2013年9月27日金曜日

またまた衝動に駆られるままに…

又ギターを衝動買いしてしまった。最近エレキギターはほとんど弾くことがないんだが、そのエレキを買ってしまった。

それはフェルナンデスのストラトキャスターモデル。フェルナンデスのサイトに過去のカタログが掲載してある。それによると1977年のにあったFST-55Nらしい、


フェルナンデスのロゴで石ロゴと呼ばれるロゴが付いたモデルだ。石ロゴとは77年頃から81年までのモデルはフェルナンデスのFが石に似ているので石ロゴと呼ばれている。まあいわゆるジャパンビンテージに類するモデルになるのかなー?まあ若い頃石ロゴフェルナンデスはカタログなんぞ見ていたものだ、

Fのマークが石に似ているため石ロゴと言われている。

セットは3点留め、フェルナンデスの下位モデルは3点留めだった、


このタイプのナチュラル仕様、実はストラトキャスターのナチュラル仕様ってのは、あまりミュージシャンで使っているのは少ない。故ロウエルジョージくらいしか思い浮かばないなー、がなんか昔からナチュラル仕様は気になっていたのだ、

ジャパンビンテージって感じのエレキギターはかなり生産されていたのでグレコ、アリアプロⅡ、など結構出回ってはいる、のでたまに見かけるのだが見かける度にどうしようかなーと迷っていたりしたんだが、

あの頃ってエレキに関しては随分気合入ってて低価格ながらいいものを随分作っていたように思う。

今回随分と綺麗なのが出ていたのであっさり買ってしまった。使用感はあるが、77年、36年も前のでこんなに綺麗なのはなかなかないかも?

最近はフェンダージャパンなる廉価版フェンダーって感じのものも随分出回っているが同じ価格帯であればこの頃のジャパンビンテージの作りはとてもいい、ネックの感触とかすごくいい、

試奏してみたが、なかなかいい感じ、年月が経ってちょっと枯れた感じである、フェルナンデスはこの頃すでに5点SWになってたらしくストラトの特徴であるハーフトーンもばっちりだ、

というわけであえなく買ってしまった、あーあ?
この木目の感じがいい
 
 
ところで半年前かジャンクで同じストラトタイプのギターを見つけた、ジャンク扱いなんだがちょっと高め、かなり汚れていて厳しい、が音的には問題ないみたい、何故かロゴは消されていてどこのメーカーと言う感じだったがバックのプレートにフェルナンデスとある。そうこちらもフェルナンデス

ブリッジはフロイトローズ、ここでフロイトローズを紹介しておくとストラトキャスターの特徴の一つ、トレモロアーム、ジミーヘンドリックス、リッチーブラックモア以降有名になったんだが、問題は弦を伸ばしたり緩めたりの繰り返しで、チューニングが狂ってしまうこと、
フェルナンデス ストラト、これでもかなり綺麗になったほう


初期型フロイトローズブリッジとハムバッキングPU、弦止め駒が割れて
最近のに変えている、あと6弦のファインチューナーが普通のねじ止め
こちらも最近のを使ってみたら穴が微妙に合わなかった、


これを解消しようとナットとブリッジで弦をがっちり固定してしまおうと開発されたものだ、これを一気に有名にしたのがエドワードヴァンヘイレン、登場したときは何だあれは?と言う感じだったな



ウァンヘイレンのヒット曲JUMP ここでもあのギターが使われている。

仕組みは知っていたが実際に触ってみたのは初めて、このフェルナンデスのギター、フロイトローズが登場したころ日本で唯一フェルナンデスに搭載が可能になったものらしい、(本家フロイトローズって特許を取っているらしく、よくよく見てみるとアイバニーズとかヤマハとか弦を押さえるというのは同じだがフロイトローズとは仕組みが違うようだ)

ジャンクのこのギター、留めねじ(ファインチューナー)が無くなったのかフツーのねじに変えてある。さらに弦を交換中留め金具が割れてしまった、フロイトローズの部品はESPが扱っているらしかったので買ってきたらなんか穴が合わない、うーん?留め金具のほうは何とか使えたが見てくれは?だなー

フロイトローズもこのギターは初期型で規格が変わっているらしい、フロイトローズってアーミングガンガンでもさすがにチューニングの狂いは少ない、が、最初のチューニングが結構大変、さらにセットしてしまうと微調整しかできないので意外と大変みたい、

このギター、フロイトローズもさることながらピックアップがハムバッキングタイプだ、

ストラトキャスターはシングルコイルPUなんだがジミーヘンドリックス、リッチーブラックモアなどヘヴィー系の音楽でよく使われるようになってより太い音、音量が求められるとどうしてもリアの音量不足が出てきて、リアのみハムバッキングPU仕様とかが増えてきた、

自分は普通サイズのハムバッキングをそのまま搭載したものはどうも好きにならなかったんだが、このPUはシングルコイルのサイズにハムバッキング仕様にしたPUでなかなかいい、実際弾いてみるとハムバッキングだが普通のハムバッキングとシングルコイルの中間みたいな音だった、がしっかりハムの音はする。

シングルコイルにもなるサーキット回路があってボリュームを引くとシングルコイルにもなり多彩な音色が出せる。

フェルナンデスはサイトに歴代カタログが掲載してある、このギター、かなり調べたがどうもわからない、まあフロイトローズがかなり初期型なんで80年代前半くらいかなー

これかなり汚れていて錆びもひどかったので一度ばらして錆び取りやらなんやらかんやら手間隙掛け、金掛け、部品も調達してやってみたがうーん、あんまり変わらんかったなー、フロイトローズを交換したらマシになるがこれを買ったときの3倍くらいするしなー、まあいいか


2013年9月22日日曜日

それぞれの7年後

西暦2020年の東京オリンピックが決まった、あと7年後だ、今から49年前の1964年に第一回目の東京オリンピックが開催された、2020年は第一回大会からすると56年後だ、

東京に決定したとともに皆が一様に考えただろうことが、自分はオリンピックのときはいくつかなー?じゃないだろうか、10年一昔、10年よりはちょっと少ない7年後、

人によっては7年後の東京オリンピックに直接関係しなくても自分自身の目標設定した人もいるかもしれない。7年後の自分はこうありたい、こうしたい、という目標設定、

リニアモーターカーの開業予定計画が発表された、東京~名古屋が14年後の2027年、東京~大阪が32年後の2045年なんだそうだ、

リニアモーターカーも話だけは自分が小学校の頃からあったような… 九州新幹線、小学校低学年の頃、「ここ(九州)には新幹線いつ来るかなー?」ととあるばあさんに聞いたら、「あんたが大人になる頃にはバンバン走りよるよ」と言っていた、
実際は2011年全線開業、随分時間が掛かったもんだ、

7年後自分は〇〇歳かー、はー!リニア部分開業の14年後は?32年後は?もういないか!!

2013年9月16日月曜日

エレクトリック・アコースティック化第二段

前回アコースティックギターのエンドピンジャックの穴あけをアップした。なかなかうまく行かないまでもなんとかかんとか穴あけ終了、そして今回ピックアップを内蔵することに

今回選んだのはモーリスのピエゾピックアップ、CP3 かなり昔からあるものらしいが現在は生産中止かもしれない。これエンドピンジャックが付いているんだが今の標準の12mm径ではなく11.2mmという口径、従って今の標準で付けるとぐらぐらする。従って使わないことにする。



エンドピンジャックはオールパーツというメーカーのが安かったので買ってみたが、うーん失敗、外側の六角ナットが付いてない、他に代用できないかとやってみたら微妙に口径が違う。まあ使えないことはないので今回これを使う。

D-18GEにエンドピンジャック装着


ところでピエゾピックアップって悪くはないんだがいわゆる生音とはかなり違ったシャリっとした感じの音なんであまりいい印象なかったんだが、新岡ギター教室など見てるとどうやら貼り付ける場所などでかなり違ってくるという。
 
そういうことであっちこっち貼り付けて試してみたら、ほーこんなに変わるもんかというくらい場所で変わる、ましてや貼り付ける両面テープの厚さでも随分違ってくる。場所によってはかなりいい感じになるような気がする。
 
今までピエゾで聞いていたのはインブリッジタイプばっかりだったんで随分ピエゾの印象が変わった、であっちこっち試した結果ブリッジの直ぐ下くらいに貼り付けることにした。
 
 
 
貼り付けはコンタクトPU自体に薄い両面テープで止めて全体を厚手のちょっと強いタイプの両面テープで止めることにした。
 
そして幾度か登場しているLRバックスのM1、マグネティックPUで人気のPUだ、自分が買ったときは随分高かったんだが新しいのを次々に出しているLRバックス、どうやら生産は中止しているみたいだ。というわけで随分安くなっている。参ったなー
 
コンタクトPUとマグPUは途中ピンジャックで中継、直ぐに変更できるようにして、ジャックよりステレオにて出力できるようにした。
 
というわけで今回の試し弾き、ピエゾはブリッジ直ぐ下ということでかなり高域が強調された感じの音、まあこれでも使えないこともないかなーというくらいなかなかの音、 しゃりしゃりした感じの音になっている、が高域はしっかり出ている。
 
場所は箱鳴り感というよりダイレクト感が欲しかったのでここにしてみた。







マグのM1はもう思いっきりマグの音、そしてミキサーでミックス、ほーなかなかいいじゃん?これは使える、というかこれが目的だったんだが、予想以上に良好な成果が出た、ほーっとひと安心、

今回録音にべリンガーのUSBミキサーを使った、前に紹介したんだがさっぱり使わなくて、内臓エフェクターも使い方がわからなくて(わかろうとしてない) 今回ちょっと使ってみたがいやいやなかなか面白い、オーディオインターフェイスとしては全く問題はない、各チャンネルに付いているコンプもなかなか面白い、
 
おまけでマイジャンクボックスに眠っていたコンデンサーマイク素子、をちょっと試してみた、この素子は100円もしないんだろうが(というか何時どこで手に入れたかわからない)使ってみたら以外にも使えそう。
 
ネットでなんかないかなーと探していたらパナソニック製のコンデンサーマイク素子、これも100円なんだが、これがなかなかいいと評判のよう、さらにこれをちょっと改造するともっとよくなるそうだ、今度試してみようかな

 
 

2013年9月14日土曜日

DTM普及に一役買うか?

奥田民生のニューシングルは”風は西から”奥田民夫のフィールドである広島、ということでマツダとのタイアップした曲である。



PVも話題を呼んでいて、車の衝撃実験に使われるダミー人形が逃げ出すと言う設定、こちらも面白いんだが、シングルのおまけが凄い。マルチトラックデータの入ったCDが付属している。



マルチトラックデータということはシーケンスソフトで再生、編集ができるということだ、でシーケンスソフトなんだがマックに入っているガレージバンドというソフトなんだそうだ。(Winは駄目みたい)




詳しい説明を(かどうか不明だが)動画サイトにアップしてある。ということで本人とデュエットしようが、ベースやギターを自分なりに録音しようが、まるっきりアレンジしなおすとかいろいろ遊べるわけだ、

面白いこと考えるな、まあどれだけ使う人がいるかは不明だが、なかなか面白い企画だなー、

ちなみに風は西からはすべてを奥田民生一人で演奏している。(こちらも動画がアップしてある。)それほど難しい曲ではない、むしろ意識して作ったかもしれない、



難しい曲ではないんだが、しっかり民夫節になるもんだなー、いろんなアレンジで動画サイトなどにいろいろ出てくると面白いんだがなー

2013年9月9日月曜日

うまくいかないものだ

アコースティックギターのエンドピンジャックの穴あけをやった。
かつてMartin OM-18VにL.R.バックスのM1というPUを乗っけたときに楽器店で穴あけしてもらった、

M1はマグネティックタイプのピックアップだがこれを買ったときは2万6千円くらいした、結構な値段だ、がこのマグの音、どうもなじめず(結局はエレキと同じマグなのでエレキっぽくなる)使わないままになっていた。

というのもあの押尾コータローとかってマグでは有名なサンライズピックアップが乗っている。というかプロの中で絶大な人気がある。やっぱりサンライズあたりでなければあの音は出ないのかなと思っていたんだが、

ちょっと前にM1とコンデンサーマイクの混合で録音したことがあったんだがこれが凄くよかった、そんな折見つけたサイトが新岡ギター教室、本業はギター教室なんだろうがこの人のサイト凄い、ギター本体のチューニングからなんだかんだととにかくあれやこれややっている。実験も満載、

その中にピックアップ編がある。これが又凄く詳しくて遂には自作のピックアップシステムを作り上げて販売している。これによるとやはりマグだけではあの音は難しいらしい、いろいろ調べたら押尾コータローのシステムもサンライズだけではなくMファクトリーというところが作った複合型のシステムらしい、

ここでアコースティックギターのエレアコ化というのを振り返ってみると、まずピエゾという圧電素子を使ったタイプ、当時はバーカスベリーが有名でジミーペイジとか吉田拓郎とかブリッジに貼り付けてテープで固定して使っていた。

これを発展させた画期的なのがオベーション、インブリッジタイプでブリッジの下にピエゾ端子を内蔵するタイプ、オベーションは底板にグラスファイバーを使ったり、見てくれも今までとは全く違ったデザインで一世を風靡した、

かつてこれを模したモーリスのトルネードというギターを持っていたが、なかなかいい、生音は全く鳴らなかったがラインに通すと凄くよかった、がピエゾの音ってこんな感じだなというくらいかなり生音とは違っていてそういうもんだと思っていたのだが

ピエゾを発展させたのがわが国のタカミネ、あのイーグルスが使い始めて大ヒット、とにかくハウリングに強かったらしい、

そんな時代を経てマグネティックPUの登場となる、マイケルヘッジズが使い始めて一気にサンライズピックアップが広がった、

その後あっちこっちのメーカーがマグタイプのPUを作っているがいまのところサンライズを筆頭にフィッシュマン、L.Rバックスが大手というところか、

話を戻すと新岡ギター教室のピックアップ編にはこのあたりの違いが細かく乗っていてしかも実験しながらで音も聞くことが出来る。

この人が開発したシステムはマグネティックピックアップとピエゾ素子の組み合わせとなっている。どうやらマグのいいところとピエゾのいいところを組み合わせた形らしい、

ピエゾの音はモーリスで体験してこんな感じかな、と思っていたがピエゾでも貼り付けタイプの昔ながらのも売っている。これだとそれほど高くなくて試してみる価値ありそう。

ってんで取り付けようと思ったがアコースティックギターのエンドピンジャック加工が必要だ。でリペアーの店で聞いたら5000円でやっているという、何本か加工が必要なギターがあったし、サイトを覗くとあっちこっちこの加工の記事が出ている、

当然ながら新岡ギター教室にも詳細な加工の仕方がある、ここはひとつ自分でやってみるかということでエンドピンジャックの穴あけをやってみることにした。
工具一式、なんだかんだと揃えていたら5000円じゃすまんなー


まずは古いヤマハの安いギター、とても思い出深いギターなんだがこれでまずやってみた。

マスキングしてダイソーて買ってきたミニルーターで面取り、リーマーで12mmまで穴あけ、電動ドリルで12mmの穴を一気に開ける。

が電動ドリルは駄目、まずギターをしっかり固定しないといけないし、一気に回っていくのでやばい、ドリル穴あけは手動で行うことにする。

で結果はアチャー、塗装にひびが入った、このヤマハのギターは古いし塗装がカチカチになっているのでちょっとしたことでひびが入る。うーん難しい、
FG-151



次にK,ヤイリのYW-500Pこれに挑戦、面取りを丁寧にやりながら穴あけ、そしてなんとか成功、こちらはうまく行った
YW-500P
 

そしてMartinのD-18GE、これもEA化しようということでやってみた、ところがGE、エンドピンのところの塗装がかなり微妙で慎重にやってみるが塗装が剥げそう、やばいやばい、慎重にやっていく、そしてなんとかドリルまで到達、穴あけが完成した、が…

塗装のほうに気をとられながらやったせいか、穴がちょっと斜めってしまった、アチャー、まあ塗装われよりはよかったんだが、うまくいかないもんだなー、
D-18GE



ってんで次はピックアップ搭載なんだが、

2013年9月6日金曜日

今年の夏は?その②

前のブログを書いた後沖縄近海で台風17号が発生した。前の台風15号は先島諸島から北上、九州の西で温帯低気圧になった。

17号は進路が定まらず予報では沖縄近海に停滞傾向という予測、と思ったら一昨日鹿児島の指宿付近に上陸、朝テレビをつけたら上陸したと言っていたのでいつの間にか速度を上げて上陸していた。

九州に上陸したのは6年ぶりというから最近九州には台風は来てなかったんだなー、この台風中心気圧は990mhpくらいであまり強い台風ではなかった、暴風域も伴っていなかった、

四国沖に来たときには温帯低気圧になったんだが、腐っても鯛ではないが衰えても台風、このエネルギーは凄い、上陸後レーダーとかアメダスとかを見ていたんだが、台風の雨雲帯(レインバンド)に沿って時間雨量60mm~100mmという猛烈な雨が降っている、このレインバンドの移動に沿ってこの大雨が移動している。

要するに台風ではなくなったにもかかわらず時間雨量100mmとかを降らすエネルギーはずーっと蓄えていたのだから驚きだ。この大雨はゲリラ豪雨ではなく予測される大雨だ、

さらには茨城千葉の竜巻、台風と竜巻って一見結びつかないみたいだが台風の周辺部とか結構竜巻が発生する確率は高いんだそうだ。

竜巻は今のところ予測がかなり困難、スーパーセルと呼ばれる巨大積乱雲の発生とその中にメソサイクロンという小さい渦巻き雲の発生で竜巻が起こる可能性が高いと言うが、竜巻注意報が発令されて発生した竜巻の確率は5%しかないそうだ。

ただ日本の場合大きな竜巻が発生するところって南が海で平野部ってところ多いような気がする。前回の筑波もそうだし、多分竜巻が発生する条件に南側が開いていて南風が吹き込みやすい地形、そこに寒気を伴った北風が吹き降ろしてくる、そんなところにもう一つ平野部とかの平坦な地形、(アメリカも竜巻常襲地帯はただっぴろい平野部だ、東京とか高層ビルのあるところはまず発生しないそうだ)そんな条件が必要みたいだ、

昨日は台風一過、朝はまだ雨がしとしと降り続いていたが午後から急速に回復、久しぶりの青空、そして今日は朝から雲ひとつない快晴、こんなのほんと久しぶりだ、しかも今日の最低気温は18度と20度を切っている。

おいおい!!数週間前は38度越えの猛暑、が一度秋雨前線が南下したかと思ったらそのまま居座り、台湾付近から九州本州東北と日本縦断の雨の通り道が出来てあっちこっちで豪雨、ここでも時間雨量60mm越えってのがあったなー、そして二個の台風接近又は上陸、とまあなんかあわただしい、

気象庁は今夏を異常気象と定め、新たに特別警報なるものが出来た。基準は昨年九州北部豪雨で発せられた、かつて経験したことのない…がという状態が予測されるときに発令されるらしい、

それにしても9月に入ってまだ間もないのに朝は20度を切るなんてこの地域では考えられない。まだまだ暑い暑いと言いつつ10月まで暑いからなーなんて為口がよく聞かれる時期なんだが、まあこのまま秋に突入はちょっと早計だろうな、

2013年9月2日月曜日

今年の夏は?

今日は一日雨だった、本当に一日中降り続いていた。強弱はあったものの降り続いていた、朝から晩まで降り続いていた。

こんなに降り続いた日はほんとうに久しぶりだ、と言うのも最近の降りかたはいわゆるゲリラ豪雨的な降り方がほとんどだからだ、

いきなり降りだし大雨、又は雷雨、しかし長くても数時間で収まる。そんな降り方が最近極めて多いので、今日みたいなずーっと降っている、(といっても雨脚が強まったときは時間雨量20mm~30mm位降っていたが)そんな降り方が最近ない。

今年の梅雨は梅雨入りも早かったが明けるのも早かった、明けた後は猛暑が控えていた。局所的にはゲリラ豪雨、一方で雨不足、降らないところは全く降らない。ここも7月の降水量は平年の3割程度だった。

梅雨前線は普通なら東北まで上がる頃には弱くなって消滅するんだが、東北に北上しても猛威を奮いそのまま居座る、気がつけば梅雨前線が秋雨前線と名を変えていた。

一方ではここ数年のお決まり言葉、猛暑日、この35度以上の日なんだが、昨年までは関東(埼玉とか内陸部)とか近畿とかそちらに多かったんだが、今年はここ九州でも猛暑日が連日続き、記録を作った、しかもお盆過ぎ頃だったか県内最高気温、39.6度を記録した。

この影響はかなり農業とか出てきているらしく県北にメロンの産地があるのだが、猛暑の為に生育がよくなくメロンで有名な道の駅があるんだが、糖度不足でメロンが出荷できなくなったそうだ、

生態系の変化は漁業でも深刻というか捕れないはずの魚が取れてそんなに捕れない魚がいっぱい取れたりという生態系の変化が海では顕著に起こっているらしい。

自分の経験でも35度を超える日はあったものの38度とか9度というのはなかったように思う。かつて経験したことのない暑さだったというわけだ、

しかもこの記録は海沿いの町、海は暖まりにくく冷めにくいので海沿いって内陸部より気温の変動が少ないはずなんだが、どういうことだ、?

気象予報士の話では海水温がとにかく高く30度以上あったんだそうだ、
最近大潮になると沿岸部は高潮警報が出る。注意報までは最近よく出ていたのだが今年の夏はなんと警報だ、海水温が上昇して海水が膨張しているためと言う。それに大潮が重なるともう注意報では間に合わない、

高潮警報ってかつては台風が近づいていたときしか聞いたことがなかったんだが、確実に温暖化で海面が上昇している証拠だ、

先週から気圧配置が大きく変わった、今にしてみればこれは劇的だ、先週末秋雨前線が南下の予想、連日の猛暑日が切れるかもという予報が出た、予報は当たって雨が降る。雨量は少なかったが雨のあと大陸の乾いた空気が一時的に入ってきた。

あーそろそろ夏も終わりか?という気配、この頃小さい台風が先島諸島を北上、もうちょっと発達するのではと言う予想だったらしいが予想に反してそのまま温帯低気圧になり秋雨前線と同化した、

島根で豪雨、この頃から気圧配置が同じようになる。九州から入ってきた雨雲は中国地方北陸そして東北と連なる秋雨前線が停滞状態だ、

気象衛星を見てみると雲で日本列島がすっぽり隠れている。東京とかがぽっかり開いている感じだ、秋雨前線が一度南下した以降気温は下がり傾向。32度くらいから雨続きで30度まで行かなくなった。

あの連日の猛暑日の日々が嘘のようだ。(ただし湿気が多いので蒸し暑いが)それにしてもこの変化は劇的過ぎる、ちょっと今後が怖いところだ、


Ibanez  AE325-LGS