2020年8月23日日曜日

遂にお初の!

遂にお初というのは、Gibsonのお話である、

 話は遡るが前に書いたHISTORY NT501 ちょっと思ってた音と違ってる、前述のとおりとても弾きやすいギターでとにかくネックの感触は最高、小さめのギターでとても良い感じだったが、一つ低音が好きになれない、なにかなーこの低音?もしかして調整不足?わからんが?

実はHISTORYを見てる以前にその横にあったGibson L-00があった、この事も前の記事に書いているんだが、巷で言うスモールGibsonってやつだ、


ここにあったのは、2000年製のL-00 それなり使用感がありフィッシュマンのマグPUが付いている、弾いてみると、おやスモールの割には低音出るんだな、この感じは下手なGibsonよりしっかりGibsonらしい、そんな印象だった、

がHISTORYゲットして一時忘れてて、そのうちこれも売れてて、

が別のリサイクルショップで又々L-00 発見、こちらはちょっとお高い、横にK.ヤイリの同じくらいのサイズのが(これも人気あるらしいが)両方弾いてみたら、同じくらいのサイズだが随分と音は違うもんだなー、好みの問題だが、違うもんだなー、

ただここのL-00 ピエゾが付いているところをみると2010年以降のモデルらしい、Gibsonの書体が筆記体だったので最近のではなさそう、がピックガードが無い、又サウンドホールのラベルがない、前任者が外したのか?しかもかなりのピック弾き傷、その割に高い、音は悪くないがうーん?

でこのGibsonL-00ってモデル、いろいろ調べてみると、

最初は1932年である、あのロバートジョンソンが唯一写っているギターはGibsonのL-1と言われている、Gibsonがフラットトップギターを作り始めた1920年頃の話だ、その後継機モデルとしてL-00が出てくる、


実は多分この頃のものらしいGibson 一度リサイクルショップに出ていた、とのモデルかはわからなかったが、もうぼろぼろ傷だらけだ、が弾けないことは無い、ペグも調子悪くて、多分弾けるようにするには買ったのと同じくらいかかりそうなのが、こんな田舎にあった、ネックは丸太みたいにデカかった、ちなみに音は弦も錆びてたし、ただカラッカラの乾いた音だったのだけはわかったが?

1952年頃からLG-1,LG-2,後にB-25とかのスモールGibsonが出てくる、こちらも一度弾いたが、面白いことにスモールながら音的にはJ-45とかに近い、面白いギターだ、


で話はL-00 に戻るが、1995年頃からこれは再生産が始まっている、2000年頃は結構作ってたみたいだ、で自分が出会った個体オリジナルとちょっと違う、色がブラック、このモデル、ヴィンテージはブラウンサンバーストだがサウンドホール付近が茶色でほぼブラックに近い、がブラックでは無い、自分が見たのは塗装やり替えたモノなのか?限定的にブラックも存在するらしいが、

更にわかったのがこの個体、スモールにしては低音出るなーと思ってたら、なんと深胴仕様、J-45より1cm深いんだと、へー!この頃のだけらしい、だから低音出るんだ、深胴モデルは2000年前後だけらしい、

その後L-00ではなくてblueskingという名前で出てた頃がある、これはサイド&バックがマホガニーではなくブビンガなんだと、

更に最近のは3パターンあってL-00ヴィンテージ、ほぼ初期のものを再現したモノでトップはアディロンダックスプルースで、塗装も当時のようにサウンドホール当りのみが茶色のダークブラウンサンバースト、ピックガードは虎柄、三連ペグでネックも太いらしい、お値段もそれなり高い、






でL-00スタンダード、こちらはサイド&バックがマホガニーだが今風のアレンジ、ネックは43mmで薄め、ブラウンサンバーストは普通め、ピックガードの模様も弱め、LR.baggsのピエゾピックアップが付いている、


あとL-00studio、こちらはサイド&バックがウォールナット(ウォールナットってよく知らないが?)塗装もなんか薄め、値段はこれが一番安い、


とまあ同じL-00でも時代やらなにやらでいっぱい種類があるようだ、同じ事はJ-45とかでも何処が違うの?というくらいあれこれ出している、

 ここでGibsonとの関わり、古くは吉田拓郎のアルバム、たくろうオンステージⅡともだち、この中で最初ヤマハを弾いてるが途中でGibson J-45に換える、明らかに音が違う、わぁ違うもんだなーと憧れになった、このギターでは拓郎の元気ですのリンゴは石川鷹彦が借りて弾いているのは有名な話だ、




2000年頃だったか?リサイクルショップでサザンジャンボが出てた、初めてGibsonを弾いてみた、これがGibsonかぁーって感激したもんだ、


地元の某全国展開楽器店、この頃はGibsonが一本も展示が無い、聞いてみたらGibsonは個体差が大きくて今は扱ってないと、その当時はこの楽器店はGibsonを扱ってなかった、

実際リサイクルショップで出てたやつ弾かせてもらったら、何これ?というくらいやばかった、が値段はGibsonでそれなりの値段、本当にGibsonって弾いてみないとわからない?

でも中には良いのがあったこともある、多分J-45の1960年代のものだ、かなりいい音だったがお値段も良かったので無理だったが、

あとdoveとかハミングバードはよくストロークはもうこれ気持ちいいね、とほとんどが書かれているが、本当にこの手はストロークが決まる、


J-200 一度弾いたことがある、これはサイド&バックがメイプル、ジャンボサイズなのだが意外にもシャリーンという感じ、


今所有しているマーチンはネットで買った物もある、マーチンはそれだけ信頼できるのだ、というか多分こんな感じの音なんじゃないかという期待をほぼ裏切らない、

それだけマーチン社って凄い品質管理が出来てる、シリアルナンバーを一貫してるのも頷ける、期待が裏切られてもいい方向に裏切られるって感じかな?

一方GibsonってL-00だけでもあれこれ変遷があるし、いわゆる個体差ってのは実際凄く感じるし、細かいところになるとやはり雑なところも多い、ということではGibsonはどうしても弾いてみないとわからない、があったので今まで手を出してなかったということかな、

がGibsonのヴィンテージってのも高いなー、1970年まではかなり作ってたみたいでネットで探るといっぱい出てくる、がどれも高いなー、

まぁGibson社ってあのレスポールスタンダードを作ったところだからなぁ、1968~70年のレスポールスタンダードって今や2,3千万くらいするか?


がそのGibson社、昨年破綻した、まぁ広げすぎだよな、いつの間にかオンキヨーもTASCAMもGibsonの傘下になってたし、なんとか楽器製造は続けているようだが、

 又々リサイクルショップ、VGという日本のギターメーカーがある、寺田楽器という昔からある楽器メーカーなんだが、島村楽器のオリジナルでリーズナブル価格帯のジェームスというブランドで出しているところだ、

このジェームスのギター、弾いてみたら安い割になかなかいい音しているなぁと思っていた、

ここが自社ブランドでVGという名前で出してるんだがそのなかにL-00仕様のモデルがあった、

弾いたらあらーオリジナル以上だねこれは、なんでも坂崎幸之助とか山崎まさよしとか使ってるんだと、

かつてはGibsonのOEMやってたりしたこともあるし、

残念ながら出てたのはかなりくたびれていたが、音はもうオリジナル以上だ、寺田楽器といいHISTORYのフジゲンといいメイドインジャパン恐るべし、

 で又々近くの小さい楽器店行ったらL-00 2016年製ってのがあった、なんかとにかくこのL-00に縁がある?製造が多いのかそれとも単なる縁か?これは中古ではなく新しい、ずっと店頭にあったのか?

これはL-00のスタンダード、サイド&バックはマホガニーだ、早速弾いてみた、スモールだしネックも今風で押さえやすい、4年は経ってるが新品かぁ、当然傷もなくとても綺麗、

深胴仕様ではないので前に弾いた2000年頃ほど低音は出ないが、

で、値段は?店頭在庫のため?ネットでスタンダード調べると若干安い、というわけで気がつけばGibson来てた!


いっとき弾いてみたが、概ね良好、まあ2016年製とは言え新品だからなぁ、思えばギターの新品はほんと若い頃買って以来かぁ?

それにサンバーストは初めてだなぁ、ナチュラルばっかりだったなぁ、

やっぱりこれ弾き出すと巷で言われているとおりめちゃブルース系フレーズが決まりすぎ?というかなんか似合うんだな、

が、弾いてるうちに以外にもオールラウンダーにいけるようだ、ストロークよし、スリーフィンガーよし、結構いける

確かに低音はそんなに出ないが出てないわけではなく、面白いことにピエゾでは結構低音も出てる、録音ではマイクとピエゾを混ぜるとかなり良い感じだ、

向かないといえばソロギターではちょっと厳しいか、見回せばGibsonメインでやってるソロギタリストっていないな、

一つ問題、なんか14フレットの一弦だけひびる、なんで?

このあたりはやっぱりGibson?

こうしてみるとGibsonって歌モノにほんと合うんだなー、見回せばミュージシャンでGibsonメインって多いからなー、

J-45だと奥田民生、斉藤和義、秦基博、スモールGibsonだとおおはた雄一、スカシガオ、山崎まさよし、

海外だとボブディラン、ジェイムズテイラー、

とにかくシンガーが多いな、やっぱり歌いながらのギターが一番似合うメーカーかな?

初Gibson、対局するマーチンとは同じ国なんだが違うもんだなー、よく使ってるOM-18V、材質はトップシトカスプルース、サイド&バックマホガニーと同じなんだが、出てくる音は全然違うし、

最近は歌モノ多いし、自分みたいにちょっとラフな人はちょいラフなGibsonのほうが合ってるのかも?なんて気もするこの頃だ、

 



2020年8月22日土曜日

久々の

 猛暑続きの日々、毎日とろけるような猛暑が続いているが、今日は久々に夕立があった、予報では今日はちょっと湿った空気が入り込み、雨が降るかも、又雷も?という予報、

そしたら予報通り、3時頃から激しい雷、落雷も!!その後降ってきた、本当に久しぶりのというか、いわゆる夏の風物詩がやってきたという午後だった、

前にも書いたか?今年の夏はいつもの夏より湿度が低く、とにかく雲が湧かない、雲一つ無い、溶けそうな日照りが一日続く、そんな夏だったんだが、やっといつもの夏がお盆も過ぎてやって来たという感じだ、

久々の雨が降ると、36℃あった気温がなんと10℃も下がった、すげえもんだなぁ、

2020年8月13日木曜日

いつもと違った夏

 もう8月お盆かぁ!

今年の夏はいつもと違った夏、なんてったって新型コロナ、

全く普通の生活が様変わり、

とあるライブが4月下旬に予定、3月延期が決定、5月下旬くらいに延期と、

延期かぁ、まあ5月だったら収まってるだろうと、

そしたら緊急事態宣言やらなんやら、

その後宣言解除、やっと収束見えてきたかと思ったら、又々爆発、

しかし二次拡大の様相は最初とちょっと違う気もする、

重傷者が最初に比べると圧倒的に少ない(世界で見ると違うかもしれないが)

ウィルスってのはウィルス自体が強すぎて感染元が死んでしまうと自分も死ぬことになるので、長い間には弱くなると言う、もしかしたら変異して若干弱くなってるのかもしれない、

それともここ数ヶ月の経験則から感染者に対する医療技術が向上したのかもしれない、

わからんが?

但しこいつの感染力は本当に半端ないようである、

さていつもと違った夏というのがもう一つある、

今日も猛暑の夏が来ている、先日は群馬で40度超えなんて…

温暖化に伴ってかここんとこここでもやたらクマゼミが増えていた、ふと木に目をやるとクマゼミがあっちこっち、

それが…今年はクマゼミが少ない、そして多いのが最近減ってたなぁというアブラゼミが多い、

クマゼミが減ってもともとこのくらい居たのか?それともクマゼミに変わってアブラゼミが増えたのか?

周期があるのか?もしかしてクマゼミ新型コロナ?わからんがとにかく今年はクマゼミが少ない、

クマゼミはだいたい朝方ワシワシ鳴きだして昼間はあまり鳴かない、一方アブラゼミは結構一日中鳴いている、

やっぱり猛暑なんで気温のせいではなさそう、

とにかく新型コロナにクマゼミの減少?いつもと違った夏、いつもと違ったお盆が来た、


Ibanez  AE325-LGS