2011年5月29日日曜日

押尾コータローコンサート

押尾コータローのコンサートに行ってきた。二回目だ、今回は〇〇会館とかの大きいところではなく、ライブハウスみたいなこじんまりしたところだった。100人強くらいの会場だったかな?初めてのところで目安は付けて行ったものの場所がわからずあやうく遅れるところだった。

言わずと知れたアコギ界の福山かな。ルックスも良いし背も高いし、そのせいか見渡せば以外にも女性客が非常に多い、しかも以外にも年齢層が高く自分とあんまりかわらないくらいの同年代が多かったように思う。というわけでいわゆるアコギフリークと言う感じの人はほとんど見かけなかった。

演奏はこれまた言わずとも凄いの一言、しかも今回は結構真近で見れたこともあってやっぱ凄いなー、アコギ一本であれだけのパフォーマンスは本当に凄い、ギターはメインのグレーベンとカッタウェイのグレーベンがもう一本、sugitakennziモデルも良く使っていた。こちらはグレーベンよりちょっと明るい感じの音だったなー、

構成は前回同じく一曲終わるごとにアシスタントがギターを持ってくる、関西人らしく話もうまくて観客もそれに答えてのステージ
最後のほうはいつもの一人紹介、ベース押尾コータロー、でベンベン(よくああいう音出るもんだなー)ドラム押尾コータロー、フォークギター押尾コータロー(でやっぱりアリスのチャンピオンが…)エレキギター押尾コータロー(でスモークオンザウオーターが…)という何人押尾がいるんだ紹介が続く

座っての演奏はギブソンの0スタイルのギター、多分オールマホのギターだと思う、もう一本が面白くマーチンパーラータイプのギターナッシュビルチューニングがしてあってかわいい音、ナッシュビルチューニングといえば22歳の別れ、ちょこっと演奏、うーんさすがだ。

来ていた人は常連が多かったようでアコギ一本とはいえステージは縦横無尽だ、ということで観客も同世代とは思えない乗り、手拍子に、さあ一緒に…、から最後はお決まり総立ちで乗り乗り、しかーし最後は座ってーとあって、ギブソンでマイク無しでの演奏、これは良かったなー、やっぱ生はええな、

という久々のアコギを満喫したステージだった。自分も弾いてみたいところだが、これが押尾コータロー難しいんだなーこれが、

2011年5月15日日曜日

九死に一生

NHKで今回の津波の特集があった。釜石だったろうか、津波が押し寄せてくる映像に映っている人が九死に一生を得て助かった人を取り上げていた。ホンとよく助かったものだ、凄い映像だった。

この特集によると前に書いたように今回の大津波、普通では説明が付かないそうだ。単にプレートのすべりだけで計算すると3mくらいしかならないそうだ。今回の記録では第一波は3mくらいだったが第二波が急激に盛り上がって10mくらいになっている。これは前回書いたプレートとプレートの間の堆積物に断層が走っていて本震につられてこの断層が急激に盛り上がったことで大津波が発生したらしいとの事、

もう一つ仙台平野沿岸に押し寄せた津波が田畑をなぎ倒しながら押し寄せる映像が上空から映し出されていたが、実際にいた人の話では建物があるところは津波が全く見えず、なにか遠くでバリバリと音と土煙が見えたが津波とは全く想像できなかったということだった。

ある小学校では最初3階に非難していたが津波が来ないので体育館に降りて集まっていたら津波が来たと、あわてて又上に避難して何とか生き延びたという話だった。このあたりは高い建物が無く高速道路が通っているところまで行かないと高いところがないというので高速道路に殺到、一部工事中かなにかで高速に入れないところがあり、入り口は渋滞、車を捨てて高速に這い上がる光景があった。

ユーチューブでも新たに津波のがアップされていた、とある港の映像などはまさに第一波で港は冠水したものの堤防は越えていないが第二波で一気に堤防も越えてしまう映像があった。よく撮ったもんだなー、中にはドライブレコーダーだろうか、津波が押し寄せて車が津波に巻き込まれ水の中へ、その後浮いて終わっていた。

浜岡原発が運転を停止した。福島原発の後現在の日本の原発の状況を取材した番組を見て、東海地震が叫ばれているこんなとこにも作っていたのかと、驚いたのだがさすがにここは停止の追い込まれた。さらに昨日は福島原発の1号機はやはり炉心溶融(メルトダウン)が起こっていたことが判明、とりあえず冷やされているとの事だが大量の水が何処に行ったのか?しかし冷やすと言う行為を水が鍵だったとは、びっくりだ、水こそがあの核融合さえも制御してしまうのだなーびっくりだ、水って凄い、

阪神大震災のニュースを録画したビデオがある。久々に引っ張り出して見た。あの時も本当に凄かったのだが、今回の震災は凄すぎる、ビデオではCMとかローカルのニュースも映っているのだがCMは普通に流れていたし、イベント中止なんてのも無かったようだ、このとき言われた自衛隊の出動が遅れたことや、緊急車両や救援物資の輸送が一般の車との渋滞で遅れたりしたことが問題になったが、このあたりは今回の震災にはさすがに教訓が生きたようだ。

当時の首相は村山総理、3日目には被災地に入っている。が今回の菅首相のような(被災地でのやりとり)は無かったようだ、が阪神大震災では政府がどうのというニュースが非常に少なかった、というより、天災は地方自治体が主となって動くのがというのがあったようで政府が出てくるのはその後的な場合が多かったようだ、その為全然政府は準備が出来ておらず対応がかなり遅れたという経緯があった。

それにしても原発、制御が取れない状況にある。未だ人類は原子力に対してあまりにも知らなさ過ぎるのかもしれない、核反応という無限に近いエネルギーを知りえた人類は見切り発車したのかもしれない、

2011年5月8日日曜日

マイ・フェバリット・アーティスト第三回 サイモン&ガーファンクル

久々のマイフェバリットアーティスト特集第三回、今回はサイモン&ガーファンクル、昨年もたしか再結成して日本に来日した。ワールドツアーは今回が最後かもという話だった。

サイモン&ガーファンクルを聞いたのは中学の頃、前にも書いたと思うがこの頃自分の唯一の情報源はラジオだった。おそまつながら中一くらいか、この頃はビートルズとサイモン&ガーファンクルの区別が付かなくてなんか良い曲だなーという感じで時々流れるのを楽しみにしていた。

その頃好きになったのが”コンドルは飛んでいく”だった、サウンドオブサイレンスはちょっと後から知ったかなー、あと”冬の散歩道”は好きだったなー、ちなみにこの曲のイントロは12弦ギターなのだがずーっとエレキギターと思っていた。

”スカボローフェアー”は知っていたがこれもサイモン&ガーファンクルだと知ったのは後からだった、あのギターのイントロから導かれる透明な雰囲気は今でも大好きだ。ちなみにこのスカボローフェアーなんでもイギリスあたりの民謡がベースになっているらしくオリジナル論争で裁判沙汰になっている。

オープンチューニングにDADGAD(ダドガド)チューニングと言うのがある。日本ではポピュラーにしちゃったのが押尾コータローだ、その前にマイケルヘッジズがこれでかなり脚光を浴びた、このチューニングの出所はイギリスの民謡にあるという、このちょっと牧歌適な響き(音階)がイギリスにはあったようで、これをベースにしたのがバードヤンシュやジョンレンボーンがいた”ペンタングル”だ

バードヤンシュは若い頃から知っていたがペンタングルいざ聞いてみるとなかなか面白いというかその不思議な響きに惹かれていたのだが、ポピュラーではないどちらかといえばちょっとくらーい感じで、とっつきにくい感じはあった。

ちなみにバードヤンシュ繋がりでレッドツェッペリン、そしてポールサイモンと繋がる、ジミーペイジはバードと親交があり、ポールサイモンは売れないときイギリスに渡ってそこで親交があったそうだ。音楽のジャンルは違うが同じルーツがあるのには驚きだ。

そんな中でアコギの大定番”アンジー”がある、サウンドオブサイレンスに収録されているアコギのインストだ、作曲はデイビーグレアム、(昨年亡くなった)この曲を日本で始めてコピーしたのがあの石川鷹彦巨匠だ、ソロアルバムワーズ3.5に収録してある。

アルフィーの坂崎幸之助も得意としていて石川鷹彦とコラボのアンジーはユーチューブで見たがいやーなかなか凄い、ちなみに若い頃唯一アコギインストでマスターした曲でもある。

話は戻るがポールサイモンもイギリスに渡っていた頃いろんなアコギの技を習得したらしい、サイモン&ガーファンクルといえば曲もさることながらポールサイモンのギターは当時はそうとう飛んでいた。(リードしていた)

ポールのギターといえば結構スリーフィンガーが多いのだがアメリカ系のいわゆるスリーフィンガーというより日本のフォークに近い、というより日本のフォークが盛り上がる頃にポールのギターをお手本にしたというのが正しいだろう。キャッシーの唄や4月になれば彼女は、Zoo、早く家に帰りたいの頭の部分などスリーフィンガーをちりばめたアレンジは多くの人に影響を与えている。
ポールサイモンが使っているギターは結構いろいろ弾いているが初期の頃はギルドをよく見かけたなー、

ポールサイモンと言う人すごいセンスの持ち主でイギリスのあの雰囲気をも取り込みつつ、ロック的センスも抜群でミセスロビンソンあたりの感じとか前に書いた冬の散歩道のイントロはまさにエレキギター、アメリカそしてザ・ボクサーはとってもアメリカを象徴している、明日に書ける橋はまさにガーファンクルのあの声が無ければ出来なかったろうし、果ては南米のフォークローレまで取り込んでいる。

サイモン&ガーファンクルのレコードはほぼ全部持っている。唯一ポールサイモンがイギリスに渡ったころ出したと言うソロアルバムがあるのだがこれがなかなか今では手に入らない、最近はユーチューブでいろいろ出ているのだがその中でアンジーを弾いているのがあった、兄弟がいるのかポールとそっくりな人とのコラボだ、あと同じくモノクロだがスタジオ収録だろうか初期の頃のサイモン&ガーファンクル、ちなみにレンタルで初期のライブ版が出ていたがこれもとっても良かった、ライブと言えばビッグになった頃のセントラルパークでのライブは有名だが自分としては初期のモノクロのこのアコースティックライブはとっても好きだ。

ユーチューブといえばペンタングルの映像は結構残っていてとっても新鮮に思えた、ジミーペイジーがブラックマウンテンサイドというこれまたアコギのインストをギブソンのJ-200で弾いている(相当に映像は厳しいが)のがあったりして感激ものだ、いい時代になったものだ、

ポールのことばかり書いた感じだがサイモン&ガーファンクルはこの二人だからこそ出来たのだ、ガーファンクルの透き通るようなハイトーンと絡むともうそこは別世界、アメリカの出だしの二人のハミングとギターがストロークしながらのイントロ、簡単だが絶対あの雰囲気は出せない、あの二人だから出来るのだろう。

ここらへんでもう一度サイモン&ガーファンクルのCD引っ張り出して聞こうかな。

2011年5月4日水曜日

日本が繋がる

4月30日東北新幹線が復旧、3月12日九州新幹線が全線開業して以来、鹿児島から青森まで新幹線で繋がった。


地震の質も違ったのだろうが、阪神大震災の教訓も生きて49日ぶりの全線復旧になったようだ、この日JR九州で全線開業前に流されたCM,特別仕様の新幹線が走るので沿線でいろんなパフォーマンスで手を振ろうと言う企画、もしかしたらCMで流れるかものふれこみだった。


このCMがユーチューブなどで流れたこともあってこれを知った東北の新幹線沿線の人が復旧開業日に手を振る姿があった、日本が繋がった瞬間だ、


自粛ムードも自粛ばかりではとこのGWはそこそこ毎年の渋滞も発生しているらしい、ところで以外にも避難場所で活躍してるのが iPadなのだそうだ、避難場所には数台用意してあるらしく大切な情報源になっているようだ、


今回の地震、南北400K東西200Kと、途方も無い規模の地震だったがそのメカニズム、不思議なものがある、震度では7クラスを記録したところもあるが家屋の倒壊は非常に少ないのだそうだ、阪神大震災のときは直下型で家屋の倒壊で多くの人が亡くなった、これは地震の周期の違いなのだそうだ、


最近地震で多いのが液状化だ、千葉あたりはこの被害が大きく出ていた。埋立地など自然の地形を人工的に作ったところに顕著に現れている。地震発生時道路に敷かれたタイルが見事にずれていく珍しい映像があった。見事にズズズーっとずれていく、その直後割れ目から水が噴出、液状化が発生した瞬間だった。


一方今回の大津波、プレートとプレートの間に堆積している地層がプレートの沈み込みで断層がいくつも出来ていると言う、今回はプレート型の大地震というがこの地震が堆積している断層(割れ目)を大きく跳ね上げたことにより大津波が発生したらしい、このプレート型の大地震、プレートの境界が跳ね上がって大地震が起こるというが、実際は太平洋プレートの沈み込みに沿って日本列島は東に引っ張られることになったらしい、


従って東北地方の観測点は全て東に引っ張られそして沈み込んでいる。この大地震の歪は膨大な余震になってさらに余震が余震を生む形でいまも余震が絶えない、さらには長野やかなり放れた場所でも大きな地震が起こっている。これだけの大地震は一瞬で何百年分が動いたのだからその歪も大きい。


余震も徐々に少なくはなってきているようだがスマトラ沖地震も最大余震は3ヵ月後だったというから予断を許さない。そして原発は危機的な状態は脱したのか?毎日のニュースも少なくなってきた。
被災地での仮設住宅の建設、足りない足りないと言いながら一方では作ったものの入居者が少ないという現実も発生、というのも建設した場所の環境が厳しいのか(勤務地が遠かったりなど)入る人の利便性が取れない理由らしいが、被災地は土地も少なく仮設住宅を建てる場所など考えると、なかなか難しいところだ。

Ibanez  AE325-LGS