2009年10月20日火曜日

加藤和彦逝く

 加藤和彦が亡くなった。自殺だそうだ。日曜BSで9月に行われたこうせつサマーピクニックがあった。これでゲスト出演していた、イムジン河とあの素晴らしい愛をもう一度を歌っていた。これが最後のステージとなった。

 ショッキングなのは自殺であったこと、加藤和彦といえば日本のミュージックシーンには必ずといっていいほど見え隠れしていた存在である。印象は新し物好き、おしゃれーって言う感じか、いち早くアメリカのフォークを取り入れその後は海外にも進出したサディスティックミカバンドを結成、このバンドの変遷を見たが草々たるメンバーだ、つのだひろ、高橋幸弘、高中正義、小原礼、後藤次利とまあすごいもんだ。

 最近は坂崎幸之助と組んで和幸で活動していたがSOUND&RECORDINGにプライベートスタジオが出ていてやっぱすげーなーなんて思っていた矢先だった。アコギでも最近CF.マーチンより古いマーチンをリメイクした感じの加藤和彦モデルなどが発売されたばっかりだった。ビールのCMで久々のサディスティックミカバンドを再結成、木村カエラをボーカルに迎えてやった曲は「タイムマシンにお願い」全くフルさを感じさせないニュータイムマシンだなーなんて思ったものだ。

 自殺と言うのは本当にこの人に全く似合わない幕切れとなった。遺書があったという、もうやりたいことが無くなったとかあったという、又欝だったと言う話もある。今の音楽シーンを批判した部分もあったという、やりたいことが無くなったというのがこの人の場合一番整合性があるような気がする。又一人面白い人がいなくなった。合掌

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