2010年12月18日土曜日

もう一つの桜三月散歩道

井上陽水のアルバム氷の世界に桜三月散歩道という曲がある。B面3曲目だ、印象的なギターのイントロで始まるこの曲はリードギターもとてもかっこよくていつかはコピーしたいと思っていたが今年はなんとか完コピしてやってみた。

この曲は作詞が長谷邦夫とある。前から気になっていたが検索してみると、赤塚不二夫のブレーンとして働いていたという。さらには赤塚不二夫のまんがNo1という雑誌のソノシートに別バージョンが収録とある。これがユーチューブでなんとあった。発売は73年3月で氷の世界の発売より早い、これ聞いてびっくり、歌詞も違うしナレーションも長く陽水と違う、アレンジはほぼ完成していたようでストリングスも入っている。

ナレーションは大野進という当時ポリドールのミキサーだった人らしい、そのナレーションにも具体的に江戸川とか帝釈天とか出てくる。耳に残るのが三番の町へ行けば革命だという歌詞、氷の世界の歌詞でも二番まで歌詞の流れからして三番が町へ行けば人が死ぬになるからちょっと違和感を持っていたがその後があったんだなー納得という感じ、ただ桜って三月かなーという気もいまいちあるが九州では三月開花だが東京あたりは満開はやっぱ4月じゃー?という気もするが

それにしてもこの曲のリードギターは実にかっこいい、ポリドール時代のアコギはほとんどあの安田裕美だ、コピーしたいなーと思いつつ三十うん年が過ぎてしまいこの歳にしてやっとという状態、アコギに目覚めるきっかけとなったのは陽水とか小椋佳あたりだから、安田裕美ってアコギの登竜門だったかなー

氷の世界では帰れない二人は忌野清志郎との共作だったし、あかずの踏み切りはライブもどり道の作曲を星勝が担当してリメイクしてるしなんてのを考えると氷の世界の元はずいぶん前からあったものかもしれない、三十数年前の真実がここにという感じだったなー

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Ibanez  AE325-LGS