2012年1月4日水曜日

池上彰の”そうだったのか”

BSの正月特集で池上彰の現代史講座というのがほぼ丸一日通しで放映していた。大学の講義の内容を録画したものだ、池上彰といえばそうだったのかシリーズで昨年テレビは出ないと言っていたが大晦日はなんかやってたなー、まあそれだけ人気があるんだろう。

この人NHKのこどもニュースで子供にも分かりやすい解説で人気が出て、それはそのまま大人にもはまってしまった、というわけである。実際面白くてちょっと見ていたらはまってしまって、ずーっと見ていたが、ずーっと見ているとやっぱり寝てしまう。(悲し!)

この講義は現代史という講座、現代史というのはいつからかというのはいろいろあるらしいが一応戦後ということで話を進めていた。一言で言って”そうだったのか”ということ、教科書やニュースで一応言葉は知っている。おおむね知っている程度が、詳しく聞くとへーそうだったのかというのが、あまりに多い、いかにうわべっつらで覚えているかがわかる。(うわべっつらでも知っているならまだいいが知らないことが多いか?)
 それとやはりジャーナリスト出身と言うこともあり中立という立場で話を進めていくのもいい、第三者の目から見たという立場に立って話は進められる、

教科書やニュースではこういうことがありました、だけの一つで終わってしまうのだがその裏には重大な真実が隠れてるもんなんだなーと思う。それに至るまでの道程が重要だ、

自分が小学生の頃、お隣の中国では大勢の人が死んでいる、ベトナム戦争は泥沼化、こういうことを知るとなんとわが日本は平和なんだろうと思ってしまう。そんな平和な日本の中でぼーっと年取ってしまったなーというのが今の印象だ、もしカンボジアに生まれていたら今頃あの大量に積み上げられたしゃれこうべの一つだったろう、

とりあえず今の日本は平穏だ、ただ昨年は大震災に原発事故と言う未曽有の事態も発生したが、今のところ自分の周辺はなんとか、かんとか、それにしても世界を見るとこの平和な状態は極めて薄い氷層の上にあるんだなーという想いを感じる、今後もこの状態が続いてほしいが、誰もその保証は出来ない。

昨年の震災が起こったとき他の国なら暴動とか起こると言うが日本人は本当に冷静に対処したという気がする。震災当日の東京の帰宅困難者の人の数、あれだけごった返しているのに暴動ひとつ起こらず、次の日はもう平静を取り戻している。日本人はしたたかだなーと思うこの頃だ、

それにしても今の日本の平和は薄氷の上に成り立っているってこと忘れてはいかんなーと思うところだ、

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