今年の寒波は寒気の流れ込みが西から入り込む形になっている。この傾向は12月からあった。普通寒波の中心はだいたい北陸から東北、北海道というのが普通だが今年は西から入ってくるため寒気が入ってきたときの日本海のいわゆる筋状の雲というのが今年は東シナ海とか日本海でも西のほうが顕著、従って今回山陰地方では記録的大雪となっている。
ここ九州でも西の方ほど雪が多く、鹿児島でも西のほうはかなり降ったらしいし、熊本の天草でも25cmくらい積もったそうだ。それにしてもこういう時って喜ぶのは子供と犬くらいで、おじさんになると慣れてない雪にどうしようかとあたふたするばかりだ、
話は変わるが(又脱線だ)この年末年始でちょっと気になる本を二冊ほど見つけた。一冊目は「晴れのちくも膜下」という不思議なタイトル、リサイクル本屋で見つけたのだが題名の通りである。というのも22歳というおよそ病気と無縁の女性がくも膜下出血で倒れ、その後の闘病記を書いたエッセイである。いきなり襲ってきた病気との闘い、なんとか回復したものの左半身は麻痺、左目も失ってしまったとある。
普通だったら失意のどん底に…となるんだろうが、生来の性格か?文体は明るい、自分のことなのにコミカルな感じにさへ感じられるような書き方だ。スタンスはこの体は自分ではどうにもならない、それならばこの体になったけどよかったじゃん、と思えるようになりたい、とある。強い人だなーと思いつつもどうしたらこうなれるんだろう?とも思ってしまうが…
もう一冊は「くじけないで」という詩集、これなんと99歳のおばあちゃんが書いたものである。出版後なんと23万部という売れ行き、こちらは本屋で探したがどうも品切れしていたようでまだ手元に無い。たまたま元旦にNHKを付けていてこの方柴田とよさんの特集があっていて知ったのだが詩の内容はきわめて自然でシンプルだがなんか凄い、まだ手元に無いので又の機会にしたいがなんか凄いなー
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