2013年4月4日木曜日

レコード観賞は高級な趣味?

久々に眠っていたアナログプレーヤーに針を落としてレコードを聴いてみた、本当に久しぶりだ、時々電源は入れていたもののターンテーブルを回したのは本当に久しぶりだ、

アナログの代名詞みたいに言われるレコード盤、リサイクルショップにはいっぱい出てるんだが若かりし頃のお気に入りの盤とか名盤が100円なんてプライスが付いてたりするとがっかりする。

そんなレコード盤、今のように簡単には聞くことが出来ない、取り扱いが難しい、まずはそーっとジャケットから取り出して盤に指紋が付かないよう端を持つ、プレーヤーに置いたらクリーナーでほこり取り、これを何周か行って、いざ針を落とす、手動でと言いたいところだが、下手なのでオートで針を持っていく。

針が盤に落ちるとスピーカーからプチバチの若干のノイズが出てさて音楽が始まる。そんな儀式が必要だ、今みたいに iPなんとかみたいにポン、シュでは音が出ない、

レコード盤の問題が静電気とほこり、あのプチパチだ、これがやっかいであれこれやっていた覚えがあるが、今回かつて東志というところが輸入代理店のパーモスタットというちょっと高級なクリーニング液を見つけ出した、まだ半分くらい残っている、久しぶりに使ってみる、ちょっとは減ったような減らないような?

それでも久しぶりに聞くアナログの音、前に聞いていた印象と違う
よくアナログは暖かい音なんて表現されるが、たしかに柔らかい印象だ、とりわけベースなどの低音域はふんわりした感じ、デジタルに慣れたせいなんだろうか、非常に新しい音に感じた、「アナログもいいもんだなー」なんて感じ

前にも書いたように高級オーディオの世界ではアナログプレーヤーとか真空管アンプとか見直されて未だ作られているらしいが、なんかわかるなー、ただし高級オーディオの世界、ちょっと手が出ない、

今回聞いたのはもう30年近く前のシステム、よく動いているもんだ、そろそろ化石になりそうだ、いづれにせよこれがぽしゃったらもうアナログで聞くこともないかもしれない、

金額以外にアナログが高級だなーって思うのが時間である。丁寧に扱わなければいけないレコード盤、じっくりクリーニングして針を下ろす、そしてじっくり聞き込む、そんな高尚な時間が取れるという贅沢だ、

今はせっかちになってどうもいけない、手軽に聞けるようになったせいもあって一曲まるまるじっくり聴くことがなかなかない、
でもときどきはちょっとだけプチ贅沢感じてみたいもんだ                                                          

0 件のコメント:

コメントを投稿

Ibanez  AE325-LGS