2010年8月4日水曜日

アストリアスギター

アストリアスのギター、アストリアスというと久留米の手工ギターメーカーでクラッシックギターではかなり古くから作ってるギター工房である。アコースティックの歴史はそれほど古くなく95年ころかららしいのだが一貫して手工にこだわっているギター工房だ。

クラプトンがアンプラグドを出して以降オーディトリアムサイズが人気になったがアストリアスでもこのサイズが主力らしい、がここに紹介してるのはトレッドノートタイプD,カレントという名でまあマーチンのコピータイプとなるんだろうが、アストリアスの中では一番低価格なものだ、2000年ころのものらしい。

若干の傷などはあるものの、音には影響ない、ちょっと弦高が高めである。表はスプルースの単板だがバックサイドはローズウッドとマホガニーのサンドイッチの合板だ、珍しい構造である。アストリアスでは上位機種にもこの構造を持ったものがある。どうやらクラッシックギターから来たやり方らしい。

当初はなかなか鳴るなーと思っていたが、弦が古くなったらとたんに鳴らなくなった、とりわけ低音がぜんぜん伸びない。弦を交換したら本来の音が戻ってきた、音質は若干固めの音だ。OM-18Vの音はスキャロップドブレイジングの効果か、甘めの音質だが高域はあまり伸びない。これとは対照的な音だ。ただ固めの音質はマイクの乗りはいいみたいだ。

決定的に違うのが低音、OMと比較するのがおかしいかもしれないが、さすがに低音のふくよかさというかこのあたりは全然違う。残念ながらこのあたりを求めるとそれなり高額になってしまうらしい。

話は変わるが前にも書いたかもしれないが最近の若いミュージシャンは実にギブソンが多い。あとテイラーなんかもよく見かけるなー、とりわけストローク系は多いなー、そういえば巨匠の石川鷹彦氏も最近ギブソンを手に入れたとあったなー、ギブソンも新品でも結構な値段するなー、マーチンを使っているのではYUIはどうもマーチンのHD-28当たりらしいが使っている。、最近ではあまり見かけない。

さてさてこのアストリアスどういう変遷をたどるのだろう?





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Ibanez  AE325-LGS