2008年1月26日土曜日

寒くなった。

寒くなった、北海道東北は大荒れの天気だったようだ。
いわゆる冬型の気圧配置ってのを気象衛星で見ると
日本海に筋状の雲がびっしりってのが見られる。

東北地方が世界でも有数の豪雪地帯ってのはこの冬
型気圧配置ってやつがくせものなのだが最近になって
知ったのが何故雪があんなに降るのかって事。

シベリア生まれの冷たい冷たい空気、これって乾燥
していてそのままではこんなには雪は降らない。よく
考えたら雪が降るって事は日本に流れ込んでくる寒
気ってのがひじょうに湿っていると言うこと、

今まで冬型ってこれが当たり前と思っていたがよー
考えると何故?になる。

それが最近やっとわかった、日本海流が九州でわか
れて対馬海流となって上昇している。これは暖流であ
る。ここにシベリアからの寒気が流れ込むと渦を巻き
ながら暖かい(寒気に対して暖かいって事)海の水蒸
気を吸収するのだそうだ。あの筋状の雲は寒気が渦
を巻いている姿なのだ。

それが日本の山脈にぶつかると上昇、一気に雪を降
らせる、そして水蒸気が無くなった冷気は太平洋側に
降りていくということなのだ。

どうして日本海に冷気が流れ込んだとき渦を巻くのか
はわからないがとても面白い現象だ。

さらに冬の稲妻ってのがえらく強力らしい。なんでも
夏の夕立などで見られる稲妻は高いところから落ち
てくるらしいが冬のは低い所から発生するらしい。
しかも夏の稲妻よりはるかに強力だというのだがこの
原因はわからないそうだ。今回の寒波でも風力発電
の羽がやられたらしい。

もう一つ不思議なのが「冷」のエネルギーってやつ。
冷たいってことはエネルギー活動が暖かいときにくら
べ弱くなってるってことじゃないか?夏の台風や夕立
なんか激しいがなんとなくあのぎらぎらの太陽熱が降
り注がれればあれくらい起こって当然と思うが、エネル
ギー活動が弱まる冷の状態になんであんなに激しい事
が起こるんだろう?

とまあ冬らしい日々が戻ってはきているが、やっぱ寒
い。若い頃は寒さなんて(暖かい地方だからこそ言える
かもしれんが)という感じだったがおっさんともなると
けっこうこたえるなー、

それにしても子供の頃はここでも冬場1~2回くらいは
3~5cm程度雪が積もることがあったのだが最近は
雪が舞うことはあるものの積もるまではないなー、寒い
けどやっぱ温暖化してるんだろうなー

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