2007年6月10日日曜日

ああUSED品人生

私の町にもここ数年前から全国チェーンの○ー○ ○○なる中古品を専門に扱う店が3店ほど出店した。これって自分にとってはかなりの衝撃!だった。若い頃まったく手のとどかない品々が我が物になるチャンスなのだ、数十年前20万を越すシンセやらアンプ、楽器類が10分の1くらいで手に入るのだ。

リサイクルという言葉が浸透し始めて昔中古と言われていたものが幅広く利用される。そしてネットオークション、私の町ではとても手に入らないものが出てたりして、ありがたいことだ、というわけだがそうばかりも言えない。

これまでこの店をどれだけ利用したかなー?○もあれば×もあり、コレはいい買い物したがあればなんでこんなもん衝動買いしたんだという後悔とが交差している。USED品であるから実際買ってもなかなか思うように行かない

今までで○だったのはヤマハのモニター、ウーファーは12cmくらいの小さいのだがモニター用か店内用のPAらしいが1000円だった。しかしさすがにヤマハこれがなかなかいい音である。とにかくバランスがいい。今のデジタル志向の高域まですっきり伸びたとはいかないがバランス的には極めて優秀、この辺りが例のMS-10Mがあれだけスタジオモニターとして活躍してる由縁かなー?

あとケンウッドのシステムコンポ、ちょい汚かったがSPまで付いて1千円、システムコンポなんで音的にはそれなりなのだがそれほどの故障も無く未だ動いている。これでよかったのがやはりスピーカー3
ウェイのオーソドックスな昔仕様のバスレフタイプのスピーカーなのだがウーファーは30cmかなー、これはシステムコンポで鳴らすとちょっと高域がキンキンときついのだが20数年使ってる山水のアンプと組み合わせるとあーら不思議、実にふくよかなスピーカーになってしまうのだ。こんとき初めて相性なるものを体験したという感じだなー、ジャンルは特には選ばないがボーカル物がなかなかGood

△はコルグのM1、販売価格は20万を越すものだっただけに当時はとてもとてもといった代物、これがジャンクで出ていた、さっそく買って鳴らしたら鳴らない、失敗したなーと思いつつもいろいろ調べたらどうやらバックアップのバッテリー(ボタン電池)切れらしい。ってんで空けて交換、でも音が出ない。バッテリー切れでプログラムも飛んでいる。ってんでネットオークションでカード音源を入手、やっと音だしが出来た。デジタルシンセの音は新鮮そのもの、いやーこれでまたまたシンセに興味津々となった一台である。最近コルグのK49なるMIDIキーボードを購入、これにバンドルソフトでM1leが付いているのでこれがなかなかのもんでM1はいいんだけどさすがに重くて大きくてなかなか弾かんもんで最近ちょいお蔵入りかなー?

もうひとつ△はローランドのEピアノ、シンセ系ではなく据え置き型の多分鍵盤はハンマーが入ってるピアノがデジタル化したやつ。1万円、実家はピアノなど縁もなんもない家だったのでピアノがある家庭ってのがなんか憧れだったんだなー、据え置き型でハンマーが入ってるんで60Kgくらいある。ピアノが1万でってんでこれも即買った。ハンマータイプなんで音は実によかった。このあたりになるとサンプリングというより出た音をそのまま増幅というタイプなんでまんまピアノなのだ。家族には子供用にと言って買ったが実は自分が欲しかったのだった。ただしやっぱりUSED品で3年もしないうちに一部の鍵盤がへたってやばくなったんで又リサイクルに持っていったらもうこの手のピアノは処分するのにも費用が掛かるんで引き取らないとの事、それからあっちこっちリサイクルショップ回ってやっと引き取りだけはします。ってところあったんで引き取ってもらった。

楽器でもなかなか面白いのが出ているもんだ、今使ってるガットギター、(takamine製エレアコのtakamineとはブランドが違う。)とエレアコのtakamineのエレガット、バーニーのレスポールスタンダードタイプ、若い頃USEDで買ったGREKOのストラトタイプ(原型をとどめてない)これはいまやオールドの雰囲気でなかなか枯れた感じのいい音になってる。

×も多い、昨年暮れARIAPROⅡのエレキを買ったのだが持って帰ったらなんか変、弦が変えられないというよーわからんもんだったんで即返品、実は今日も返品してきた。マランツのアンプで見掛けはよかったんで買ったジャンク品音出ましたのラベルを鵜呑みに買ったらRがすっごく小さく駄目だったんでなんとか返品取って貰った、アンプがいいのがちょっとなかなかうまくいかない。サンスイのアンプが好きで昨年手に入れたのだが最近やはり右チャンネルがへたって売りに出した。なかなかいいアンプにたどりつかない。

もう一つ昨日見たときEpiphoneのアコギtekisanが4万で出てる。かなりの擦り傷など目だったがネックとかその他状態は良くこりゃどうかな○か×か?

tekisanといえばビートルズのポールがイエスタディに使ったものである。それ以上にあの石川鷹彦大先生が所有していてしかも結構使ってる代物。触手が動くのは当然か?昨日帰っては早速tekisanについてネットを調べまくる。とわかったのが1970年まではアメリカで作られていたようだがその後は作ってないようだ。epiphoneって面白いメーカーでGibsonに買収された後70年まではアメリカで作ってたようだがその後日本に移し今は主に日本と韓国とで作ってるようだ。カジノなどはずーっと作られていたようだがtekisanは作ってないようだ、ただ日本製があるようでトラスロッドカバーにElitistと言うのが入ってる。ここにEだけのだったらUSAの可能性大、ってんですぐ買える用意で今日行ってみたら
あー日本製だった。ってんで止めたのだがいい音はしてたナー、ちょい残念

その他ジャンクから小物を買ってきては使わずじまいなんかも多々ある。総じて3割○7割×かなー?
それ以上にUSED品なんで売れたらおしまいなので少なくとも2週間くらいのサイクルで店回ってるような気がする。趣味はリサイクルショップ巡りです。と言った方がいいかも?

逆に買わなくて後悔したのも多々ある。ローランドのJUNO60だったかなー、ジャンクで5千円、これはと思いつつとりあえず店内一回りして買おうと決心して行くとおっさんがまじまじ眺めている。おもむろに手にとってレジに持っていったではないか。一寸の差でゲットできなかった。あとJUNO106、コルグのかなりレアなプリセット型シンセ(700Sと同時代のもの)ビルローレンスのエレキ、ビルローレンスってピックアップじゃなかったっけー?これも帰ってネットで調べると日本製であの森高千里も使ってたと言う代物、かなりのダメージだったが3000円、ボリュームとか変えたら使えそう、次の日行ったら売れてた。

一番の後悔と言うかその後の自分の行動に影響を与えたのがC.F.Martinのビンテージ、マーチンのギターはまあ楽器屋で冷やかし程度に弾かせてもらってこんな感じかなーなんてイメージを持ってたのだがリサイクルショップに出てるのはまれ、記憶では0ーか00-の18あたりじゃなかったかと推測するがかなりの傷、しかし16万、ずいぶんくたびれてるなーと思いつつ弾いてみると、ガーん衝撃が走った。今まで弾いたマーチンとは全然違う。繊細でふくよかで、0タイプなので当然ボリュームは無いのだがこの感触というか音はこれがマーチンなんだと再認識、ビンテージが何であんなに高いんだという理由がはっきりした。しかし16万ちょい厳しい、2.3日考えていざ行ってみるとやっぱり売れていた。

あの衝撃以来マーチンをなんとか…は又の機会に

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Ibanez  AE325-LGS