2012年7月28日土曜日

Don't wanna cry

Don't wanna cry GYAOで安室奈美恵のこの曲がアップされていた、久々に聞いた(見た)、安室奈美恵の曲のなかではこの曲だけはなんかすごく心に残る歌だ。


楽曲&プロデュースはこの頃おなじみ小室哲也だ、同時期には華原知美I'm proud とか篠原 涼子の恋しさとせつなさと心強さとかと同じ頃か、このあたりってよく聞いていたというわけではないが売れていたのでなんとなく耳に入っていた。




安室奈美恵といえばアムラーと言われるほど社会現象まで起こったが最近のインタビューで小室哲也から離れて一時騒がれなくなった、そんなとき自分は逆境に立たされた方が力が湧いてくるタイプだと話していたそうだ、

実際聞いてみると小室哲也プロデュースとそれ以降とはずいぶん違っていて面白い。

最近ではアジア一円でも凄く人気があるらしいし、この人の生き方はアムラー以降もなんかムーブメントを起こしそうな感じだなー

ところで小室哲也と言えばやはり初期だが渡辺美里のMy Revolution、小室哲也もまだ駆け出しの頃の作品だ、この頃はFMレギュラーやってて結構聞いたな、それから一枚だけCDribbon持っているが、これは良かった、このCDは又別の機会に書こうか?



同じく小室哲也といえばglobe、DEPARTURESはよく聞いた、こうしてみるとこの頃って自ら聞こうとしてなかったがさすがに随分と耳に残る楽曲だいたい小室哲也がからんでいたりする、


ところで小室哲也例の事件があって鳴りを潜めたかと思っていたらAAAというグループ、なんか小室哲也に似てるなと思ったら図星でプロデュースしていた、相変わらず小室節は健在らしい、



2012年7月26日木曜日

Korg Wavedrum Mini

カホンでユーチューブ探っていたらKORG のWavedrum Miniってのに出くわした。デジタルパーカッションってとこなんだが、なかなか面白そうだ。値段もリーズナブルみたいだし

その前にちょっとは叩けるようにならんとなー


2012年7月25日水曜日

すでに夏バテ

梅雨が明けたら連日35度近い、暑い!!九州電力の計画停電、先週くらいまでラジオでは盛んに計画停電は最後の手段だと言っていた。

梅雨明けの今どうなんだろう?節電、節電、言えばそれなりに実行する人増えるのかな?今のところ計画停電は聞かない

それにしても自分はすでにばてばてだ、一度寝たらなかなか起きれない、やたらキツイ、さらにはここんとこ腹の状態がおかしくて、やっぱ水ばっか飲んでるせいかな?

おまけにというか暑いのには関係ないが、先週からネットが繫がらなくなってあたふたしていた、一回ブレーカーが落ちて復帰したら全く繫がらなくなり、取説見たりネット業者からWiFiルーターのメーカーに問い合わせたりと4.5回連絡し合ってあれやれ、これやれと繰り返しやっとつながった、

それにしてもやっぱ夏は駄目だなー、今から夏バテではほんと秋が来るころどうなってるんだ?

2012年7月22日日曜日

カホンという楽器

カホンと言う楽器を最近知った。最近けっこう目につくパーカッションだ。パーカッションかな?ドラムに近い気もするがまあパーカッションの部類だろう。

楽器屋とかでも最近はぱらぱら置いてあって目にした人も多いかも、最初ただの木の箱鳴らしてるのかと思ったら一応穴が開いていて共鳴するようになっているらしい、又中に弦やら鈴やらつけてあるものもあるようだ。

弾き方はこの楽器に座って股の間から両手で叩く、それだけなのだ、生まれはペルーなんだそうだがフラメンコでも多用されるという

この楽器が目につきだしたのはそうだなーちょっとアコースティックな曲のときドラムだとちょっと派手かなというときなんか合うようでその手の曲で使われることが最近多い、

楽器の感じからしてなんか手作りでも出来そう。後は叩くだけなんだが結構いろいろな奏法があるらしく、叩きながらかかとで音を調節したりする奏法もあるらしい、

ユーチューブ見てみたら凄いのがアップされている。なかなか面白そうな楽器だ、

2012年7月21日土曜日

2012年7月北部九州豪雨

今回の大雨、気象庁は北部九州7月豪雨と命名した。この大雨、14日には福岡県八女から柳川にかけて大雨となった。この日は午前中ここも大雨で12日ほどではなかったが、かなり降った。


この日の雨雲レーダーをずーっと見ていたのだが(俺も暇だなー)本当にびっくりだ、同じ場所にずーっと強い雨雲が停滞している、というより同じ場所に同じように幾重にも積乱雲が発達しているのが手に取るようにわかる。


この日は二つの雨雲の流れがあった、福岡の柳川あたりから八女から大分北部にずーっと雨雲の帯がある、もう一つが南の方で熊本から阿蘇にかけて帯がある


アメダスで見ると八女あたりから山間部にかけての時間雨量が60mm~以上でその状態が午前中ずーっと続いていたのでここかなりやばいぞと思っていたらやはり被害が出ていた。

15日の新聞に同じようなことが12日は阿蘇で起こっている、阿蘇乙姫というアメダス観測所あたりを中心に同じところで猛烈な雨が降り続いた、南阿蘇にあたる高森ではそこまで降ってはいない、

気流の流れ具合と言うか、同じところに同じように気流が流れ込む、大雨が降るこの季節、湿度は90%くらいあって気温も25度以上でとにかく不快、このじとーっとくるいわゆる暖かく湿った空気というやつが上空の寒気に触れると急上昇、結果積乱雲を急激に発達させて大雨が降る、


地形的な部分も多いんだろうが複雑だな、ところで気象庁は今回かつて経験したことのない大雨という表現をした、昨年の台風被害のときの呼びかけ方から短くて皆が警戒しなければという気持ちになるということでこの表現にしたようだが、とにかくよく聞き目についた言葉だ

しかしNHKのドキュメントであってたが、聞きなれない言葉現場には浸透してなくて効き目はなかったようだ。

ところで予報は出来ていたのだろうか、こりゃ甚大な大雨が降るぞという予報、その根拠はなんだったんだろうか、雨雲レーダーから今は数時間後の予知を行っているがそのあたりのデータからかな、

偏西風の動きってのが大雨のときって結構カギを握っているらしいが、今年は春から偏西風の蛇行が大きくて今アメリカでは熱波で穀物がやばそうだ、一方では20km位の狭い地域の予測が必要で難しいそうだ、これはニューステーションのウェザーニュース社の解説であったな、予報にはマクロとミクロ(まではいかないか)が必要と言う。

大雨警報とかって今までの過去の例からするとなかなか出なかったりする、出たときはすでに一部地域では大雨が降り出したときとか多いような気がする、一旦出るとなかなか解除できない、薄日が差してもういいかなと言うときになってやっと解除とかなったりして

今回などは深夜の豪雨、寝てるだろうし、多分起きても裏山が危ないってのはかつて崩れたところならまだしも崩れたことが無ければ大雨の音にかき消されてわからないだろう、

阿蘇でもそれなりに過去に危ないところは砂防ダムなどの処置をしていたと言う、がすべてが出来るわけではない、そうなると避難しかないのだが、

今回の場合多分大雨で起こされて、ちょっと尋常じゃない降り方だ、と思っていたらいきなり崩れてきたというところじゃないだろうか?難しいところだ

2012年7月16日月曜日

マイ・フェバリット・アルバムNo12  AQUARIUS

水越けいこのアルバムにアクエリアスというのがある。当時アクエリアスの意味が分からなかったのだがそのまんまにしていたら後にコカコーラのアクエリアスが発売されてなんか水に関する言葉かなーなんて思っていたが

ちなみにアクエリアスとはみずがめ座のことらしい、ラテン語のアクアリウスの英語読みなんだそうだ。でこのアルバムだが最近なんか聞きたくなってCDを探してみたら中古でなんと5万と言う値が付いている、

レコードは持っているのだがいい音で聴ける環境が無いのでいい音で聴きたいなー、なんかないかなーとネットでダウンロードサイトを探ってみるとアップされている、音質としてはMP3クラスとなるだろうがダウンロードで購入してみた。

アクエリアスで検索するとこのアルバムに関するブログがけっこうあり人気があるみたいだ、だからダウンロードできたんだなー

水越けいこ、最初は朝のテレビ番組に出ていたなー、いつ知ったのか覚えていないが結構聞いていた、そしてこのアルバム、すごくよかったんでこの頃ライブに行った記憶がある。白い衣装だったのは覚えているがあとはまるっきり忘れているなー

このアルバムで一番のお気に入りがタッチ・ミー・イン・ザ・メモリー、アコースティックギターが左右から静かに流れボリューム奏法のエレキギターがスーッと入っていくイントロから始まる、

この曲のエレキギターの間奏とエンディング、自分で勝手に思っているがディレイを使った中では最高だと思っている、なんか漂うような雰囲気、よく聞くと二本重ねてあるみたいだがとても素晴らしい、多分松原正樹あたりじゃないかと思うんだが、アレンジと言いこのギターといい好きだなあー

このアルバムに伊藤かおるという作詞家が多く楽曲を書いている。このアルバムやっぱり最後のトゥー・ファー・アゥエイ、後に谷村新司もカバーした曲だ。てっきり女性と思っていたが最近男性と分かった、さらにオウヤンフィフィのラブ・イズ・オーバーもこの人の作詞と知った。へぇー

水越けいこ、ほほにキスしてとかヒット曲もあるが自分にはやっぱりこのアクエリアスかなー、モノクロジャケットといい曲の構成とかアレンジとか凄くいいなー名盤だと思う、

ところでダウンロードでの音質だが普通に聞く分には全く問題が無い、このあたりの曲はユーチューブにもアップしてあったがやはり音質はかなり厳しい、(それでもふつうに聞く分は問題ないんだが、自分としてはさすがにこの音質はちょっと厳しい)

MP3並みの音質と言うが無圧縮の音との差ってのはあまり感じない、少なくともヘッドホンや小さいスピーカーなら差は全く感じない、同じことは写真でも言えるかもな、無圧縮の写真とJPEGの写真は大伸ばしでもしない限り、普通に見る分はわからないからなー、

というわけで最近なにかとよく聞いているアクエリアスであった。ところで最近歳取ったせいなのか、昔の曲を無性に聞きたくなることが往々にある。数十年聞いていないのにである、それも無性に…困ったものだ

2012年7月15日日曜日

上松美香コンサート行ってきた

上松美香コンサートに行ってきた。一昨日大雨で昨日はちょっと小降りになったが今日はまたまた朝から大雨、その中をコンサートに行く。

今回は自宅から一時間くらいか、ちょっと離れたところでの開催、開演は2時ということで昼前から出て行ったのだが、心配した大雨も午後になるとちょっと小康状態になり薄日もさしてきた。

上松美香と言う人を紹介しておくと、アルパ奏者だ。アルパと言う楽器は南米パラグアイの楽器だそうで、ハープをひと回り小さくしたような楽器だ、ハープみたいに大きくなく多分女性でも持ち運びが出来そうな感じだった。

ハープには半音にするペダルが付いているがアルパには無い、なんでも南米では男性が弾くことが多いそうだ。

この人を知ったのは10年くらい前か、何のきっかけで知ったのかはどうも思い出せない、が前から知っていた、前に書いたキャノン提供の、写真家たちの日本紀行の主題曲が自身の楽曲だ、なんかこれアルパみたいだな、と思っていたら上松美香の楽曲だった。

今回のコンサートはギターとアルパの二人だけのコンサート、ギターは旦那さんらしい、演奏会場はちょっと田舎の会場だったのだがなかなか音響のいいところであった。そしてこのコンサート、PA無しの生演奏、とても素晴らしい演奏だった。

PA無しと言えば今までクラッシックギターの福田進一の教会でのコンサート、PAに慣れた自分にとってはとても新鮮に聞こえた。あとは同じく教会でのパイプオルガンのコンサートかなー、それ以来である、

生演奏ってのもなかなかいいものである。確かに音響的には厳しいので大きい会場では無理だが、今回もそれなり設備の整った広い会場ではあったが何人くらいだろう150人はいなかったと思うがこれくらいまでなら生演奏もなかなかいい、

ちなみにアルパは下の方が共鳴板みたいでそれなりに音がする。ギターの方はガットギターとあと小さいこれも南米の民族楽器らしいギターを二本使っていた。アルパは楽器が大きい分ギターあたりより大きい音がするようだ。

がハープより小さいのでより高い音が印象的だ、又ハープは指の腹で弾くそうだがアルパは爪で弾くのだそうだ。ハープに比べて小さい分早いテンポの曲にも合うようだ。

一番良かったのはやはり良く知っている写真家たちの日本紀行の主題曲、光の記憶だったかなー、あと有名なコーヒールンバは元々アルパの為に書かれた曲なんだそうだ。

今回のコンサート地元主体であったせいか、問い合わせてみたらチケット販売が地元だけみたいだったので送ってもらうことにした。サイン会があったので握手してきたがこの人すごいかわいい綺麗な人だったなー

先週が平原綾香のコンサートで結構凝った試行がされていたのに対し今回は二人だけでPA無しの生演奏、こういうのもいいなーと思うこの頃だ、


なかなかりっぱな建物だった

歴代のコンサートとか講演とかのサインが飾ってあった









2012年7月13日金曜日

かつて経験したことのない大雨が!

阿蘇で大雨が降った。そして甚大な被害が出ている。11日深夜から12日早朝にかけて大雨となる。気象庁は”かつて経験したことのない大雨になる”という表現で注意を呼び掛けていた。

かつて経験のない?そんな表現気象庁するのか?と思っていたら今回が初めての表現なんだそうだ。

結果まさにかつてない大雨、阿蘇乙姫というアメダス観測所のデーターは2時51mm3時106mm4時87mm5時95mm、6時96mmと90~100mm超が5時間も続くと言う異常事態、積算雨量も500mmをたった数時間で超えている。

レーダー解析雨量では時間雨量130mmを記録したところもあると言う。このあたりはだいたい雨が多いところでだいたい梅雨末期の大雨と言うのが毎年一回はあるのだがこんな降り方はあまり聞かない。

結果阿蘇地方や大分竹田などでがけ崩れ、土砂崩れで甚大な被害が出ている。そして阿蘇の下流に位置する熊本市、市内に一級河川の白川が流れている。

その川が氾濫した、私が知る限り30年ほど前に一度氾濫したことがある、防災メールに登録してるんだが朝6時前だったか、最初の避難勧告メールが入る。こんなの初めてだが、メール登録普通のメールと違っていてびっくりした。

メール着信音が設定のではなくて鳴動が自分で止めない限り止まらない、ほーこんなことできるんだと一方で感心しながら、避難勧告は避難指示に変わり範囲は白川流域一帯となった。

朝方下流の方は一度白川を見る機会があり見てきたが堤防まであと1m~2mないくらい、かなりやばいな、と思っていたら中流域ではすでに氾濫しており、取り残された人がヘリで救助という事態になっていた。この状況は30年前よりひどいようだ。

白川は天井川だ、昭和28年に大水害が起こっておりこのときの話は私の親の世代には語り草だ。それほどこのときの被害はひどかったようだ、このときはやはり阿蘇で1日1000mm近い雨量があったらしい、

このときは大雨のさることながら白川の改修がされてなくてしかも阿蘇の火山活動が活発でそうとう阿蘇には火山灰が降っていたと言う、それが洪水というより土石流みたいになったようだ。さらに白川に掛かる橋の橋げたに流木が引っかかってダム状態になったという、当時の写真を見たことがあるがひどいものだった。

今回の氾濫、一時幹線国道の国道3号線も閉鎖されたらしい(白川に沿って走っているところがある)地元ラジオのパーソナリティが3号線が閉鎖なんて初めてだと言っていた。

ちなみに阿蘇の100mm超の大雨、熊本市内は大雨は降ったものの時間雨量30~40mmが数時間続いた状態だった、隣町では100mm以上降ったりしていた。一週間前だったか日田の洪水といい今回の阿蘇といい大雨の範囲は極めて狭い、2,30kmくらいの範囲ではなかったろうか、前線が南下した午後には薄日さへさしてきた。

あとこういう大雨ってだいたい深夜から早朝ってのがおおいなー、ちなみに雷もひどかったのだが、これも面白いことにこの梅雨末期の雷って落雷しにくい、真夏の夕立の雷とは又違っている。なんでだろう?

こういう降り方が多い年ってどうも太平洋高気圧が若干弱いときが多いような気がするがどうなんだろう?

ニュース報道各社見ていたが、ニュースステーション、ウエザーニューズ社からの中継で解説も多かった。ウエザーニューズ社のことは前にも書いたことあると思うが、24時間のBSお天気番組を持つくらいの日本では一番大きい気象会社だ、がここの目玉は会員からのリアルタイムの情報だ、

梅雨末期かつてよく湿舌という言葉を聞いたものだが最近あまりきかないなーと思っていた、北西からの湿った空気という表現が多かった。が今年は結構この湿舌と言うのを使っている。まだ生きてたか、

白川改修はやってはいるもののまだ全然足りない状況だなーというのが今回はっきりしたようだ。あと数時間あの雨の状況が続いていたら市内一円水浸しだったろう。

ユーチューブを探ってみたらこの大雨の状況をアップしたのがやはりかなりの数アップされていた。こういうのってかつてなかったよなー

かつて経験したことのない…そういうのってやっぱり記録ってのが大事だろうなー

白川下流域朝10時ころ堤防まであと1~2m

白川中流域昼2時ころ、この橋の上流、下流で氾濫した、水は引きはじめていた。氾濫跡がある。

P.S.前に氾濫したのが覚えている限り30年前と書いたが、翌日の新聞に22年前に氾濫とあった、確かその頃はここにはいなかったかなー

同じく避難勧告が遅れたのではとあった、避難勧告が出たときはすでに氾濫が始まっていたらしい、

同じく戦後のこのあたりの豪雨災害を列記したのがあったのだが、このあたりの雨量、梅雨末期の豪雨が多いが、場所を違えて意外と起こっている、やはりピンポイント的に豪雨が降りそのあたり周辺ががけ崩れ、土砂崩れ、土石流などで甚大な被害が出ている。

これを見れば今回の豪雨はけっして異常気象だと断定できるということはないようだ、数年スパンあるいは10年程度でどこかで起こっている、ただ個人が経験となるとかつてない~となるんだろうが、非常に珍しいというわけではなさそうだ、


2012年7月10日火曜日

マイ・フェバリット・アーティスト11.ドッグワトソン逝く

盲目のアコギスト&シンガーのドッグワトソンが今年5月に亡くなったそうだ。享年89歳、最後まで現役を続けた

ドッグワトソン、アメリカノースカロライナ出身、生まれながらの盲目であった、デビューは遅く40歳ころと聞く。この人アメリカでは国宝級の人だそうだ、

ネットを検索してみるとブログなどにドックワトソン追悼というのが結構ある、やはり影響は凄かったようだ。
自分が知ったのは高校生の頃か、あの有名なモノクロジャケットのアルバム、ドッグワトソン、デビューアルバムだ、(これが一番知られているみたいだな)

マーチンD-18を手にしている、(アルバムは実際はD-28という説もあるが)そしてやっぱりびっくりはブラックマウンテンラグだ、当時としてはいわゆる速弾きナンバーワン、それも極めて正確でクリアー、あとまあ一発録りなんだろうがとても音質がいい、当時これがマーチンの音かと思ったものだ。

この人フラットピッキングもさることながらフィンガーピッキングも凄い、さらにボーカルも渋い、この人いわゆるアメリカのジャンルでいうカントリーってのとはちょっと違うみたいで、紹介とかはブルーグラスとかアメリカントラディショナルフォークなど書かれていたりする。

高校のときこのドッグワトソンのアルバムを友達が貸してくれと貸したらレコードに傷が入って帰ってきて頭に来たことがある、が今でも自分のお宝アルバムの一つだ、

最近になってユーチューブでやはりこの人の映像を始めてみてやっぱスゲーなーと思ったものだが、肝心のブラックマウンテンラグ、高校からやってはみるものの未だに弾けない、悲し

アルバムはあのドッグワトソン以外にも息子マールワトソンとのライブ盤とかなり古いビデオを持っている。ビデオは中古屋でたまたま最近見つけたものだがモノクロでフィドル、バンジョ、ギターとドッグの歌が入っている、とても貴重なものだ、

話は変わるがアメリカは盲目で有名なミュージシャンが多くいる、スティービーワンダー、レイチャールズ、ラグタイムのブラインドブレイクとか多い、黒人に多いのはいわゆる黒人は差別されていたので環境や食生活に厳しくて盲目が多かったらしい、最近では日本でも辻井信行がクラッシックで有名になったなー(最近CMも出てたなー)

目が見えないってことは耳が唯一の感覚器官になるからやっぱ研ぎ澄まされるのかな、それは多分にあると思うが

ドッグワトソン、凄い人だったなーと思う。アコースティックギターを手に取った人なら一度は通った人だと思う、又生涯現役ってのも良かったなー             追悼



2012年7月9日月曜日

平原綾香コンサート

平原綾香コンサートに行ってきた。昨年行ってからほぼ一年かな、だから結構速く案内が届いていたのでチケットは結構速かったのだが、2階の席だった、まあ前の方は殆どファンクラブ会員かな?

さて一年後は、というとさらにパワーアップして帰ってきたと言う感じだったなー、構成は昨年と同じか、コンサートマスターのベースの人を中心にギターも同じ古谷昌義だった。

昨年やっぱ驚いたのが熊ん蜂の飛行 というクラッシックでも超技巧派の曲をボイスとベースでやってたのが凄い印象的だったのだが、このあたりの感じがさらにパワーアップ、ボイスパーカッションにさらにはタップダンスまで披露、凄いもんだ、

2階席ってひさびさだったが意外と全体を見渡せていいかなとも思えたがやっぱ目が悪いんで表情まではよくわからんなー、

昨年は東日本大震災後ということもあったせいかJupitorはオープニングで喪服姿での登場だった、今回はエンドであったなー、それにしてもいつ聞いてもJupitorは素晴らしいな、あ明日も最後のほうであったなこれも良かった

会場は立ち見もちらほらで満員御礼だった、しっかり自身のプロデュースのグッズも宣伝してたけど帰り随分売れてたみたいだなー


2012年7月3日火曜日

あやうい現実

大飯原発が再稼働を始めた。最近NHKアーカイブスで原発の核廃棄物と原発自体の廃棄を取材した番組の再放送があった。

一つは昭和60年頃、もう一つは2004年頃の放送だ、これを見ていたら、原子力の利用は相当に危ういところで稼働しているという現実だった、原子力は夢のエネルギーに見えるが核廃棄物という厄介なものが残る。福島原発でも出てきた使用済み核燃料プールというところにあるものだ、

昭和に放送されたのは使用済み核燃料を青森県六ケ所村に再処理工場を建設しようと言う計画に対してなかなか事が進まない様子を取材したものだ、

あと外国の廃棄になった原発の解体作業、放射線が計測されなかったがれきは普通のがれきとして処分されている。日本でも実験的原発を解体、日本では全ての施設が核廃棄物として処分されたが実験原子炉でも凄い量になったそうだ。(1万Kwと言っていたから今の原発の100/1くらいか)

さらに使用済み核燃料、プルトニウムが出来るがそれを再使用するという高速増殖炉、日本ではもんじゅが有名だがこれがナトリウム漏れなどトラブル続きでまったく活用できない状態、結局再利用もできない,

このプルトニウム、炭素は燃えたら灰になるが、ウランを燃やすとプルトニウムが出来る、このプルトニウム自然界にはほとんど存在しないもので容易に核分裂をする、灰が又燃料になるのだ、ところがとても厄介者で扱いがとても難しい、

昭和の番組又2004年の番組、こうして過去の番組を見て思うのは全く原子力に関しては進展がないということだ、利点ばかりが強調されて裏の部分はほぼ隠蔽されていたとしかいいようがない、

スリーマイル島やチェルノブイリの原発事故、大きな事故が過去起こっているが対岸の火事としか受け取っていなかったようである。日本でも東海発電所での臨界事故など起こっている。

武田鉄也の三枚おろしというラジオ番組がある。原発事故のことを話していたのを聞いてみた。日本は唯一原爆被害を受けた、東宝映画ゴジラ、ゴジラは第一話はとても凶暴で怖い、放射能を受けて突然変異を起こした怪獣という設定だ、それがいつしか日本を(地球を)守る怪獣になった、宇宙怪獣キングギドラの侵攻に対抗していく。

同じころ鉄腕アトムが大人気、名前はまさにアトム、妹はウランちゃんだ、原子力は未来を切り開く夢の存在になった、

この原発ってやつは稼働を止めたからOKというわけにはいかない、使用済み核廃棄物は残ってるし、これはそのまま放置と言うこともできない、廃炉というとこれまたとてつもない時間と費用が掛かる、

東電のHPに原発のことが載っている。原発事故以前に作られたものだろうが、それだけ見ると絶対安全みたいに思ってしまう。しかし事故は起こってしまった、

古代人類が火を手に入れた、最初は落雷とか山火事とかの自然現象で発生した火、他の動物と同じで怖いものだったに違いない、しかしある程度の距離を置けば暖かいことに気づく。これで寒さを防げる、そして摩擦を起こせば火が起こることを発見する。あっためる、お湯が作れる、消すには水を掛ければ消える。人類は火を制御する術を手に入れた。

火に直接触ることはできないが距離を保ちながら利用することで膨大な利便性を得ることになる。遂にはそれを動力に替えることも発明する。
しかし一歩間違えば物も命も失ってしまう、火の用心、火の用心、
原子力はどうだろう?手に入れたものの消す術を知らない、人間も体内で燃焼している。酸素を吸って二酸化炭素を排出している。燃やす原料は炭素だ、

放射線は地球にとってはやっかいだ、地球は水が液体でいられる奇跡とも思える距離にある。太陽から有害な宇宙線が飛んでくるが地球も磁石みたいになっていてこれがバリアになって地上に来ないような構造になっている。放射線は人にとって有害である。自然の摂理は偶然にも直接浴びないようになっている。

前にも書いたが原子力は人類は制御できてないというのが事実だ、このことは原子力について知れば知るほど、こりゃだめだと思ってしまう。

いいとこばっかり表に出て裏の部分は全く表にはでていなかったのである。さらに数十年前の状況と今はほとんど変わっていない、まだまだ手におえるものではないようだ、

さてここ九州でも計画停電なるものが予定されている。真夏は九州でも10%くらい足りなくなる可能性があると言う。いよいよ現実味を帯びてきたエネルギー不足だが

九州に住んでいながら自分はめちゃめちゃ暑さに弱い、だいたい夏を過ぎる頃にはぐったり状態だ、若い頃水不足で夏場断水が続いた経験がある。夜9時まで水が出ないのだ、この頃は若い頃で仕事も帰りが遅かったし、まだエアコンってのが一般的でなかった、でも風呂に入れないのは困ったが、若さとまだ楽するっていう経験が無かったからなー

一度楽をするとなかなか戻れない、最近はエアコン入りびたりだし、若くないし、夏は弱いし、はてさて乗り切れるのかなー?

2012年7月2日月曜日

アーティスト、斉藤和義

NHK BSでアーティスト斉藤和義があった。例の家政婦のミタの挿入歌、やさしくなりたいで一気にメジャーになった人だ、

名前だけはポンキッキーの歩いて帰ろうで知ってはいたが後は聞いたことは無かった。デビューは27才と遅く、メジャーになったのはここ数年だろうか、CM挿入歌で話題になったのが多い、

最近ではオダギリジョー主演の家族の歌の挿入歌 月光だな、このドラマ途中から見ていたがなんと視聴率が取れず2話ほどカットされて終わってしまった。オダギリジョー扮するロッカーはまさに斉藤和義か?

メジャーになったがこの人のスタンスは若い頃から全く変わっていない。まさに歌うたいのばらっどの中の”ほんとうのことは歌の中にある”を地で行く人だなーって感じだ、



この番組では一つのCMソングを作る過程を追っていた、スタジオにこもって作り続ける、最初は何もないと言っていた。スタッフはいるのだが驚いたのは全て自分でやってしまうことだ、曲つくり、アレンジ、楽器演奏、ギターベース、ドラム、キーボード、パーカッション、マルチプレイヤーである。

今年46歳、なるほどなー、この人の場合シンガーソングライターだがどう見てもバンド形式、ロッカーだ、しかしバンドを組んでいたわけではない、

勝手に思い込みだがこの世代っていわゆるマルチトラックレコーダーが全盛時代を経験してる世代じゃないのかなー、自分が若い頃マルチトラックレコーダーが出てきた、ちょうど出花だ、タスカム144っていうのが最初じゃなかったかなー、4chを多重録音できる、ピンポンの術でもっと出来る。スタジオでしかできなかったことが自宅で出来るようになったのだ。

某○○オフが出来てジャンクコーナーにこれでもかというくらいマルチトラックレコーダーが並んでいてびっくりした。こんなに売れていたのか、音楽に興味がある人はとりあえず買ってみたという代物だったらしい、それほど低価格に身近になっていたと言うことだ

そんな世代になるのかなーという気がする。まあそれでもいろいろ楽器を扱えるのは器用なんだろうなー、映像では淡々とレコーディングする斉藤和義の姿が捉えられていた。最後にキーボードを弾きながらちょっと違うなー、ミニシンセもってきてと言って持ってきたのがミニコルグ、ギターにしろベースにろ大量の楽器をスタジオに持ち込んでいる。パーカッションもあれでもないこれでもないとやってみる、3日間ではあったが妥協はしないって感じ、

本人も大変だろうが(いや楽しいか?)周りは大変そうだなー、この人の歌詞ってほんとダイレクトで素直だ。おつかれさまの国なんかなんか泣かせるなー


この人くらいの年齢っていわゆるアラフォー世代ってなるのかなー、他に福山雅治とか布袋 寅泰もこの世代かなー、思うに自分の世代ってあまりミュージシャンって聞かない、

よく書いているが陽水とか拓郎とかいわゆるフォークから中島みゆき、松任谷由美などニューミュージックと言われるところに大物っていっぱいいる、50代後半から還暦過ぎてくらいかな、

その後は一度なんか落ち込んでいると言うか40代後半から50代前半、自分たちの世代ってあんまり声を聞かないなー、そして自分の一つ後の世代から又ばーっと出てきてる感じがする。

おっと又話が脱線した、斉藤和義、アコースティックギターはギブソンJ-45、ブラックボディに白のピックガードはトレードマークだなー、アコースティックギターマガジンでJ-45特集があってコメンテイターにこの人が出ていてなかなか面白かった。こういう人がメジャーになるってなんかうれしい

2012年7月1日日曜日

篠山紀信展 写真力

これまたこの田舎では珍しい篠山紀信の写真展が美術館で行われると言う、しかも初日、本人が来館、講演会があると言うので行ってみた。

篠山紀信、このブログでも何度か登場している名前だ、言わずと知れた日本を代表する写真家だ、
会場はさすがに大盛況、立ち見も大勢で自分も立ち見となった。

美術館というところで写真展をするってのは初めてなんだそうだ。多分自身大衆とかの立ち位置にいたいという気持ちがあるんだろう、いわゆる芸術という枠にはまりたくないと言う想いがあるみたいだ

講演会はさすがにこなれたと言った感じでジョークも多くしかも今回133点が出品されていたと言うがそれをプロジェクトに映し出して撮影のシチュエーションもありのなかなか面白かった。

自分が篠山紀信を知ったのは前にも書いた通りアイドルを連載で綴っていたGOROという雑誌だ。ここであの宮崎美子の話も出てきた。宮崎美子、最初は週刊朝日という雑誌の表紙を飾ったのが最初だ、

当時新聞配達をしていてしかも朝日新聞だったので週刊朝日も配達があった、その時やはり鮮烈に残ったのが宮崎美子が表紙を飾ったときだった、はっきり覚えている。その後は例のミノルタのCMで大ブレイクとなったのは皆が知るところだ

あと有名どころでは宮沢えりのサンタフェという写真集、当時宮沢えりのお母さんがいつも付き添っていて、この若いときにヌードを撮りたいねーと冗談で話していたらお母さん、じゃ来週やりましょうかとさっさと話が決まってしまったと言う。

会場にはジョンレノンの最後のアルバムダブルファンタジーのジャケットを飾った写真がでかでと展示してある。このアルバムの写真、オノヨーコから依頼があってニューヨークで撮影したそうだ。数年前オノヨーコ自身を撮影したのをオノヨーコがとても気に入っていて同じ場所であのシーンを撮影したそうだ。奇しくもアルバム発売一か月後レノンは凶弾に倒れる、篠山紀信にとっても代表作になってしまったとのことだった。

最近ではAKBも良く写している。やっぱり惹かれるものがあるんだろう、本屋で立ち読みしてるとあまり見ないカメラ雑誌の表紙にふと目が留まることがある。だいたいこれが篠山紀信だったりすることは往々にある。

数年前東京の公園で撮影したのが公然わいせつ罪かなんかで略式起訴されたときもあの写真目に留まったなー

最後に質問コーナーがありこれがなかなか面白い、発想とかひらめきってどうやったら?という質問、回答はわからない、まあ才能でしょうな、なんて言ってたが、自身若い頃カメラで食っていこうとは考えていなかったそうだ、志望校に落ちて日大芸術学部に入ったがここではあまり大したこと教えてくれなくて一方で専門学校に行ったそうだ。

大手広告会社からカメラマンの求人で就職、だいたいこの世界は最初助手から始まるのが通例だが助手だったらやらないと言ったそうだ、それでも若い頃は紆余曲折あったと言っていた。

真似はするべきか否かという質問、若い頃は大いに真似するべきだと語っていた。真似したいと言うのはその写真に自分が何かを感じたからだから真似はどんどんやって自分のものにしなさいと言っていた。

仕事以外で写真を撮りたいと思うことはありますかとの質問、仕事以外ではとてもじゃないが撮る暇がないと言う、考えたこともないと言う回答だった、さらにはとにかく動いていたい、その為には裕福になったら駄目だなーと言っていた、いわゆるハングリー精神ってやつか

今までこれはという印象に残る写真ってありますかという質問、答えは無いというか全部というか、とにかく写すときは今前にいる事象(人)をいかに写したらいいのか、一番を引き出すにはどうしたらいいのかを考えているのでどれがということは言えないと言う回答だった。

こうして聞いているとやっぱ日本を代表するような人って才能もさることながらどん欲だ。ものすごいのを感じる、或る意味スポーツの勝つっていう意味ともつながることかもしれない、スポーツの場合は勝ち負けがはっきりするが、こういう世界は勝ち負けってのはその人の個性と言うか執着と言うかその強さのような気もする。

話題に上ったりした写真なんかだと自身でも皆にこれ評判良いんだ、いいだろいいだろとフレまくると言う。

今回の講演、なにか作りたいクリエイティブにと思う人は写真に限らずすごく啓発されたんじゃないかなー、とりわけ若い人は凄い刺激になったんじゃないかなーと思える講演だった。

さて写真展のほうだが、ブースが5つに分かれている。最初がもうなくなってしまった人のコーナー、次がいわゆるスター芸能人、次がスペクタクルと名付けられた歌舞伎やディズニーなど次がボディ、最後が東日本大震災の被災者を写したコーナーとなっている。

写真は大きいもので畳6畳くらいに大伸ばしされていて迫力満点だ、こうして見てみると大きさって印象が変わるもんだなー、とにかく本人の話から写真からなかなか充実の時間だった。







Ibanez  AE325-LGS