2012年1月29日日曜日

日本の快挙だ

由紀さおり&ピンクマルティーニのコラボアルバム1969が欧米で大ヒット、さっそくというかやっとNHKでSONGSとBSで武田鉄也MCで特集があった。

それによるとピンクマルティーニってジャズバンド名だそうで、リーダーの人が中古レコード店で由紀さおりのデビューアルバム、夜明けのスキャットをなんとジャケ買い、ジャケットがよかったから買っただけだったのが聞いてみたらなかなかいいってんでピンクマルティーニのアルバムに一曲入れていた、一方由紀さおりの方はデビュー40周年アルバムの構想を練っていた、そこにピンクマルティーニがカバーしているのを知って、由紀さおり側からオファー、そしてこのアルバムが出来たそうだ、

この番組からすると由紀さおりの1969に掛ける意気込みが凄かったみたいだ、歌謡曲、そして日本語ってのに凄くこだわりを持っていたようだ、

ニューヨークでの公演、紹介はジャパニーズバーバラストライザンドと紹介された、この一言からするとやはりヒットした一つの要因は由紀さおりのあの透明感ある歌唱力かなー、由紀さおりと言う人、抜群の歌唱力でジャズからシャンソン、そして歌謡曲に演技まで幅広くこなせる、器用すぎるのかどこを目指していいのか悩んだ時期もあったという、40周年を境に一度歌謡曲に戻ってやってみたいという想いがあったらしい、

ユーチューブで若い頃のとか見てたんだが変わらないなーというかやっぱプロなんだなー、常に変わらないクオリティを提供するというかこれってすごく難しい、

ところでデビュー曲のよあけのスキャットは深夜放送のテーマ曲で作られてあの曲は何?というのが殺到、夜明けのスキャットとしてリメイクしてシングルカットされたとのこと、あの印象的なルールーは由紀さおり自身が考えたそうだ、

武田鉄也がなんであんなに欧米でブレイクしたんだろうといろいろ思案していたが、一番はあの美声だろう、洋楽を日本人が言葉もわからずいいなと思うように、日本語と言う部分はあまり問題ではなかったのではないか、アレンジも凝ったものではなくオーソドックス、原曲をそれほどいじってはいない、歌謡曲が世界に認められたということかなー、むしろ歌謡曲が欧米で新鮮に聞こえたのかもしれない、

歌謡曲ってある意味日本人のお得意パターンだ、根底に演歌あり、欧米の影響あり、それもロック、ポップス、ジャズ、シャンソンなどなどがごった煮で出来たものでもある、そんな中に日本がある。

石川鷹彦がイルカのレコーディングでロスに行ったとき他のミュージシャンは皆あちらの有名どころ、その中でデビットリンドレーが参加していたのだが、彼が石川鷹彦に君の演奏は日本的だなーと言われたそうだ、その頃石川鷹彦はあちらの曲ばっかりコピーしていて日本というのは全く意識していなかったのでびっくりしたという話を見たことがある。

いずれにせよ欧米で1位ってのは凄いことだ、もっとニュースになってもいいんだと思うんだがなー、ところで今回の番組で吉田拓郎のルームライトを久しぶりに聞いた、これもいいなー、ちょっと吉田拓郎をウィキペディアで調べたら改めてこの人も凄いなー、というのは又にしよう

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