2009年8月2日日曜日

イルカ&樋口了一ライブに行って来た。



イルカ&樋口了一ライブに行って来た。8月1日土曜、というと日本はほとんど夏祭り状態か?あっちこっちでイベント真っ盛りの土曜日、とある町での夏祭り企画とでも言うかこれにイルカさんが来るってンで行ってみた。


この町は夏に結構企画物ライブをやっている。前にはビギンなどもやって来たりと町おこしに力を入れている町だ。とは言ってもふつーのライブというよりあくまで夏祭りの延長線って感じ、会場の隣に別のイベント会場があったのだがここでは出店やらなんやら別企画が進行中、Photoを見てもらうとわかるが始まる前の光景、ステージ前は芝生でしかも敷物やら携帯椅子やら持参でなんか運動会風景??年齢層もぐーっと高く家族連れがほとんど、



この日九州でもこんなところにと言う感じでなんとエイベックスのライブが開催されていた、この町からそうだなー数キロ先である。倖田來未や浜崎あゆみや大塚愛などエイベックスのそうそうたるメンバーが一同に集まったライブがあったのだ。対象年齢が違うので比較するのが無理があるが同じライブでもえらい違いだなー

最初樋口了一によるライブがあった。最近痴呆をテーマにした”手紙”という曲がちょっと話題になっている。他の曲も家族をテーマにしたのが多かったように思う。この日午後は雨の予報でかなり心配されたがなんとか持ってくれてよかった。

そしてイルカさんの登場だ。8時前ちょっと遅い夕ぐれどき、さすがに夏祭りイベントということで選曲も苦労したようだ。で二曲めから雨の物語と海岸通があった。やっぱいいなー、そしてさすがに上手いのはやっぱ会場を盛り上げていくところ、これがまた思いのほか盛り上がるのだ。手拍子が始まれば回り見渡せば皆やってる。じーさんばーさんもやってる。会場が歌い出せば皆歌ってる、いやーなんか予想以上に盛り上がっている。びっくりだ、

中盤も過ぎた頃、イルカさんが私もさ来年でデビュー40周年ということを話し出した。ということでデビューの頃からを歌い綴った曲を披露。10分くらいになる長い曲、これがいやー良かった。昨年亡くなられた夫の神部和夫氏とデビュー当時組んでいたシュリークス時代の歌からメドレーで綴られていく。私は好奇心の強い女、この音源探しているのだが無いのだ。
この曲をやってくれたのである、それから鯨のスーさん空を行くとか続いた。そしてこれっきゃないって言う”なごり雪”も当然あったのだが特筆もんはヒットした当時と全く変わらない感じで歌えるってこと、これってなかなか難しい、昔の曲をあんときのまんまでってかなり難しいことである。声の音質とか歳とともに変わっていくし当人からすると歌いたくても歌えなくなるもんである。

このイルカさんのだんなさん、昨年亡くなられたのだが本当に運命の出会いというかこの人がいなかったらイルカさんは存在しなかった。シュリークス時代イルカさんの才能に気づいてその後イルカさんをプロデュースという裏方の形で支えた人である。やっぱ昨年はこの夫の死ってのはかなりショックだったようだ。が最近は落ち着いてこの半生を歌にしたり本にしたりしているようだ。

そしてラストからアンコールなんと総立ちになってしまった。(まあ立たないと見えないってのもあるかも?)思いのほか盛り上がりにもう一回アンコール、これは想定外だったらしくてックにギターとキーボードがいたのだがこちらはもう引っ込んでしまっていた。そのアンコールはなごり雪皆で合唱という形でコンサートは終わった。

予想外の盛り上がりにびっくりしたがさすがにこういう場の作り方はうまいもんだ、それとこの町がここで毎回イベントをやっているので町民がこういうのに慣れてるのもあったかもしれない。イルカさんのライブは何度も見ているがこんなに盛り上がったの始めて見たナー

イルカさんを知ったのは中学の頃、当時オールナイト日本をやってたのでよく聞いていた。ばかやろうコーナーなんか面白かった。が曲のほうは聴いてなくてあのなごり雪がヒットした頃もピント来なかった。がイルカライブという(九段会館で収録したファ-ストライブ)を聞いたとき衝撃…すっかりイルカワールドというかその世界に引き込まれて以来レコード時代は聞き続けたんだが…CDになった頃からか聞かなくなった。コンサートも自分の中では一番通っている。もう7,8回くらい行ってるんじゃなかろうか?悲しいことに記憶力の悪い私はもしかして痴呆も?昔のライブのことほとんど覚えていないのだ、そして前回行ったのが2年前だったか久しぶりに行ってみて最近では二回目ということになる。

イルカワールドの中にやっぱりというか出てくるのが巨匠”石川鷹彦”氏である。イルカの世界から石川鷹彦氏のアレンジがいろいろあってこれが又良かったのだ。石川鷹彦氏を知ったのはかぐや姫じゃなくてイルカさんが最初だった。なごり雪も松任谷正隆氏がアレンジしたシングル版よりライブでやった石川氏のアレンジが好きだ。

イルカさんのトレードマークにマーチンD-35がある。なんでも3本ばっかし持ってるらしい。D-35というといわゆるフォーク時代でよく使われたマーチンギターである。だいたい書いてあるのがD-28より甘い音色で高域が28より強くてストロークからフィンガーピッキングにもいけるという案外オールマイティーなギターである。秘密はバックがスリーピースであることからこの音になるらしい。吉田拓郎も弾いてるなー、
一度70年代初期のを弾いてみたら良かったなー、D-35欲しいなー、ちょっと脱線した。




というわけでライブは終了したんだがこのライブ、古墳があるところでその名も古墳祭ライブ、あっちこっちにたいまつやらなにやらでちょっと幻想的風景だった。


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Ibanez  AE325-LGS