2013年11月19日火曜日

台風30号

台風30号がフィリッピンを襲い甚大な被害が出ている。 台風30号、中心気圧895hpa、最大風速65m/s 瞬間最大風速はなんと90m/s





ちょうど台風が最盛期にフィリッピンを襲った、風の被害もさることながら高潮の被害が非常に大きかったようだ、高潮の被害と言えばアメリカ、ニューオリンズを襲ったハリケーンカトリーナもそう前の話ではない、

日本は温帯に当たるので台風の最盛期に当たることは沖縄付近以外は少ないのだが、将来的にはこういう猛烈な台風がそのまま本土に上陸する可能性が高いと言う。

というのも温暖化で海水温度が非常に上がっていて台風が発達する海水温30度以上と言う値が日本近海でも長く続く恐れがあるためだ、

実際今年の夏は暑かったが自分が住んでいる地域で盆明け頃毎日のように最高気温を更新していたところは海辺に面した地域だった、

だいたい暑い所って盆地とか風通りがよくないところが気温が上がるはず、海辺は暖まりにくく冷めにくい海に近いためそこまで上がらないはずだ、

どうして?ということになるんだがこれがやはり海水温が上昇していて海自体がとても暖かいので海辺の地域で気温も上昇してしまうと言う、

おまけに前にも書いたが最近満月、新月のときは沿岸部は最近恒例で高潮注意報が発令される、これは温暖化によって海水面が上昇しているためだ、



高潮のことを気象津波とも言うそうでこれは初めて聞いた、日本でも台風による高潮の被害はとても多い、とりわけひどかったのが伊勢湾台風、地元でも平成11年の高潮被害で11名が亡くなった惨事が起こっている。

台風といえば平成3年台風19号、通称りんご台風と呼ばれた大型台風を経験したことがある。長崎県佐世保付近に上陸、上陸時の中心気圧は940hpa、阿蘇山で60.9m/s広島市58.9m/s非公式ながら鹿児島県の下甑島では88m/sという記録を出した台風だ、

青森県で収穫時のりんごが大量落下、厳島神社の能舞台が倒壊、など全国に被害は及んだ、

台風には慣れているはずの九州人だがこのときばかりは台風とは怖いものだとつくづく感じだ、10tトラックはひっくり返っており、電柱がズラーッとなぎ倒されていた、自分が住んでいたところは3日間停電していた、瓦が追いつかずどこもかしこも屋根はブルーシートで長いこと覆われていた、

こんな台風が毎回来る可能性があるかもということか?いやあるかもではなく来るんだろうなー、すでに前兆現象は出てきてるんだから…


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