2013年7月27日土曜日

最近のテレビから

またまたNHKねたなんだが、やっぱり最近はまったのが「あまちゃん」だ。「げげげの女房」以降見てなかったが、なんか人気あるらしいってんで途中から見出したらいやいや面白い、

今週前編が終わったと言うところで全編の総集編があった、この物語、毎日15分間なんだが、なんか随分濃くて30分番組でもみているような気がする。

当たり前だが終わりは「次はいったいどうなるんだ??」というちょっとはらはらする場面で終わる、ドラマなんだがなんかジェットコースターでも乗っているような感じで見ている、まさに「じぇじぇじぇ!」なんだ、よく考えるもんだなー

このドラマで薬師丸ひろ子が女優の鈴鹿ひろみ役出ているが、設定ではチョー歌下手なアイドルとして登場している、セーラー服と機関銃のころはあまり気に留めてなかったが歌を聞いてびっくり、めちゃくちゃうまい、一時期ハマったなー、

この人ほどリバーブ(残響)が決まる人はいない、声の帯域がちょうど残響の響く部分とぴったしマッチするためだと思うんだが、すーっと遠くに消えていくような、これだけ心地よいリバーブの掛かった声を他に聞いた人はいない、

あと小泉今日子が母親役でしかも久々に歌ったりしていて話題だが、キョンキョンといえば、「迷宮のアンドローラ」と「ヤマトなでしこ七変化」この二曲は忘れられないなー

もう一つは大河ドラマ「八重の桜」、山本八重(新島八重)のフィクションなんだが、こちらも前編が終わって、遂に会津藩は若松城を開城した、

幕末、明治の会津といえば今まで白虎隊くらいしか知らなかったが、なんともこんな壮絶な戦いがあったとは!

まず新撰組が会津藩預かりと言う形で編成されたと言うこと、その会津藩という土地柄、ここは徳川秀忠の子、保科正之が収めたと言うこともあって徳川色の濃い土地柄、

武士の子供は徹底して教育がなされた、什の掟―じゅうのおきて(ならぬことはならぬものです)は会津気質をよく伝えている、それゆえか会津藩は幕末京都守護職をまかされることになるが、

歴史の流れは残酷なもので朝廷を守るために心血を注いだ結果が朝敵という汚名を着せられることになる、しかも新政府軍は京都で対峙した長州、薩摩軍である、

朝敵のままで屈することは出来ない、新政府軍と真っ向対決となってしまう、それは会津全土が戦場になってしまった、
幕末、維新と戦いはあったものの、戊辰戦争にしろ一般民衆も巻き込んだ戦いはなかった、江戸は無血開城で明け渡されたし、これだけ壮絶な戦いは他になかったんじゃないか?

それにしても八重という人、当時としてはとにかくぶっ飛んでた女性だったらしい、前編は鉄砲使い上手な男勝りの女性、そして後編は運命的な出会いの新島襄が登場するらしいが、今後が楽しみだ、




2013年7月18日木曜日

アニメ遍歴などを…

前回アニメのことを書いたついでにちょっと自分のアニメ遍歴なんぞを振り返ってみた。

テレビが普及しだした60年代中期、物心ついた頃にあったのは白黒ブラウン管テレビ、アニメでは宇宙少年ソランなんてのがあった。なんかの懸賞でソランに出てくるペンダントが当たって宝物のように大切にしていた記憶がある。壊れても接着剤で修理していたなー、鉄腕アトムもなんかおぼろげながら覚えている。

アニメではないがウルトラQ、今見てみるとモノクロってのが強烈だなー、ウルトラマンの初期の頃は我が家はまだ白黒テレビだったような気もするんだが記憶にない、その後ウルトラマンには没頭することになるが…おっと今回はアニメの話だ

小学校の頃体育館でときどき映画が上映されていた。その中で強烈に印象に残ったのが「長靴を履いた猫」ラストの魔王から追っかけられるシーンは自分をとりこにした。当時は珍しくレコードも買ったので(今でも持ってる)相当入れ込んでいたのだろう。
そして長靴~の原画を担当していたアニメーターの中にあの宮崎駿がいた、


テレビがカラーになりこの頃印象に残っているアニメと言えば「トムとジェリー」、テンポのある動きとそれに同時進行の音楽がとても面白かった、そーいえばほとんどせりふがなかったなー

テンポのあるアニメといえば手塚治虫の「悟空の大冒険」 日本にしては珍しく映像と音楽ががっちり結びついたアニメで面白かったなー、同じく「リボンの騎士」はよく見ていたなー、かぐや姫がまだメジャー出なかった頃の最初の主題曲をハモっていた、「海のトリトン」も好きだったなー、そーいや「不思議なメルモ」もよく見ていたなー、メルモがお母さんになる姿が色っぽくて見ていた気もするが?

あと永井豪、「デビルマン」、「マジンガーZ」、「キューティーハニー」といずれもよく見ていたが「どろろん閻魔君」は好きだったなー(主題歌はたしか中山千夏だった)、そーいえば「ルパン三世」もよく見ていたなー

それから竜の子プロ系「タイムボカンシリーズ」に「ガッチャマン」、不二子不二男の「オバQ」から始まって「パーマン」、「怪物くん」、「ドラえもん」まで、でもドラえもんはあまり見なかった、オバQのキャラは好きだなー

おっと忘れてならないスポ根もの、やっぱ「巨人の星」、「あしたのジョー」 「いなかっぺ大将」もあったな、こうして振り返るとこの頃のアニメはほとんど網羅していたかも?

そして宇宙戦艦ヤマトの登場となるんだが、最初は知らなくて途中から見出した、これが「おとこおいどん」の松本零士がからんでいると知ってびっくりした、ヤマトはご存知のとおり続編が次々と作られたが、さらば~まで見たかなー、同じ頃あの「アルプスの少女ハイジ」が大人気、このあたりのシリーズもなんかよく見ていたなー

その後は零士ワールドにはまっていくんだが松本零士といえば「銀河鉄道999」だな、この頃は松本零士の漫画本も随分集めたもんだ、劇場版「銀河鉄道999」はホンとよかったなー、

ところで劇場版「さよなら銀河鉄道999」の音楽は東海林修という人が担当している。このサントラ盤も凄くよかったんだが、同じく東海林修氏がローランドシステム700とMC8などのアナログシンセを全面に使ってサントラ盤のをシンセで奏でているアルバムがある。これ凄い、アナログシンセの名盤だと思うんだが、ちなみにこのアルバムのジャケットのメーテル、私はこのメーテルは好きだなー、








それから「1000年女王」劇場版の音楽はなんといってもあの喜多郎、どうもこれスリーナインの後ということもありちょっと興行的には厳しかったらしい、松本零士の作品の中ではちょっと影が薄いが私は好きだ、

ちなみに喜多郎のサントラ盤以外にも映像のBGMには喜多郎が全面使われていて例えばエンディングの女王が船で空へ帰っていく場面のBGMとか凄くいいのがある、




1000年女王のエンディング、星空のスペースクィーン、これ歌はニールセダカの娘デラ・セダカ、アレンジ、デビット・フォスター、シンセは喜多郎、エレキギターはTOTOのスティーブ・ルカサー他一流をそろえてとそうそうたるメンバー、どんだけ金掛けたん?

 
ちなみに最近ネットだったか(アニメは2003年なんだそうだ)見たのが「ガンフロンティア」トチローとハーロックと謎の美女シヌノラの三人の旅物語、設定は西部開拓時代、松本零士の漫画ではとても好きなものの一つだ、


学生の頃もう一つはまったアニメがある、「うる星やつら」高橋留美子原作だ、なんかこれはまったなー、うる星やつらに限らず高橋留美子の漫画からこのあたりの特集雑誌とか集めたなー、アニメじゃないが「めぞん一刻」もよかったなー(多分アニメ化もしてあるだろうが見てない)


こちらもサントラ盤になるが「うる星やつら2・ビューティフルドリーマー」というのが映画になったんだが、サントラ盤を買って聞いていたらなかなかいい、誰がやってるのかも知らずに買ったんだが、見てびっくり、星勝そして多賀英典が担当していたのだった、

この二人と言えばそう井上陽水、小椋佳がポリドール時代多くのアレンジ&プロデュースを担当した二人ではないか、この頃なんとアニメソングを手がけていたのだった、






仕事を始めてからアニメに関してはぷっつりである、ぼんやりとテレビで見たことはあるにしてもほとんど記憶にない。従ってガンダム以降あのあたりのことはまるっきり知らない。

唯一宮崎駿のシリーズはなんとか見たような、「ととろ」以降はなんか見てるかなー、そーいえば「もののけ姫」と「千と千尋のかみかくし」は心に残っているなー

数年前友人から進められた「サマーウォーズ」は面白かったな
そんなこんなでアニメに関してこんなに書いてみるのも面白いもんだ、そして前回書いた深海監督の「秒速5センチメートル」これはほんと久々に来たなー

ところで今回、宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」が上映されるが、モデルは堀越二郎、零戦の設計者として有名な人だ、

実は昔、なんの本だったかさっぱり覚えていないが、堀越二郎を描いた漫画を読んだことがある。この漫画が凄くてほとんど白と黒の陰影で描かれていてなんか心にグサーっとくるかなり迫力のある漫画だったのである。零戦の設計者がモデルと聞いてすぐあのときの映像が戻ってきた。あれ誰が書いたんだろう、今ではまるっきりわからない、

先日この映画のメイキング映像が所さんのわらってこらえてで流れていた、宮崎監督はどう描いているんだろう?期待したい 

2013年7月14日日曜日

平原綾香コンサート その3

平原綾香コンサートに行ってきた。今回で3回目、昨年もこの時期だった、うれしい限りだ、コンサートツアーの中盤戦といったところか6月からツアーが始まり10月に終わるようなスケジュール、かなりの長丁場だ、毎年やってるみたいだからさすがに若さだなー、

今回はストリングスを交えてのライブ、ストリングスが入ると艶が出るなーと言った感じ、昨年もあったタップダンスとボイスパーカッション、このあたりは圧巻だ、

今年はデビュー10周年との事、ジュピター以来10年が経過したということだ、というわけで今回ジュピターは最後に熱唱、

会場は相変わらずファン層が幅広い、若い人からお年寄りまでさまざま、今年はちょっと早めにチケットをゲットしたのでなんとか1階席での観覧となった、

バックミュージシャンは前回と同じみたいだったが、いづれも一流の人たちばかりだ、ギターの人がちょっとバックに引っ込んでてあまり見えなかったのがちょっと残念、アコースティックギターはピックアップ付きみたいだったなー、

平原綾香はクラッシック畑から出てきた人だが、いまや実に幅広くいろいろやっていて思うにそろそろ海外ってのも視野に入れてみたらどうかなーなんて気もするが…

とにかく今回もパワフルで濃いーライブだったなー





2013年7月2日火曜日

宇宙飛行は何時の日か?

NHKで火星に人類が到達するにはという現実的問題を扱った番組があった、今のロケットエンジンだと火星を往復するのに2年半から3年かかるんだそうだ、

その為の問題点を洗い出した番組なんだがなかなか厄介な問題が山積みみたいだ、

1、小天体の衝突、小天体と言ってもパチンコ玉くらいの隕石というかいわゆる宇宙のごみというやつだ、これがなんと弾丸の10倍ものスピードでぶつかってくると言う。厚さ1cmくらいの鉄板をゆうに5枚は貫通するほどの威力だ、実際に人工衛星がこれに直面したことが結構あるらしい

これに対しては30cmくらいはあるか、スポンジみたいな衝撃を分散する方法を考えていると言う。

2、無重力、これがやっかいだ、無重力空間は運動していてもどんどん骨がもろくなっていくと言う。最近人工衛星で100日くらいは滞在したりと記録を作っているが、戻ってくると立っていられないくらい骨がもろくなっているそうだ、

これに対しては、ぐるぐる回る宇宙ステーションみたいな重力を人工的に作ることを考えているようだがなかなか難しいみたいだ、

3、宇宙線、宇宙飛行士は寝ていても目の前がパーッと明るくなるような光が見えるそうだ、宇宙線が通り抜けたときだ、地球上は磁力によって宇宙線がほとんど来ないようになっているが、宇宙空間では宇宙線が飛び放題だ、長くさらされるとDNAが損傷する、

4、宇宙服、人類が月に到達したときに見たあの宇宙服、中は大気圧の3/1の気圧が掛かっているそうだ、気圧がない状態で宇宙に放り出されると血液とかに溶け込んでいる気体が一気に膨張して蒸発してしまうそうだ、

今の宇宙服は見てのとおり非常に動きづらい、無重力で飛び跳ねるのはいいが歩くのは至難の業なんだそうだ、そこで今開発中はスーツ全体を縛るような圧を掛けた宇宙服を開発中でこれはかなり実用化が近いらしい

5、食料、宇宙食なるレトルトみたいな食品が今宇宙では使われているが、これはかなり進歩しているみたい、だがそれでも1年とかは持たないそうだ、食品自体に含まれる水分とか空気が変化してしまうらしい、

大量の食料を持っていくために缶詰みたいな重いものは駄目でレトルトみたいなのしか持っていけない、又同じものを毎回食えるもんでもない、バラエティも必要だ、

6、ロケットエンジン自体の能力のアップ、エンジン自体をもっと高性能にして期間を短めたいというところだが、今のところ地球の軌道から飛び出した後はその惰性で火星に到達するという手段しかないそうだ、これもいろいろ考えているみたいだがなかなかむずかしそうだ、

とまあクリアーしなければならない難問が山積みのようだ、

最近宇宙戦艦ヤマト2199が放映されている、2199年といえば今から186年後である、ヤマトが放映されたのは中学の頃だったか?幾度となく続編が作られたものの、見たのはさらば~までだったかなー

久々で見出したら毎回見るようになってしまった、現代版ヤマトといったところだが、松本零士の名前が消えてしまったのは残念、唯一女性乗務員が増えたことは喜ばしい限りだが?

186年と言えば今から3世代くらい後になるのかな、逆に186年前を調べたら1833年天保の大飢饉、1853年ペリーが来航とあるから江戸時代末期だ、

この時代の人が現代に来たらまあびっくり仰天だろう、二回の世界大戦があったりといろいろありながらもこの200年近くですでに月に人類は降り立っているのだから、

振り返れば月に降り立ってすでに44年が経過している、子供の頃2000年という時代にはもっと未来的な光景が想像されたもんだ、そんなの考えると不況とかで若干鈍化しているのか?

ヤマトでポピュラーになったワープ航法というのがあるが、これワームホールと言うのを結びつけたものだが、理論上は可能なんだそうだ、かつてブラックホールと言うものが理論上存在するんじゃないかと言われていたが、今は確かに存在が確認されている。

人間が実際に時空を超えられるのは?だが何時の日かそんな日が来るのかもしれない、もしかしたらiPS細胞あたりが進歩してめちゃくちゃ寿命が延びていたりして、(平均寿命200歳とか)

幕末頃は平均寿命50歳だったが今は80歳だからなー、30歳も伸びている。伸びればいいってもんでもないと思うが、この尺度でいけば200年後は120~30歳くらいは伸びてるかもしれない。

番組では最後に今まで宇宙に行ったことのある宇宙飛行士が語っていたが、火星探査に人類が向かうとしたらぜひやってみたいと皆が語っていた。人類はチャレンジャー精神でいつかはこの難問を克服するんだろう?

    

Ibanez  AE325-LGS