2011年10月10日月曜日

マイオーディオ遍歴2

前回の懐かしいカセットデッキ発見からちょっと昔のPHOTOをひっぱり出してみた。
TC-K55と再生専用デッキこの二台でピンポン録音
にはげんだ、右はリスン1000のベルトドライブプレーヤー
TRIOのアンプ、ソニーの堅い音質から柔かい音質へ、この音の違いにびっくり、ちょっとアンプに興味が湧く、しかし今見るとUVメーター付きでかっこいいなー
上から名器サンスイのAU-D707F、今でも健在、中段は
ソニーの二代目デッキ、型番は忘れた。一番下はソニーの
チューナー、でかい、当時はFMエアーチェックがさかんで、よく聞いたものだ、二連メーターが懐かしい。真ん中はビクターのグライコ、ほとんど使うことはなかった。
初自作スピーカー、フォステクスのFE103という10cm
径のシングルコーン、これは今でもあるなー。上はボーズの101Mこれはさすがにボーズ、音が暑い、いや厚い、(これは借り物)
当時の自作スピーカーそろい踏み、ソニーのパッシブ型スピーカーはツィーターがしょぼかったのでドーム型に変えてみた。白いのはコーラルの16cmシングルコーン、その下は本格的ツーウェイスピーカー(フォステクス製)、ここではホーン型ツィーターがついている。よー作ったもんだなー、今ではとても…
ツーウェイスピーカー、ウーファーは20cm、ここでは
ツィーターはドーム型がついているのを見るといろいろ
やっていたようだ。記憶にはアッテネーターが失敗、音は
低音バンバンで良いんだが中抜けだった。バスレフの穴どうやって開けたんだろう?(たぶん回し引きのこでせっせこと切ったのだろう)
自作4chミキサーと左はサブミキサー、当時自作の集大成、右下は自作スプリングリバーブ、ミキサーとリバーブにはあーでもない、こーでもないと凝ったものだ、右下に見えるのはパラメトリックイコライザ、とたぶんヘッドホンアンプ、よーこんなの作ったものだ。(その割にはたいしたことないんだが)
右は自作ギターアンプ、何故かツィーターが付いている。
スピーカー上はマイファーストシステムコンポ、リスン1000
のアンプとパッシブ型スピーカー、一番下は自作分の電源
供給ボックス、ちなみにちょっと前に押入れから出てきたので通電したら感電した。
危ない
危ない…

思い返すと当時は時間があったのでこういうのに費やす時間が十分にあった。もうこんな日々は来ないだろうなー

それにしてもオーディオっていつの間にか姿を消したなー、当時は大型家電店は専用のブースがあってJBLとかいっぱいあったなー、今ではあってもほとんど限られたところか次に行ったら無くなってたりしてさみしい限りだ。

しかしリサイクルショップに行くと大型のスピーカーとかマッキントッシュなんぞのアンプがあったりしてしかも積み上げられたりしてるのを見るとあるところにはあるもんだなーとも思ってしまうが…

2011年10月7日金曜日

懐かしいカセットデッキを発見

某有名リサイクルショップでSONYのカセットデッキTC-K55を見つけた。自分が若い頃初めて手に入れたカセットデッキだ、もう30年くらいなるんじゃないか?動くんだろうか?

カセットデッキに関してはほぼ一貫してSONYを使っていた、このデッキと再生用カセットデッキの二台でピンポン録音の多重録音をやったりしていた。

当時SONYはポータブルカセットデッキのデンスケがかっこよくて、しかもフェリクロムなんていう高音質のテープまで開発したりしていた。友人がソニーを買ったこともあり聞かせてもらうとやっぱソニーだなと決めていた。

実際他社のをいくつか聞いたがそのころはソニーは先行していたように思う。ただナカミチとかTEACもあったがこのあたりはちょっと高くて聞く機会がなかったんでよくわからないんだが…

ちょっとオーディオ遍歴をたどってみようかな、最初にステレオを買ったのがSONYのリスン1000、このころシステムコンポというメーカーのシステムで組んだオーディオが主流だった。プレーヤー、アンプ、チューナー、スピーカーの4点である。リスン1000はソニーのシステムコンポの一番下位のモデル、あとで不満がたらたらにはなってしまったがそれでもマイファーストステレオでよく聞いたものだ、

スピーカーが結構大きく20cmのウーファーが二つ付いている、合計で40cmこれだけあれば重低音がというところだがそれほど出ない、というのも一つはパッシブラジエーターというコーン紙だけのウーファーだったのだ、今はこの方式はない、というのも今考えれば当然だが箱の中は密封なので一つが前に出れば一つは引っ込むのである、ということはお互い打ち消しあう位相差が生まれるのでいい方法ではない、

アンプは今にして思えば音が固く、線の細い感じ、ちょっと歪も多かったかなー、のちにトリオのアンプを中古で買ったのだがびっくり、音は甘くゆったりしている。これほどまでにアンプで変わるものかとびっくりした。のちにトリオも手放して当時絶大な人気のサンスイのAU-D707Fを中古で購入、いまでも現役で鳴っている、
 

サンスイというメーカーも2000年には残念ながら消滅したらしい、サンスイのアンプになるとこれはさすがとしか言いようがないなー、トリオの音の甘さがぐっと引き締まったような力強さがくわわったようなそんな音だ。まあ解像度という点では厳しいかもしれないがいかにもアンプ、しっかり増幅してますよーという感じだ、というわけでいまでも手放せない、

それでもリスン1000では随分聞いたものだ、あの頃聞く音楽すべてが新鮮で面白かった、カセットデッキに話を戻すとTC-K55以降UVメーターがピークメーターに変わったカセットデッキを手に入れた、カセットデッキはヘッドの汚れや摩耗であまり耐久性がない、メカの部分も多く故障もしやすいのであまり持たない、当時のカセットデッキはそういうことでもうないのだがそうなるとカセットが聞けなくなるので今はデノンの3ヘッドのカセットデッキがなんとか動いている。

それにしてもあの頃、クロムテープがいいとかメタルテープとか出てきたりして、あと高音のヒスノイズを減らすのにドルビーBってのが出てきてその後Cが出たりdbxとか各メーカーの独自のが出たりしてにぎわってたなー いまやデジタルになってCD音質を落としたMP3なんかが携帯プレーヤとかの主流だけども当時のカセットテープの音質と比べると雲泥の差だ、しかもiPodみたいに超軽量に…、こんな時代が来るとは

そういえばiPodの生みの親スティーブジョブ氏が昨日亡くなった。アップルコンピューター、iPodにiPad、iPhoneと生み出した革命的な天才が亡くなった。今後はデジタル世界も減速するかもしれない。

自分にとってこの人の大きな功績の恩恵を受けていることがある、CDのコピーが出回りメーカーはこぞってCDにコピーガードをかけ始めたころiPodが大ブレイク、コピーガードをかけたCDは売れないという逆転現象が起こった、今やCDにコピーガードをなんて話は全く出ない、

話を戻すか、数年前ソニーのTA-333EXというこれも名器と言われるアンプをリサイクルショップで買った、その前にケンウッドのアンプを買った。聞いてみるといづれもいい音だ。とりわけソニーはお気に入りだ。ファーストアンプが固い音という印象があってソニーの音には躊躇したところがあったがTA-の音にはがらっと印象が変わった、ちなみに今愛用のヘッドホンはMDR-Z600という密閉型のヘッドホンだが音の作りはよく似ている、(同じメーカだから当たり前だが)これも又よく使っているヘッドホンなのだがフラットかつ芯のある音で気に入っている。しかももう5.6年使っているが壊れない、そうとう酷使しているのだが、

久々に見かけたカセットデッキに自分のオーディオ遍歴がふーっと横切る、あの頃はカセット全盛で、プラス多重録音なんてのを知ってのめり込んでたなー、それにしても時代は変わった、おっともう一つスピーカーの遍歴が…は次回に回そう

Ibanez  AE325-LGS