2011年6月5日日曜日

ココロの学校に行って来た。

谷村新司のココロの学校に行って来た。3年ほど前から続けている企画だそうだ、普通のコンサートとちょっと違ってのツアー。開演は普通のコンサートと違ってちょっと早めの5時半、

ほぼ定刻に始まる。やっぱりこちらは年齢層がさすがに高い、が比較的年齢層は広かったようにも思う。ちょうど数日前にNHKのSONGSで熊野古道でのココロの学校の模様が放映されていた。

谷村新司、前に書いたことがあるラジオの、純喫茶 谷村新司をよく聞く機会が多くてやっぱ気になったからだ。それになんと言っても歌がうまい、真近に聞いてみたいと思っていた。

今回の構成はアコースティックグランドピアノと谷村新司の12弦ギターのみの極めてシンプルなアコースティックな構成、それでもあの歌声である。さすがに歌い始めはゾッとするくらいのいい声だ。まさによく聞くあの声そのものである。(当たり前だが)

普通のコンサートとは違っての構成ということもあって、話半分歌半分とあと企画物といったところか、アリス時代の曲も2曲ほどあった。

アリス時代は耳には入ってくるもののレコードやCDを買ってまで聞くという感じではなかった。それでも今はもう誰もとかチャンピオンとか狂った果実とか、随分ヒット曲が多かったのでおのずと耳には入っていた。ボーカル&ギター二人とドラムと言うちょっと変則的な構成で不思議なバンドだなーとは思っていた、

最初に触れたのは水越恵子のアルバムアクエリアスのToo Far Awayの曲を谷村新司がカバーしたのを聞いたのが最初だったか、そーいえば水越恵子、昔見に行ったなー、白い服だった、だけ覚えている。後は忘れてしまった、おっとまた話が逸れそうだ、

歌声と言えば変わる人と変わらない人がいる。何処が違うんだろう。揚水は変わるというより変えたという感じかなー、こうせつは変わらないなー、小椋佳は若干落ちた感じだけど前コンサートでのリポートで書いたとおりまだまだいけてる、拓郎はデビューの頃って結構高い声だったが今は随分低いなー多分怒鳴りすぎだ、伊勢正三は随分変わったなー、

Queenのフレディマーキュリーは世界でもトップクラスのボイスを持つ人だったそうだがそんな人でもボイストレーニングで力まず最高のボイスを維持できたそうだ(と言っても亡くなってしまったが)毎日最高のボイスを維持するためにはやっぱりそれなり大変なんだろうなー

谷村新司といえばやっぱ”昴”やっぱり最後に歌ってくれた、これを聞けただけでも行った甲斐があったというものだ、



2011年6月1日水曜日

ブッタ映画化

手塚治虫のブッタが映画化された、3部作構成になるそうだ。手塚治虫といえば私たちの世代にはやっぱり鉄腕アトムが最初になるか、ただ白黒テレビはぼんやり記憶があったかなーと言う程度。なにせ始まったのが生まれる前で日本初テレビアニメだから、覚えているはずが無い、

最初子供の頃に見た手塚作品といえばマグマ大使 こちらも日本発のカラー化特撮ものだったそうだが手塚治虫の手は多忙でこの作品にはあまりかかわっていなかったようだ。途中まで見ていたのだがとある映像がとっても怖くて(今思えば何てこと無いシーンなのだが)それ以降見なくなった経緯がある。それでも今でも当時トラウマに駆られて眠れなくなったのを覚えているくらいだからよほど怖かったのだろう。


その後ではジャングル大帝とかリボンの騎士、などは良く見ていた記憶がある。とりわけ悟空の大冒険はトムとジェリータッチの音楽と動きを連動させたような軽快なテンポがとても面白くはまったなー。


それからいっときブランクがあるがその後はまったのがブラックジャック、なんだがこちらは漫画本でだが病院で待ち時間に読み出したのがきっかけ、読み出したら止まらない、ということでブラックジャックの漫画本は持っていない。


そしてブッダに到達するのだが、ブッダとともにもう一つ火の鳥、この二編は衝撃だったなー、ブッダはお釈迦様の生涯を描いたものだが、なにせ2000年も前の話、資料がそれほどあるわけではない、経典に書かれているという事実はあるだろうが、ブッダの生涯を書いてあるわけではない、そんなことを考えると手塚ワールド版ブッタということになるか、


この二編を読んだときは手塚治虫ってなんて人だと感じだ、漫画家が巨匠になった。


火の鳥も面白かったというか、こちらは過去現在未来を縦横無地に飛び交うのだが、ブッダ、火の鳥とも共通してるのが輪廻と言う思想、手塚治虫は輪廻の思想を信じていたんじゃないかなーと思ってしまう。

手塚治虫がアニメを手がけていた頃の映像を前に見たことがある。漫画を描いているときはいつもクラッシックを掛けながら描いていたそうだ。

それにしてもこの二編は何度読んでも飽きない、それどころか読む毎に新しい発見とか考えさせられるようなことがあったりとか尽きないところだ、

原作者なき今、アニメ版ブッタの製作者はどういうふうに描いているのだろうか、見てみたい気もするが…

Ibanez  AE325-LGS