2011年9月27日火曜日

タカ・タクコンサート行ってきた。

昨日タカ・タクコンサートに行ってきた。タカ・タクというのは石川鷹彦と宅間久善との一年間限定ユニット、石川鷹彦巨匠が熊本に来た。今回は九州ツアーで福岡、長崎、鹿児島で最後熊本だ、そのためか開演は4時と早い、石川氏いわく、この時間だとまだエンジンが掛からないんだけど…

このユニットはさだまさしつながりで結成、宅間久善という人はマリンバ、二人ともさだまさしのツアーでは必ずバックで参加する二人だ。ところで熊本でどんな人が来るのかなと見ていたらおばさんが多い。会場はライブハウスで7,80人くらい入ってたかなー、そーいえば押尾コータローのときも女性が圧倒的に多かったなー

ところで会場を外で待たされたのだが、石川巨匠、待っていたら正面玄関からすたすたと入っていった。まあここ裏口がないんだろうが、びっくりした。会場に入り薄暗いステージをみるとあのギターはもしかしてカオルギター?

そして開演、最初の曲はおなじみイーハートーブの朝だ、そしてやっぱりギターはカオルギターのカムイだ。おおすげー、カオルギターの音を一度聞いてみたかった。おっとカオルギターについて話しておくと、このギター中島馨という熊本在住の人が作っている。他に渡辺香津美も使っている。巨匠いわく、今一番気に入っているギターで最近こればっかり弾いていると、ちなみにカオルギター巨匠は3本所有している。

このギター実際聞いてみて本当にすごい、とりわけ迫力の低音は凄いなーと感じた。しかも今回PAが良かった。どうやらフィッシュマンのピックアップとマイキングのミキシングらしいが本当にCDそのまんまの音だった。巨匠のコンサートは今まで3回足を運んだがいづれも主催がヤマハということもあってヤマハのギターだった、が明らかにヤマハとは違う音だったなー

一方の宅間久善という人、マリンバ奏者なんだが、なんと3歳からやってるとのこと、クラッシック一辺倒だったそうだがさだまさしからのオファーでこの世界に入ったとのこと、ちなみに持ってきていたマリンバ、日本に3台しかないそうだ。

こうして二人のアコースティック極上ライブは進んでいった、マリンバがリードを取るときはギターがサイドに回るのだがさすがに日本をリードしてきた人だ、このサイドギターがなんとも気持ち良い。もちろん代表曲のチャーリーの長靴、アンジー、無憂樹、そしてスコットヒルズもやってくれた。

こうしてライブは終了した。帰りにちょとだけ中島馨氏と話が出来た。まさに極上というか吟醸というかそんな究極のアコースティックライブだった。

2011年9月24日土曜日

パソコン地デジ化断念

今年の7月に完全地デジ化されてはや2か月が過ぎた。やたらと騒いでいたので大きな混乱もなく移行したようだが、たどれば二年前バッファローのパソコン用地デジチューナーをショップで見て意外と安いんだなーと買ってみた。USB接続のだった、ビスタのノートにつないで視聴、そしてDVDに落とそうと思ったら落とせない、?なんでも地デジのDVDにはCPRM仕様というのしか落とせないらしい、ってんでこれでDVDに焼くことはできたが、今度はパソコンで見れない。??

それから地デジって?となるいろいろ調べるとディスプレイ、グラフィックカード、は地デジ対応でないとダメ、DVDの視聴もCPRM対応でないとダメとある。こりゃがんじがらめだなー、と思いつつ普通の視聴でもどうも動作が不安定、とりわけチャンネルの切り替わりに時間がかかったりしていらいら…

バッファローやIOデーターのサイトではお使いのパソコンが地デジ対応かわかるソフトを配布している。こりゃパソコン新調しないとダメかなーと思いつつ丁度XPパソコンがそろそろあぶなかったので新調、これで普通に見れるかと思いきややっぱり動作は安定しない。DVDに落とすのもどうも1倍速らしく実質もっと時間がかかってしまう。

ネットでのプレビューや評価を見てみるとどうも地デジとパソコンは非常に相性がわるいらしい。いろんな不具合が出ているようだ。とりわけダビングテンが曲者で保存しているハードディクスから他へ移すと見れなくなる。それだけならまだしもフォルダーを移動しただけでも駄目だ。

そんなころSKNETという地デジチューナーがあったので買ってみる、まあチャンネルの切り替わりが遅いのとかは相変わらずだがちょっと使いやすそう、しかしついてるソフトのパラメーターがやたら少ない、何かしようと思っても何もできない。しかもなぜかDVD-RW対応のみとなっている、DVD-RWは高いしなー、まあそれでもバッファローに比べたらましかというんで使っていたら、視聴しているとなぜか一瞬とぎれが入って本来の放送より遅れて行く、いろいろ調べたら自分が使っているオーディオIFと相性が悪いらしい。オンボードのオーディオにつなぐとこの現象は起こらない。これも又使いにくいなー

IOデーターならどうだろう?アナログ時代マジックTVというパソコンでテレビを使っていたのだがこれがとても使いやすくて気に入っていた。今マジックTVデジタルってのが出ている。ネットで見てみるとこちらも相変わらず不評、やっぱりダメかなと思いつつ二の足を踏んでいたら中古で安く出ていたので思い切って買ってみる。

結果は三社の中では一番使い勝手はいい、さすがだなと思いつつ使用していたのだが…何かの拍子にソフトが起動しなくなった。インストールのとき初期化というアイコンが出来るのだがそれをやってみたら、今まで取りためていた番組が見れなくなった。あれ?っと思いつつあーだこーだやってみてもダメ、でIOデータに電話、そしたら初期化したら今までの録画は全く見れません、という回答、なにー!!せっかく取ったのに見れない?どうなってんだ?この地デジ化ってやつは?というわけでもうパソコンで地デジやーめた、となったのだ。

というのも地デジ化以降レコーダーがかなり安くなっている。ブルーレイレコーダーはそこそこするが海外物などになると3万位であるようだ。家族用に一台東芝製のハイビジョンレコーダーがあるのだが争奪戦みたいに頻繁に使われるので自分の枠がない。このハイビジョンレコーダーに至ってはたぶん生産を終了しているのだろう。2万位で買える。こりゃパソコンで地デジはとっととやめたほうがというもう一つの理由でもある。

というわけでリサイクルショップ回っていたら未開封の東芝のレコーダーがちょっと安く出ていたので飛びついた。たぶん東芝は今まで使っていたし操作は同じだろうと思っていたら結構違っていた。ちなみに前に買った東芝のレコーダーも使うに当たってはそうとう試行錯誤だった。慣れてしまえば使い勝手はいいのだが最初は苦労した。というのもこれ結構編集機能が充実していて慣れるといろんなことが出来る。(CMカットなどが簡単にできる。)

そして今回の東芝のレコーダー、後発ということもありかなり簡素化してあるようであまりいろいろできないようだ。とりわけ編集関係は難しそう。初めて使う分にはいろいろないから使いやすいかもしれないが、慣れてしまうとちょっと物足りない。とはいえやはりパソコンで地デジに比べると雲泥の差だ。チャンネルはすぐ変わるし、いろいろ心配しなくていい。

レコーダーに完全移行としたいところだが、まだバッファローとSKNETの録画したのが残っている。DVDに落とすのは時間がかかるのでそのままだ。ここら辺で地デジであーだこーだは打ち切りにしたいところだが、それにしてもそれなり金掛けたなー、そんで結果でず、こんなことなら最初から…なにやってんだろう。

2011年9月22日木曜日

台風15号縦断

台風15号が静岡県浜松に上陸、関東を縦断した。首都圏を暴風域に巻き込んでいった。東京の八王子でも42mの最大瞬間風速を記録、都心でも35mほど吹いたらしい。被害は広範囲に及んでいる。

首都圏の交通はマヒ、台風が昼過ぎ上陸して夕方通過したこともあり震災時に続き帰宅が出来ない状態となった。

この台風前半は夏台風で沖縄沖でほぼ停滞、このあたりでぐるっと一回転、徐々に北上、北上しだしたら偏西風に乗り秋台風になる。駆け足で日本を縦断した。

台風が日本の南にいる間も湿った空気が大量に入り込み秋雨前線を刺激、各地で大雨を降らす。名古屋では川が氾濫の恐れありということでなんと100万人に避難勧告が出された。これは人口の半分なんだそうだ。しかし実際避難したのは5000人ほどであったそうで、実際100万人も収容できる避難場所はなかっというが…

この台風非常に奇妙なことが起こっている、沖縄付近にいるころの中心気圧は985hpa、衛星画像でもぼやーっと雲が発生している程度、奄美大島付近では970hpaに発達、ここにきてなんと発達しだしたのだ、そして北西に進路を取り速度が増した頃(紀伊半島南くらいか)にはなんと940hpaまで強くなり、非常に強い台風に成長したのだ。一日で30hpaも下がった。衛星画像もこのころ目がはっきり映っていた。更新を見ながらどういうこと?って思った。

940hpaってな中心気圧は台風最盛期のフィリッピン沖とかマリアナ付近とかでよく聞く気圧。だいたい日本に近づくころは徐々に弱っていくのが通例だ。

このことあまり報道は伝えてないが例の森田正光氏はコメントしていてた。それによるとまず970hpaってのは海上なので衛星画像から予測するそうで誤差があったのではというのが一つ、もう一つは黒潮に乗ったということ、このころの海水温は27度と高い、この範囲が25度以上だと台風が発達するか維持するらしい、そうはいっても台風の風で海水はかきまぜられて深いところの冷たい海水が上昇してくるためそれほど発達などしないそうだ。

奄美大島付近から東進しだしたころはちょうど黒潮の流れと同じ進路、黒潮は深いところも結構あったかいそうだ。しかし自分にも記憶がないが森田正光氏もこういう経験はないそうだ。

そーいえばめったに来ないニューヨークまでハリケーンが来てニューヨークで混乱したのは先月の話、そんなのを考えるとやっぱり温暖化が影響してるんじゃないのか?地球温暖化の影響の一つとして猛烈な台風が日本を襲うなんてのを聞いたことがあるが今回のような台風のパターンがあるとしたらそうとうに現実味を帯びてくる。超大型の台風が日本のすぐ近くで猛烈に発達し上陸なんてことが…困ったものだ、

2011年9月5日月曜日

のろのろ台風12号大きな爪痕を残す

台風12号が日本に上陸、甚大な被害が出ている。この台風とにかく動きが遅く、10Kmから15Kmと歩くような速度で北上、四国に上陸した。台風の東側にあたる紀伊半島は南からの湿った空気がずーっと入り込んで記録的な雨量をもたらし、紀伊半島を中心に多くの犠牲者が出ている。降り始めからの雨量は1300mmを超えたところもあるという。

紀伊半島では土石流、やがけ崩れ、そして土砂ダムが発生した。土砂ダムは自然にできて川をせき止めてしまったダム、今後ちょっとした雨でも土石流が発生する恐れがあり、国土交通省が水位計を取り付けたり、監視カメラで監視している。

さらに深層崩壊というがけ崩れが発生したところがある。深層崩壊は昨年だったか台湾で大規模な深層崩壊が発生した。表面のがけ崩れではなく奥のほうからえぐられるように崩れていく現象で大規模になることが多い、さらにがけというよりなだらかなところでも発生する。

又ある集落ではたびたび洪水が多いためこの集落を取り巻く形で最新の堤防が作られていた、10mというまるでお城みたいに高い堤防が作られていた。一部はガラスになっていて明かり取りまでついているという堤防だったが、これをあっさり水が越してしまい集落に濁流が流れ込んだ、

東北震災の時も絶対大丈夫と思われていた津波除けの堤防を(中には二重になっているところもあった)超えて津波が押し寄せた。自然相手は人間の過去の経験などから想像が出来ない巨大な力を感じる。

この台風日本の南海上にいたころの予想は関東か東海に進むのではという予報だった。このとき11号と12号がいたのだが、熱帯低気圧のころから見ていたが11号がはるかに大きい、12号は強かったがコンパクトであった、そしてこちらは台湾に向かった。


予想に反して太平洋高気圧が強くなり、徐々に進路は西寄りになりのろのろ北上、結局四国に上陸、だいたい上陸すると速度を上げるのが常だがこの台風、のろのろは上陸後も同じで大雨は紀伊半島を中心に降り続いた。

だいたい紀伊半島というところは南風が吹きつけるところで雨量が多いところ、それなり警戒はしていたはずだろうがやはりこの動きによる想定外の雨量は予想できなかったのだろう。

この台風勢力自体は960hpaとそれほどでもない、が大型、東側にあたるここ九州でも強風圏に入りそれなり吹いたからかなり大型だったのだろう。しかしいつも言われるように台風の東側と西側では雲泥の差がある。ウエザーニュースのリポートを時折見ていたが四国でも台風の西側は台風来てるの?くらいの差があったようだ。

12号やっと日本海に抜けて温帯低気圧に変わったが、のろのろは変わらず、偏西風はまだ日本まで下りてきてないそうだ。ところで気象衛星を見てると台風の風は反時計回り、だが雲画像を見てるとどうも時計回りみたいだなーと前から思っていたら、気象といえばよく出てくる森田正光氏がラジオで地表面は反時計回りだが中心から上空に上昇気流になって上のほうでは時計回りに噴き出していくそうでこうなると雲は時計回りに形成される、なーんだそうだったんだ、と納得した次第、気象の世界では常識なんだそうだが知らんかった。

森田正光氏の話では台風の進路予想、気象庁とアメリカ空軍とヨーロッパのなんとかというところが予想進路を発表しているそうで台風の動きが遅かったりすると結構この3本の予想が違ってたりする。これによると今回の12号、ヨーロッパの予想が当たったようだ、(西にずれる予想を出していた。)今年は前に近づいた台風も当たっていたようだ

のろのろ台風ってだいたい上陸して急激に弱ってそれほど被害などでないことが多いのだが今回の台風上陸しても元が大型だったためにやはりそうとうにエネルギーを溜めていたのだろう、エネルギーの放出は大雨に代えていった。

台風といえば自分の経験でどうしても忘れられないのが91年9月27日のちにリンゴ台風と呼ばれた台風だ。進路は九州西海上から佐賀を抜けて日本海へ、そして東北に達しリンゴが大被害を受けた。こちらの台風はびゅーんと通過していったのだが

九州の西にあたったためとにかく風が強く、通過した後はひどいものだった。10tトラックは国道でひっくり返っているし、電柱は根こそぎ倒れた。瓦、からなにからすっ飛んで行って通過後はどこもかしこも屋根はブルーシートで覆われた。九州は台風ってそれなり来てるんで慣れてはいたがこのときは恐怖を感じたものだ。

停電は長いところで復旧まで3日かかった、ちなみに自分の車もボンネットを瓦が直撃、車両保険はかたってなかったので泣く泣く十数万で修理をした。このときは確か会社から帰れなくなり泊まった、夜遅くには収まったがろうそくとカセットコンロでお湯を沸かして皆でラーメンを食った記憶がある。凄い台風だった。

それにしても台風ってやつのエネルギーも凄いものだ。正直今回の台風も大型だが中心気圧960hpaってのを考えると上陸時はそれほどでもないかなーなんて思っていたが上陸すればこのありさまだ。それにしても今年は震災と言い大雨と言いなんか災害が多いなー、というわけでもないが今日手回しで発電する携帯ラジオを買った。これラジオとライトと携帯の充電ができる。比較的安かったので買ったのだが、この手で安いのは結構ちゃちなのが多いんだが今日買ったのは意外と丁寧に作られていたので納得、まあ使うことがないのが一番いいんだが

ベテルギウスの終焉は?

オリオン座を構成する星にひときわ赤く輝く星がある。ベテルギウスだ。BSNHKでこの星の話題が取り上げられた。この星は今まさに寿命を全うしようとしている星だ。赤色巨星と言われる中でもとりわけ寿命が迫っている赤色超巨星と言われている。

恒星の最後は膨張し最後は大爆発を起こすと言われてる。今まさに終焉を迎えようとしているのがベテルギウス、その直径は太陽の300倍、14億キロ、太陽系で言うと木星の軌道付近までの大きさになるという。

最近の観測ではすでに球体をなしておらずこぶのようなもりあがりをしていて、例えるならジャガイモみたいな形に変化しているそうだ。これは太陽などが表面からそれほど深くないところで対流しているところが、ベテルギウスは中心付近からの大きな対流が起こっていてしかも膨張しているため表面付近は重力が弱くなって飛び出した形になっているためとのことだ。

超新星の爆発では大マゼラン雲、カシオペアA、かに座星雲、などが有名だがかに座星雲は平安時代に大爆発が起こっている。文献に急に光り輝きだしたと記録がある。
問題はその距離である。人類が現れて一番近かったとされるこのかに座星雲は6500光年、対してベテルギウスは640光年ときわめて地球から近いのだ。

大爆発のとき強烈なガンマー線が放出されるという。となると極めて地球に近いベテルギウスやばいんじゃ?となる。三葉虫という太古に繁栄した生き物がいるが、或る時を境に一部の三葉虫が死滅しているそうだ。推測としてこのとき超新星の爆発があって海の表面ちかくに住んでいた三葉虫は死滅、海の深いところに住んでいた種類のの三葉虫は生き残ったという説がある。

となると明日爆発するかもしれないベテルギウス、もしや人類にとって致命的な…
しかしご安心を、爆発時のガンマー線、星の地軸4度の範囲にだけ放出されるそうである。となると地軸が地球を向いているかどうかとなるのだが、ハッブル天文台などを活用して調べた結果地軸から20度ずれてるそうだ。ということでなんとか回避されそうなのだが実際なってどうなるか?だなー

大爆発が起こったら、輝きは満月の100倍の明るさになるという。当然昼間でも光り輝く、一大天文ショーが繰り広げられる。4か月ほど光り輝きだんだんとオレンジに変化暗くなっていく。そして4年後は肉眼では見えなくなりオリオン座がオリオン座でなくなるそうだ。

爆発の前兆は察知できるのか?爆発の数時間前に大量のニュートリノという素粒子が放出されるそうだ。それを察知できるのが飛騨にあるスーパーカミオカンデ、巨大な円筒にびっしり電球みたいな検出器が並んだ姿を見られたことがあるだろう、日本が誇るニュートリノ検出装置だ、ここではそういう事態が発生したら世界各地の天文台やらなどなど連絡をする訓練などもやっているそうだ。

明日起こるかもしれないベテルギウスの終焉、気になるとこだ。


Ibanez  AE325-LGS