2008年10月10日金曜日

高田渡的

You Tubeで坂崎幸之助が高田渡と旅しながらインタビュー
やら突然ライブやらの一時間番組らしいが(BSフジかなんか
)を見た。

高田渡という人70年9月16日小室等コンサートという古いレコ
ードを持っているのだがこれのゲストで高田渡が出演している。
ごあいさつ、三条へいかなくちゃ、年輪歯車の三曲を歌ってる、

このときから知っているんだが面白い歌歌うなー程度であった。

十数年前だがNHKのフォークの特集で高田渡が出ていた。
4,5人出てたかなー、こうせつとかずーっと話してるんだが
高田渡も出てていたのだが端でうずくまった感じでなにも
話さない、存在感薄いなーくらいの感じで見た記憶がある。

次に見たというか朝のテレビで偶然だが若い女の子が「三条
へいかなくっちゃ…」と歌ってるではないか、びっくり、こんなに
古い曲をなーってな感じで、でここではコレで終わる。

そして今回のYou Tubeでの再開、高田渡は2年前に亡くなっ
ってもう故人である。坂崎幸之助って人凄い人とにかくフォーク
の生き字引である。このインタビューやらライブやら見ていたら
こりゃすげー人だったんだなーとそして坂崎幸之助がやっぱ
うまいんだなー、うまく高田渡を引き出している。

最近立ち読みでなんの雑誌が忘れたがやっぱり高田渡特集
ってのが組んであって存在感薄いどころかいわゆるフォーク
界では重鎮中の重鎮だったのである。

最初の曲、自衛隊へはいろう はなんと高校のとき作ったのだ
そうだ、コレはと思いメジャーデビューのレコードごあいさつを
さっそく借りてきた。半分くらいは他の人の詩に曲をつけたもの
あのごあいさつという歌、谷川俊太郎なんだなー

一見飲んだくれの酔っ払い親父、最後まで安いアパート住まい
56歳で亡くなってるんだがやっぱ飲みすぎかなー

飄々としていていわゆる吟遊詩人って感じかなー、社会風刺
皮肉たっぷりであるが攻撃的ではない、

前からこの人のギターのリズムがすっごい正確なんでいったい
?と思ってたらやっぱミシシッピジョンハートなんぞコピーしまく
っていたそうだ。やっぱりなーあの正確なオルタネイトベースは
そんなに日本にはいないぞ、謎が解けた、

もう故人であるのが残念だが息子の漣氏はスライドミュージシャ
ンでかなりのもん、そういやポッカコーヒーのCM出てたナー

こういう人って多分財とか欲とかってどうでもいいんだろうなー
だけどコレってやつには絶対譲らない部分ってのがあるんだ
ろうなー、もう一度ごあいさつ聞いてみよう。

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