2013年10月13日日曜日

やっぱり人

サイエンスZEROで人間対コンピューターという将棋の特集があった。名人級の棋士とコンピューターとの対決、結果は名人が負けてしまった。コンピューターは東大のパソコンを総動員しての対戦

展開としては中盤コンピューターが打ってきた手がここでこの駒を上げてくるとは幼稚だなと思われる手を打ってきた。名人はこのとき勝った、と思ったそうだ、が終盤どんどん名人が追い込まれていって結果負けてしまった。

ゲームにしてもチェスにしてもそうだが素人の自分あたりがニュースの記事としてコンピューターに負けたとか聞くとあたかもコンピューターが人間を越えてコンピューター自身が手を打って勝ったように思ってしまう。

がそれは間違いであった、コンピューターを動かすのはやっぱり人間だった、コンピューターの最大の武器は記憶と考える速度だ、がそれをどう命令するかはやはり人間である。

プロセスとしてはやはり過去の膨大な対戦記録を覚えさせることから始まる、この形になったらこの駒を動かせばいい、というのを幾つか候補を出させる、その中で一番確率の高い手を打つ、という形で試合は進行するんだそうだ、

ただ駒を打つまでの時間と言うのは限られているので速度が問題で今回は東大のパソコンを総動員したというわけだ、

今回の対戦ではないが、やはりコンピューターが勝った試合でのコンピューターのプログラムを組んだ人は全く別の分野であったのだがチェスの試合でコンピューターが勝利したと言うの聞いて興味が沸き、作り上げたそうだ、この人は将棋に関してはあまり知らなかったそうで、プログラムを作っていくうちに気づいたのが勝ちの図形があるというのを発見したそうだ、

勝ちパターンの図形と言うのはなんとも面白い発見だ、結局はコンピューターに教え込ませるのは人間なんだと言うことだ、コンピューターは教え込まれたことを忠実に再現するだけである。

人工知能とかアンドロイドとか高度な知的ロボットも登場するのもそう遠くない世界かもしれないが、教え込むのは人間だ、教えたこと以上のことはアンドロイドはやらない、結局は人対人ってことになるのかな?

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