2010年12月26日日曜日

Xマスイブは教会で

12月24日 パイプオルガンの調べを聴きに行って来た。24日はXマスイブ 教会ではミサが行われる。その中でなんでも国際大会に優勝したという人が地元出身ということもあってか、なんと無料でコンサートがあるというので行って見る事にした。

Xマスイブで教会でしかもミサってんで、なんとも自分には無関係な(一般日本人同様、Xマスはメリークリスマスでケーキを食べて年が明ければ神社に初詣パターンだ)場面だったが、行って見る事に、

一時間は神父さまのお説教と賛美歌斉唱など、一人一人ろうそくを持ってのまさにキャンドルナイト、その後パイプオルガンのコンサートとなった。

そして最初の曲は誰でも知っているバッハのトッカータとフーガであった。曲の合間に曲の紹介とパイプオルガンについてなどなど興味深い話が織り交ぜられてのコンサートだった。

それによるとパイプオルガンって管楽器に入るらしく構造は笛と同じだそうだ、何十本ものパイプに空気を送り込んで鳴らすだけあってなかなかの迫力だ、それにやっぱりライブ、笛と同じくよく聞くとブレスの感じもある。低音はさすがにライブ、聞くと言うより重低音を感じるというものだった。

この教会はかなり大きくパイプオルガンも大きいのだがよくCDなどで聞くような残響はあまりなかった。あと解説でパイプオルガンには鍵盤回りにいっぱい操作するボタンがあるのだが、これを操作することでフルートの音色とか出せるとのことだった。そういうの考えたら当時のシンセサイザーだなー、この操作ボタン多いので演奏者以外に一人二人と演奏サポートが付くのが普通なのだそうだ。(この日も一人付いていた)

曲目はバッハ、ヘンデルなどバロック中心だった。最後はもろびとこぞりての合唱で終わった。さすがにちまたのXマスの騒ぎと違っておごそかなイブで終わった、がしかーし家に帰ったらピザでこれを何枚食った、食わないで大喧嘩、あー俗世間に一気に舞い戻ったイブだった。

2010年12月18日土曜日

もう一つの桜三月散歩道

井上陽水のアルバム氷の世界に桜三月散歩道という曲がある。B面3曲目だ、印象的なギターのイントロで始まるこの曲はリードギターもとてもかっこよくていつかはコピーしたいと思っていたが今年はなんとか完コピしてやってみた。

この曲は作詞が長谷邦夫とある。前から気になっていたが検索してみると、赤塚不二夫のブレーンとして働いていたという。さらには赤塚不二夫のまんがNo1という雑誌のソノシートに別バージョンが収録とある。これがユーチューブでなんとあった。発売は73年3月で氷の世界の発売より早い、これ聞いてびっくり、歌詞も違うしナレーションも長く陽水と違う、アレンジはほぼ完成していたようでストリングスも入っている。

ナレーションは大野進という当時ポリドールのミキサーだった人らしい、そのナレーションにも具体的に江戸川とか帝釈天とか出てくる。耳に残るのが三番の町へ行けば革命だという歌詞、氷の世界の歌詞でも二番まで歌詞の流れからして三番が町へ行けば人が死ぬになるからちょっと違和感を持っていたがその後があったんだなー納得という感じ、ただ桜って三月かなーという気もいまいちあるが九州では三月開花だが東京あたりは満開はやっぱ4月じゃー?という気もするが

それにしてもこの曲のリードギターは実にかっこいい、ポリドール時代のアコギはほとんどあの安田裕美だ、コピーしたいなーと思いつつ三十うん年が過ぎてしまいこの歳にしてやっとという状態、アコギに目覚めるきっかけとなったのは陽水とか小椋佳あたりだから、安田裕美ってアコギの登竜門だったかなー

氷の世界では帰れない二人は忌野清志郎との共作だったし、あかずの踏み切りはライブもどり道の作曲を星勝が担当してリメイクしてるしなんてのを考えると氷の世界の元はずいぶん前からあったものかもしれない、三十数年前の真実がここにという感じだったなー

Ibanez  AE325-LGS