2021年1月28日木曜日

音響ハウス

 2021年も始まったが、相変わらずの新型コロナ禍の昨今、緊急事態宣言継続中、

そんな最中音響ハウスというドキュメント映画見に行った、

音響ハウスとは銀座にある老舗の音楽studioらしい、



佐橋佳幸(ギタリスト)、飯尾芳史(エンジニア)の両名を中心にインタビュー形式で進んでいく、佐橋佳幸と言う人はラブストーリーは突然に、の印象的なギターの出だしはこの人なんだと、

登場するアーティストは凄いメンバーで高橋幸宏、井上艦、坂本龍一、大貫妙子、佐野元春、矢野顕子、デビット・リー・ロス、松任谷由実、松任谷正隆、葉加瀬太郎、等々蒼々たるメンバー、

ちょっと年配の人登場、メインのメンテナンスをやっている人で長年手がけているそうだ、同じ時間出社同じ時間退社、所謂裏方さんだが、この人がポスターのモチーフに登場している、

皆思い入れのあるstudioであるが、一言に言えばやはり日本のスタジオ、癖のある音響では無く、高次元でフラットな癖のないスタジオらしい、

CM音楽作成にも多く使われているらしく、坂本龍一、忌野清志郎のいけないルージュマジックもここから誕生したようだ、

印象に残ったインタビューをいくつか、
松任谷正隆、アナログからデジタルに移行したときは戸惑ったと、24chのアナログで録音それをマスタリングでデジタルに、24個のマス目の箱にきっちりはめ込んだのをバラッと広い場所にひっくり返したような印象だったと、
大貫妙子、録音してブースに戻りプレイバック、アナログテープは巻き戻しに時間を要するがその間、ちょっと心を落ち着かせる、そんな時間が無くなったと、

やはりアナログからデジタルへの移行は衝撃的だったんだなー、
同じく松任谷正隆、スタジオでの録音の意味について、自宅でなんども録音、どうしても旨くいかない、その後アメリカのスタジオで録音、すんなり旨くいったという、

今は宅録とか多くなってるが一番の問題は環境が変わらないから煮詰まると厳しいだろうな、そういう意味でもスタジオでというのは大きいんだな、

後半HANAという13歳の娘をボーカルにバックはドラム高橋幸宏、キーボード井上鑑、バイオリン葉加瀬太郎、ギター佐橋佳幸、バックボーカル大貫妙子など蒼々たるメンバーでレコーディング、凄すぎ、



こうしてみるとアナログからデジタルへの移行ってのは凄い変革だったんだなーと感じる、
今NHKでひゃだ×体育のワンルームミュージックってのをやっている、第一回のゲストは今ブレイクしているyoasobiほとんどが打ち込み、あと今のは映像ビジュアルの効果が大きい、

ワンルームでも世界を席巻出来る時代、それにしても今の若い人ってワンルームも出来てダンスも出来てとか器用だなぁと感じる、

こうしてみるとスタジオってのもその存在意味も変わってくるんだろうな。

Ibanez  AE325-LGS