2010年8月26日木曜日

CDは何処へ…

渋谷のHMVが閉店した。このことをラジオで話していたのだがレコードからCDに変化して20年くらいか、これがネットやら携帯やらの発達でダウンロードで楽曲をゲットするというやり方が主流になってときどきこちらも少なくなった音楽系テレビのランキングを見ているとダウンロード数◯◯万件なんて表現していたりする。さらには最近はダウンロードも減っているという。というのもYouTubeあたりですぐ出てくるのでこちらでゲットして聞くパターンも増えているとの事

ラジオのパーソナリティーが、前はねー、音質にも凝ってあのスピーカーがどうだとかアンプがどうだとか言ってたもんなんだよー、今はユーチューブあたりの音質で満足しちゃってとりあえず聞ければいいって感じなのかなー、時代の流れといえばそれまでなんだけど、おじちゃん(このパーソナリティは50代半ば)はちょっと寂しいなー、まさしく同感である。

もう一つ問題なのは、ネットだと売れてる曲は集中して売れるんだろうがそれ以外の曲は埋もれてしまうことだ。自分がレコードにしろCDにしろ買うときはたいがいアルバムで買っていた。目的は売れてるその一曲かもしれないがアルバムで買っていた。というのもその10~15曲の中におよそお気に入りの曲がだいたい見つかるのだ。売れ線ではないが名曲はいっぱいある。そういう曲は何度も聞いているうちにいいなーってなってくる、そんな曲がアルバムの中に数曲はあった。アルバムってのはそれ自体が作品と言われて、いわゆる名盤ってのもいっぱい出たのである。そんな作品と言われるものが今後どんどん無くなっていくんじゃないかと危惧するところだ。

CDという10~15曲の中に込めた想い、そしてジャケットという視覚的効果、これが無くなってしまうのは残念なことだ、と言いつつ自分はというとCDを買う機会は随分減ってしまった。まあ昔みたいに聞きたいという曲も減ったし聞く時間も減ったし聞くにしても最近の曲はあまり聞かないし、と若い時みたいにはいかなくなったんだが、確かにCDって買わなくなった。自分自身ちょっと気になる曲があるとネット検索している。ということはCDショップにも足を運ばなくなったということだ、これじゃやっぱCDショップは厳しいよなー

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Ibanez  AE325-LGS