2013年7月2日火曜日

宇宙飛行は何時の日か?

NHKで火星に人類が到達するにはという現実的問題を扱った番組があった、今のロケットエンジンだと火星を往復するのに2年半から3年かかるんだそうだ、

その為の問題点を洗い出した番組なんだがなかなか厄介な問題が山積みみたいだ、

1、小天体の衝突、小天体と言ってもパチンコ玉くらいの隕石というかいわゆる宇宙のごみというやつだ、これがなんと弾丸の10倍ものスピードでぶつかってくると言う。厚さ1cmくらいの鉄板をゆうに5枚は貫通するほどの威力だ、実際に人工衛星がこれに直面したことが結構あるらしい

これに対しては30cmくらいはあるか、スポンジみたいな衝撃を分散する方法を考えていると言う。

2、無重力、これがやっかいだ、無重力空間は運動していてもどんどん骨がもろくなっていくと言う。最近人工衛星で100日くらいは滞在したりと記録を作っているが、戻ってくると立っていられないくらい骨がもろくなっているそうだ、

これに対しては、ぐるぐる回る宇宙ステーションみたいな重力を人工的に作ることを考えているようだがなかなか難しいみたいだ、

3、宇宙線、宇宙飛行士は寝ていても目の前がパーッと明るくなるような光が見えるそうだ、宇宙線が通り抜けたときだ、地球上は磁力によって宇宙線がほとんど来ないようになっているが、宇宙空間では宇宙線が飛び放題だ、長くさらされるとDNAが損傷する、

4、宇宙服、人類が月に到達したときに見たあの宇宙服、中は大気圧の3/1の気圧が掛かっているそうだ、気圧がない状態で宇宙に放り出されると血液とかに溶け込んでいる気体が一気に膨張して蒸発してしまうそうだ、

今の宇宙服は見てのとおり非常に動きづらい、無重力で飛び跳ねるのはいいが歩くのは至難の業なんだそうだ、そこで今開発中はスーツ全体を縛るような圧を掛けた宇宙服を開発中でこれはかなり実用化が近いらしい

5、食料、宇宙食なるレトルトみたいな食品が今宇宙では使われているが、これはかなり進歩しているみたい、だがそれでも1年とかは持たないそうだ、食品自体に含まれる水分とか空気が変化してしまうらしい、

大量の食料を持っていくために缶詰みたいな重いものは駄目でレトルトみたいなのしか持っていけない、又同じものを毎回食えるもんでもない、バラエティも必要だ、

6、ロケットエンジン自体の能力のアップ、エンジン自体をもっと高性能にして期間を短めたいというところだが、今のところ地球の軌道から飛び出した後はその惰性で火星に到達するという手段しかないそうだ、これもいろいろ考えているみたいだがなかなかむずかしそうだ、

とまあクリアーしなければならない難問が山積みのようだ、

最近宇宙戦艦ヤマト2199が放映されている、2199年といえば今から186年後である、ヤマトが放映されたのは中学の頃だったか?幾度となく続編が作られたものの、見たのはさらば~までだったかなー

久々で見出したら毎回見るようになってしまった、現代版ヤマトといったところだが、松本零士の名前が消えてしまったのは残念、唯一女性乗務員が増えたことは喜ばしい限りだが?

186年と言えば今から3世代くらい後になるのかな、逆に186年前を調べたら1833年天保の大飢饉、1853年ペリーが来航とあるから江戸時代末期だ、

この時代の人が現代に来たらまあびっくり仰天だろう、二回の世界大戦があったりといろいろありながらもこの200年近くですでに月に人類は降り立っているのだから、

振り返れば月に降り立ってすでに44年が経過している、子供の頃2000年という時代にはもっと未来的な光景が想像されたもんだ、そんなの考えると不況とかで若干鈍化しているのか?

ヤマトでポピュラーになったワープ航法というのがあるが、これワームホールと言うのを結びつけたものだが、理論上は可能なんだそうだ、かつてブラックホールと言うものが理論上存在するんじゃないかと言われていたが、今は確かに存在が確認されている。

人間が実際に時空を超えられるのは?だが何時の日かそんな日が来るのかもしれない、もしかしたらiPS細胞あたりが進歩してめちゃくちゃ寿命が延びていたりして、(平均寿命200歳とか)

幕末頃は平均寿命50歳だったが今は80歳だからなー、30歳も伸びている。伸びればいいってもんでもないと思うが、この尺度でいけば200年後は120~30歳くらいは伸びてるかもしれない。

番組では最後に今まで宇宙に行ったことのある宇宙飛行士が語っていたが、火星探査に人類が向かうとしたらぜひやってみたいと皆が語っていた。人類はチャレンジャー精神でいつかはこの難問を克服するんだろう?

    

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