2014年2月16日日曜日

南岸低気圧

先週今週と一週毎に南岸低気圧が通過、太平洋側を中心に大雪が降る、今回も九州から関東、東北で大雪に見舞われた、

南岸低気圧は冬の終わりによく発生する、沖縄から奄美付近で低気圧が発生、太平洋側の南岸を東へ進む、このとき発達して冬型気圧配置ではあまり降らない雪が太平洋側でよく降ったりするんだが、だいたい毎冬に一回程度あるかないか、

だが今冬は週ごとにこの南岸低気圧が発生、先週は関東に大雪をもたらし、東京でも27cm積もったそうだ、そして今週、気象庁は大雪の予報は難しかったという、

南岸低気圧、これが関東に接近したときどこを通るかでどう雪が降るか大きく違ってくるという、低気圧がちょっと南の海上を通るときが一番雪が降りやすいそうで、低気圧が北風を巻き込んで雪が降る、

今週は低気圧がちょうど東京付近に達する予想でその場合、南風になって雨になる時が多いそうで、今回も最初は雪だが時期に雨に変わりそれほど降らないのではという予報だった、



が寒気が予想以上に強く結果大雪になってしまったそうだ、甲府では歴代最高の114cmの大雪になり、横浜でも28cmほど積もったそうだ、

二週にわたって同じようになる背景はやはり温暖化があるのかもなーという気がする、温暖化の傾向は言われるように寒暖の差が激しくなり急激な気象変化をしばしば起こす、

春の暖かい空気は北上したくてたまらないのに寒気も負けていない、結果この大雪になったんじゃないか?

自分が住んでいる九州では阿蘇が大雪になった、30cm以上積もったらしい、市街は雪は積もらなかった、終日冷たい雨かみぞれになる、標高300m以上の山は雪になり、近くの山々は雪が積もった、

最近とにかく寒くてしばしば東北とか毎年のように大雪になるがここ市街地はここ数年雪が積もらない、寒いんだが雪は積もらない、今冬も雪は観測されたが深夜にみぞれが雪に一時的に変わっただけだった、大半の市街地の人は今冬雪を見たのは今回が始めてになった、

南岸低気圧の雨や雪の降り方は温暖前線に似ている、雨や雪は一日中ずーっと降っている、強弱はあるものの継続してずーっと降っている、これは寒気に暖気が入り込んだ状態で暖気が斜め方向に上昇、温暖前線に似ている、しかも動きが遅いのでずーっと降る、

このとき寒気が強いと冷やされ雪になる、雪はさらさらの雪ではなく湿った重い雪になる、従って着雪注意報とか出て今回も倒木とかで鉄道が止まったり、電線に着雪して切れたりが多かったようだ、関東では倉庫の屋根が倒壊なんてのもあったようだ、

ここ九州では1月末はこれまた3月下旬なみといえる暖かい日が10日間ほど続いた、その後は寒気が流れ込み冬が戻ってきた、

この分だと最近の傾向である春秋が無くて夏が来る、冬の後はいきなり暑いなーが来る気配は相当当たってるかも?




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