2021年2月11日木曜日

変わりゆくもの

 ニコン 今期500億円の赤字見込み、昨年は175億円の赤字、今期の赤字の主な原因は新型コロナウィルスの影響 大だと、実質はデジタルカメラ市場の急激な縮小に対応できていない為、

昨年秋 カメラ屋久々回ってみたら、あらら、いわゆるコンデジ ほぼ消滅、特に低価格のコンデジはほぼなし、高倍率ズームとかレンズがいいやつとかは、まだなんとかあるが、このあたりも難しそうだ、唯一一眼レフコーナーは縮小はあまりなさそう、

原因は知っての通りスマホの台頭、とりわけ最近のはレンズが2個、3個ついてて、かつて難しかった望遠、広角もレンズ数を増やすことで改善してきている。

オリンパスもカメラ事業撤退、カシオも止めた、ペンタックスは名前こそ残っているがリコーの傘下、次はニコン?

ニコンはカメラ光学部門が大きく(精密機械分野もやってるらしいが?)カメラがこけるとそれ以外での収益が非常に厳しい、

一眼レフ市場も様変わりして、最近はミラーレスがかなり幅を占めてきた、ミラーレスでリードしているのはソニーだ、ソニーはコンデジでサイバーショットというのをかつてやっていたが、ミノルタが行き詰まってソニーが引き継ぐ、

いやーこれが功を奏したというかその後ソニーは一眼レフ参戦、いち早くミラーレスで勝負をかける、

自分もかつてミノルタのα7000所有、これは良かったなー、この技術を受け継ぎかつミラーレスで勝負をかけたソニー、最近プロのカメラマンでもソニーに鞍替えってのをちらほら見かける、

対するキャノン、プロカメラマンの御用達と言って良いくらいのキャノンだったがミラーレスにはちょっと遅れを取っている、

ミラーレスにはちょっと問題があった、なにせペンタプリズムで直接被写体を見れるのに対しミラーレスは一度デジタルに変換してファインダーを見ることになるので、タイムラグが発生する、がこの問題も最近かなり改善されている、

ニコンも昨年あたりからミラーレスの一眼レフを投入しているが、かなり他社より遅れている、


オリンパスが光学部門を止めたのは衝撃だった、ここはマイクロフォーザーズに特化、オリンパスPenといえばちょっとカメラ好き女子にターゲットを向けたミラーレスで一世風靡、レンズもプロには好評でオリンパスで無ければというプロも多かったが、そんなメーカーもカメラ部門撤退(もっともオリンパスは企業体質にかなり以前から問題があったみたいだけど)

それからソニーは総合エンタメ企業、キャノンも光学部門以外にもあれこれやっているが、こうしてみるとニコンはかなり厳しい、

フジフィルムはかなりこだわったモノを出している、いづれの機種もどちらかというとレトロ、ミラーレスだがどこかフィルムカメラの雰囲気だ、

フジフィルムはフィルム時代からデジタルの変革になんとか鞍替えして生き残っている、フジフィルムと言う名前は残っているが、液晶とかそういえば化粧品もCMしてるな、

パナソニックはマイクロフォーサーズでずっとやってきたが、遅ればせでフルサイズミラーレスを投入、

とにかくカメラ市場自体は縮小しているのでどこも厳しいところだ、

実際自分の場合考えたら?ニコンのD7500、パナソニックのGX7MKⅡを所有しているが、実際カメラを使うのは残念ながらスマホが多くなっている、なにせすぐ手元にありすぐ写せてしかも高画質、こりゃ厳しい、

同じく最近の報道でオンキヨーの苦戦を報じていた、かつてのオーディオっていう言葉が死語になりつつある昨今、サンスイとかアイワとか無くなったメーカーは数知れず、その中でなんとか生き残っていたオンキヨーなんだが、

デジタル化の波は恐ろしいくらいの変革を遂げている、

かつてを振り返るとレコードやカセットテープがCDというデジタルに変わってそれが今はネット配信とかに変化している、音楽産業の収益構造も大きく様変わりしている、

企業は時代のニーズを先取りしていかないと生き残れない、GAFAなる世界を席巻する、AIがかつて人間業では絶対に出来なかった事をやる、そんな時代だ、

こうなると3年後5年後ましてや10年後どうなってるんだろうな?




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