DTMの打ち込みも始めた頃は時間が掛かってしょうがないなーと思っていたがそれどころではない。 しかも15分も弾いてると眠くなっていつしか寝てしまったという日々の連続


それでもまがりなりにも弾けるようになったらなかなか面白いもんだ。YouTubeで覗いてみるとソロギターの調べの動画がけっこうアップしてある。一番多いのはルパンか?一人で同じことばっかりやってると煮詰まってしまって続かない。アコギはなかなかストイックな楽器である。はたしていつまで続くやら??

2009年9月24日木曜日

J.T LIVE

又テレビなんだがJ.T.(タバコのメーカーでなくてジェイムズ・テイラー、アメリカのシンガーソングライター)のライブの模様があった。2007年のものだそうだ。ロングヘアーがトレードだったがいまやはげてしまってその面影は無いのだがデビュー当初の弾き語りスタイルは健在である。このライブもアコギとキーボード一人の実にシンプルな構成。故郷でのライブということでかなり気合が入ったと言う感じ

シンプルな構成だがなかなか演出してあって飽きさせない。故郷と言うこともあってか、自分の生い立ちから両親の写真などをスクリーンに映し出しての演出、そしてさすがにアメリカを感じさせるのがユーモアたっぷりのジョーク、そしてちょっとアップテンポの曲になると観客が立って踊りだすのはさすがにアメリカだなー

一番の印象に残ったのがもうデジタルやらうんざりだ、特にドラムマシーンは駄目だと言いながら登場したのが本物のドラムに大仕掛けの自動ドラムマシーン、どういう構造かわからんが機械でドンツクドンツクやるリズムに合わせてなんと拡声器で歌うって言うのがあった。これにはびっくり、

さすがにアメリカの大御所ではある、シンプルなアコースティックスタイルながら最後は総立ちであった。最近は自分もちょっとアコースティックという言葉に回帰している感じである。パフュームもいいんだがやっぱりアコースティックなほうが最近は落ち着くなー

2009年9月19日土曜日

P.P.Mよ永遠に

P.P.M(ピーターポール&マリー)のマリーさんが亡くなった。最近は〇〇さんが亡くなったというのが増えてきた、それだけ自分も歳取ったってことだ。ピーターポール&マリーといえばパフ、花はどこへ行った。500マイルも離れてなどなど、当時フォークブームというのを巻き起こした。時代から言えば一世代前の団塊の世代あたりで、日本でもこの人たちに触発されてどれだけの人がギターを弾き歌いだしたのだろう?

自分が知ったのは当然ながらかなり後になっての事である。そしてPPMといえばギターの奏法の一つスリーフィンガーだ。かぐや姫を聞いていると陽水あたりには無いギターリフが聴ける、赤ちょうちん、22歳の別れ、好きだった人等々、拓郎では人間なんてに入っている花嫁になる君にとか、実は陽水の断絶に入っている小さな手はスリーフィンガーである。陽水では唯一この曲だけだ。

その疑問に当時ヤングフォークという雑誌があったのだがそれの別冊フォークギター教室ってのにこのスリーフィンガー奏法があったのだ。へぇーっこんな弾き方だったのかと感心したものだ。

この奏法に深くかかわってるのがまたまた石川鷹彦巨匠だ。あの素晴らしい愛をもう一度であの素晴らしいスリーフィンガーが聞ける。PPMのスリーフィンガーを日本に紹介したのが小室等だ。それを広めたのは石川鷹彦巨匠だろう。

なんか話がずれてしまったが、PPMのギターを聴いた時は意外とシンプルで丸い音色だなーと思った。PPMの曲には反戦歌が多い。当時ベトナム戦争そして冷戦とアメリカは揺れ動いていた時代だ。その旗頭としてPPMは活躍した。マリーさんは後年日本の拉致問題にも心を動かし活動していたと言う、ご冥福を祈りたい







2009年9月15日火曜日

ホルスト惑星

クラッシックの番組でホルストの惑星を取り上げていた。惑星といえば最近では平原綾香のジュピターがヒットして一般にも広く知れ渡った感がある。自分が最初に聞いたのは富田勲の惑星、あとでクラッシック版を聞いた。

惑星が作られた頃は冥王星がまだ発見されてなくて冥王星がなかった、その後他の作曲家が冥王星を作曲したのがあるというが皮肉にも冥王星は惑星から脱落、結局惑星が作られた頃に戻ってしまった。

ホルストは天体と言うより占星術から惑星を書いたらしい。組曲の配列が火星、金星、水星木星、土星、天王星、海王星、となっているがテレビでは木星を中心に据えることで云々と言っていたがどうも占星術からきてるんじゃないかなー、いづれにせよ木星が中心になってることは確からしい。


その木星だがちょっと牧歌的な旋律はスコットランド民謡あたりの影響ではと言う。日本の曲にはよな抜き音階が良く使われるのだが木星でも”な”抜きになってるそうだ。そしてもう一つ最初の出だし音からフレーズが繰り返されるのだが最後は3オクターブも上がってしまうという。平原綾香は3オクターブもある音域を歌いきるのだなー、すげーもんだ。

もう一つ最後の女性の合唱が入って消え入るように最後は終わるのだが譜面にはかすかに聞こえるようにというような表記があるという。これステージではなんと楽屋で歌って音量の調節はなんとドアの開閉具合でコントロールしていた。これにはびっくり、

などなどあのホルストの惑星がちょっとわかった感があったが、ホルストは惑星をあんまり好きではなかったという説がある。まあホルストと言えば惑星、惑星といえばホルスト、あまりに有名になったおかげでこういうレッテルを貼られるのを拒んだのかもしれない、

とにかくクラッシックでこれだけ宇宙を意識させてくれるのはない。

2009年9月14日月曜日

やっと秋らしく

ここ九州でもやっと秋らしくなってきた。日曜雨が降った。ここでは18mm程度だったがそれでも本当に久しぶりの雨であった。その後昨日今日はここ九州でも最高気温が30度を割り込んだ。

私が住んでいるところは田舎でも回りはマンションやらビルやらで土が見えない。がそれでも秋の虫は鳴いている。か細い土の中で生まれて秋には鳴いているのだからたいしたものだ。

やっと30度を切ったのだが先週まではやっぱり暑くて32、3度という暑さだったのだがさすがに湿気が無くなって一番違うのが空の雲、いわゆる秋の雲、すじ雲やらうろこ雲という秋の雲が現れる。これ
も又不思議なものだ。

2009年9月6日日曜日

新幹線N700系&SL

テレビで新幹線の特集をやっていた。最近の新幹線ってのを知らなかったのだがいやー驚いた。運転士が27歳の女性、二人体制と思っていたら一人だ。一人で270Kmを動かしてるんだなー、そして新幹線のハイテク技術、N700系と言われる車両は東海道新幹線のカーブを減速無しで走ることが出来るという。なんでもカーブになると車体下にエアーが注入されて1度だけ傾斜が付くと言う。この1度の傾斜を付けることでカーブが減速無しにしかも快適に走れるようになったとのこと、一方では車両工場での話、軽い素材のアルミが使われているのだがこの塗装が難しく手作業でやると言う。最終チェックは手である。ハイテクの塊のような新幹線だが一方では日本人のお家芸の手の器用さが生きている。

ここ九州でも再来年には新幹線全線開通に伴って急ピッチであっちこっち工事をしている。
私が住んでいる某最寄り駅でも工事の真っ最中で最近ちょっと行ったのだが矢板であっちこっちかこってあって迷路みたいで参った。又南部に新幹線車両基地が作られているがその大きさにはびっくりした。

一方今年の春からSLが復活した。8620型という古いSLで数年前までSLあそボーイの名で阿蘇を走っていたのだが老朽化のため廃止、しかし廃車せずに小倉の工場で3年の歳月を掛けて復活、今はSL人吉号となって走っている。ひじょうに人気があって席は全席予約なのだがずーっと埋まったままだ。

もしかしたら高架橋は新幹線、下の在来線はSLという新旧鉄道物語が見られるかもしれない。
高架橋はほぼ完成、レールも敷かれている。

N700系
SL人吉号

2009年9月5日土曜日

ビートルズ リマスター

前回ビートルズのこと書いたのだがオールナイトニッポンなどのイベントがあるってことは、そうビートルズ40周年を記念してのビートルズリマスター版が9日発売されるのである。

今までのCD化は単にアナログをCDにしただけだったらしいが、今回は4年の歳月を掛けてジョージマーティン辺りも参加してのCD化という。初期のモノラルのアルバムもステレオ化されてるという。



ネットで先行お試し音源がアップされてたので聞いてみた、おー違うわい、確かにクリアーでレンジがアップしていて、それにステレオに慣れてしまってる自分にとってはステレオ化はなんともありがたい。ネットでの聴取でこのレベルであればかなり面白そうだ。



ボックスセットが3万円、一枚当たりにすると2000円を切る、うーん悩ましい


2009年9月1日火曜日

ここちよい時間

先週車の中でラジオを聴いていたらオールナイトニッポンゴールデンなるものをたまたまやっていた。DJは往年の〇〇(自分より上の世代の人らしく良く知らない)のオールナイトニッポンゴールデン ザ ビートルズ オールリクエスト なるものをやっていた。

今日のリクエストはビートルズの初期から中期にかけてを中心に流れていたが、これがなんともここちよい、ビートルズを知ったのは遅く高校の頃、中学ではカーペンターズがカバーしていたプリーズミスターポウストマンがお気に入りだったのだが、どこで聞いたのだろう ビートルズの原曲を聴いたらなんかうるさいなー、カーペンターズがずっといい、と思いまずビートルズを聴くことは無かった。

高校になってビートルズのレットアルバムとブルーアルバムを誰からか借りた。そしたらおービートルズいいじゃーん!!ってんでこれから聞くようになった。この頃は初期から中期のを集めたレッドアルバムがお気に入りだった。がほどなく時間がたつと初期のはあまり聞かなくなってどちらかというと後期のを良く聞く様になった。


今回オールナイトニッポンでなんとなく聞いていたら初期の頃のもいいなー、なんかひじょうにここちよい時間が流れていった。スタンダードな曲もさることながらちょっとレアーな曲(あまり掛からない曲)でも聞いたことあるなーというのばっかりであったのをみると当時はそこそこビートルズ聴いてたんだろうなー、ということは初期のころのをこういう形で聞いたのは高校以来か?もういっぺんCD聞いてみようかなー                                                             
                                    
エレキ引っ張り出してズームのアンプシュミレーターのVOXアンプを選ぶ、とおービートルズだ、ハードディズナイトなんざかき鳴らすと雰囲気ばっちり、もろにビートルズ初期の音になる。なかなか気持ちいいもんだ。聞くついでに弾いてみるか?
それにしても最近好きなアーティストミュージシャン特集が多いな。しかも過去形がおおくなったなー、それだjけ歳食ったってことか、とほほ…


Ibanez  AE325-LGS