2010年2月14日日曜日

シーガルギター

シーガルと言うメーカーのギターを手に入れた。シーガルと言うとちょっとややっこしくて愛媛にシーガル弦楽器工房という塩崎氏が作ってる高級ギターとカナダにあるシーガルという楽器メーカーの二つがあるのだ。こちらは海外製だが有名なゴダンの傘下にある中級ギターのメーカーである。手に入れたのはカナダ製シーガルのギター、品名はパーフォーマー・ミニジャンボ・CW GT QⅡと長い。

アゴギにちょっと詳しい人だとシーガルと言えば愛媛の塩崎氏を思い浮かべる人が多いかなー、ネットで検索するとカナダのシーガルの通販が一杯出てきてかなり幅広く出回っているモデルではあるようだ。とはいえ中級ギターに属するかなー、価格帯は6万くらいから12.3万といったところか、

このギターに興味があったのは最近ちょっとお気に入りのベッピーノ・ディアゴシスティーノというギタリストがシーガルばっかり使っている。当然特注品ではあるが、形はおんなじ、

アコースティックマガジンに出ていた記事ではちょっと癖はあるがまあ価格相応悪いギターではない、 ってな感じでの書き方。当然ながら中古やで見かけたのだがいざ弾いて見ると結構いい感じだ。
面白いのがピックアップ、どうやらコンデンサーマイクとピエゾのミキシングらしい。ゴダン独自の開発らしい。サイドカッタウェイはハイポジションが弾きやすそう。そしてなにより中古で安かったのだ。

ってんで購入を決定、面白いのがケース、なんと発泡スチロールをそのまんま加工してある。やたら軽い、びっくりだ、これならコストと機能性が両立している。考えたもんだ。軽いのはいいんだが、ガツっつ とやったらぼっこり行くだろうなー、まあそんなに取り回しするわけでは無し、自分にとっては軽いってのは使いやすい。(ちなみにマーチンのケースは頑丈だがやたら重い。)

さて肝心の音なんだが比較的高域が特徴の音である。ある意味胴鳴りって感じではないんだが、トップはシダー単板、バックは聞き慣れないアメリカンワイルドチェリー?シダーという木は結構マイルドな音質になる傾向があるからコレを考えるとワイルドチェリーってのは結構硬い素材なのかなー、と音質から感じるが、中音にちょっと癖がある。が高域がハッキリしていてあまり自分の持っているものの音にはないものでレコーディングには音が乗りそうな感じだ。高域はハッキリしているがだからと言って硬い音ではない。多分シダーの効果が大きいのかもしれない。

この手のギターってアコギでは結構現代的な音である。最近人気ではモーリスがいいのを作っているしプロも中川イサトとかかなり幅をきかせているのだが楽器屋あたりで弾いた感じではあまりしっくりこなかった。

さてピックアップなんだがピエゾはかなり癖がある。高域が強すぎる、相当に硬い音質になる。コンデンサーマイクとのミキシングはなんか全然変わらない。マイクなんでマイクに向って話してみると入るんで効いてないわけではなさそうだ。が全然音質変わらん、壊れてるのかなー?不明、とにかくそのまんまのラインではちょっと難しそう。

問題がある。若干の順反りと低音がひびる、順反りはすぐ治るだろうが、ヒビリはちょっと問題だ。もしかしたら前にあった力木がはがれかけてるのかもしれない。わからん、リペアーに金掛かるかもしれない。それにしても弾けもせんのに又増えてしまったなー


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Ibanez  AE325-LGS