2009年7月30日木曜日

何匹居るでしょう?

くまぜみがせわしく鳴いている。ふと木を見上げるとおーおびただしい数のくまぜみが…というわけでカメラを向けてみた。さて何匹発見できるか?

ここ九州ではくまぜみは真夏の代名詞の蝉、羽が透明で大型の蝉である。日の出とともに泣き出しだいたい昼過ぎ頃には泣き止む。問題はこの数、たしかに自分が小さい頃から居たのだがこうも数が多かったか?自分が子供の頃って言うと蝉取りするとたいがいくまぜみよりちょっと小さい油蝉という茶色いのが多かった。くまぜみは鳴いてはいたがけっこう高いところが多くてあんがい捕まらなかった。

ところが今はこのとおり手の届くところにわんさかといるではないか。うすきみわるいくらいだ、昨年だったかくまぜみの北限が北上しているという。だいたい関東以南だったのが関東以北でも見つかったという。どうやら温暖化が影響しているようだ。

蝉の鳴き方というと梅雨明け頃にいにいぜみという小さい蝉がシーっと泣き出し盛夏が来ると朝はくまぜみ、夕方は油蝉、そして夏の終わりを告げるつくつくぼうしが9月始めに泣き出す。というのが定番だったが、今年は蝉の声第一発がこのくまぜみであった。

今年はむちゃくちゃである。今年の天候を反映してかまだにいにいぜみも少しだが鳴いてるし雨が多く気温が昨年ほど上がらないせいか去年よりあぶら蝉も良く鳴いている。ほんのちょこっとではあったが里山ではつくつく法師とヒグラシも鳴いていた。

ちなみに日食の日はここ九州でも曇り、雲が薄くなった木漏れ日時に欠けた太陽が見えた。最大のときはさすがにちょっと薄暗くなってわしわし鳴いていたくまぜみが泣き止んで不思議な静寂がおとずれた。11時半頃には又泣き出して普通昼頃泣き止むところ2時頃まで鳴いていた。





今年の夏は不順天候が続いている。山口、九州北部の大雨、そして竜巻発生と今年の夏は夏らしくない。が気温が上がるときは結構上がるようで35度とかなる場合もあるようだ。とは言ってもここ九州はさすがに雨や曇り続きで平年並みかちょっと低いらしいが、

前も書いたようにどうやらエルニーニョが関係しているようだ。こういう天候不順は数年から数十年に一回くらいあるように記憶している。天候不順は日本だけでなく。ペルー沖が高音になるのであっちのほうは干ばつになったりと世界的に気候が不順になるようだ。

今日はここは雲が多いながら晴れ、このままいけば8月頭はこの辺りは梅雨明けするかもと言っていた、気象庁もかつて梅雨明け宣言して梅雨がもどってしまったりするので梅雨明けはかなり慎重とのこと、天候不順が続いてしまうと梅雨明けがないってこともあるそうだ。

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