2013年11月7日木曜日

若田さんを乗せたソユーズ打上げ

日本人初の船長になる若田光一さんを乗せたソユーズがカザフスタン バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた、この模様がYouTubeでライブ映像で流れたので見た。

国際宇宙ステーション(ISS)の初の日本人船長(アジアでも初なんだそうだ)凄いもんだな、半年間滞在するんだそうだ、

宇宙ステーション、子供の頃の本で宇宙ステーションの想像図を見ることがよくあった、ちょっとした図鑑には必ず載っていた、それが今は現実に宇宙に浮かんでいる。

ソユーズの打ち上げ風景を見ていたらスペースシャトルのときに比べて随分違う、なんかあっさり飛んでいったと言う感じだ、スペースシャトルは白煙をもうもうと噴き上げながら、今から宇宙に行くぞーという感じで上がっていくのに対し、ソユーズは白煙も少なくあっという間に上がっていってしまった、

スペースシャトルとソユーズを比較したサイトがあった、そしたらその違いにびっくり、
  

          スペースシャトル   ソユーズ
全長       56.1m        7.48m
重量       2030t         310t
打上回数    135回         1750回
成功率      98%          97%

という違い、まずは大きさ、非常にコンパクトだ、スペースシャトルが登場人員7名、と大型機材を載せて飛ぶことを目的としたためかなり大きい、

一方ソユーズは3名、(かつては2名)人を運ぶだけに特化している。成功率こそスペースシャトルが高いが二度の事故で14名が亡くなっている。そして一番の違いが打上回数、ここ30年で事故がなかったと言う絶対の信頼があるそうだ、

ソユーズは基本的にはガガーリンが乗ったボストークと同じなんだそうだ、最初はやはり事故もあったが改良に改良を加え、今の信頼を得ていると言う、

ソユーズは使い捨て、一方スペースシャトルは有効利用を考え再利用を考えた、がこれが大誤算、当初の予定では一回の飛行は1200万ドルで飛べるはずが、実際は4億5000万ドルかかるんだそうだ、

さらには深刻な問題、耐熱タイルの耐久性、事故が起こった最大の原因だ、又ソユーズには打上時の緊急脱出が可能だがスペースシャトルにはないそうだ、

結果スペースシャトル計画は頓挫してしまった、

ソユーズを打ち上げるバイコヌール宇宙基地ってロシアじゃないんだなー、旧ソ連崩壊で独立したカザフスタンにある、面白いもんだ、

ソユーズの打上を見ていたら民間人が気軽に宇宙に行ける日ってのはそう遠くないのかもしれない、


  



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