2013年3月23日土曜日

機械に支配される世界は?

アンビリーバブルでジャンボクラスの大型旅客機の危機一髪の番組があった、シンガポールからオーストラリアへ向かった旅客機、最新鋭のコンピューター制御、これは操縦桿がなく片側にゲームのジョイスティックみたいなのが付いている。あくまで非常用という感じ、

事故は第二エンジンの爆発で発生、根本原因は第二エンジンのオイル漏れ、それにより第二エンジンが爆発したのだった、問題はこれで終わらない、4機エンジンが搭載されているので1機止まったくらいでは墜落まで至らないのだが

コックピットではディスプレイに異常警報がなんと立て続けに50項目も表示、これではフラップも車輪も駄目状態に、さらには残り3機のエンジンも出力ダウン、通信も遮断、コックピットはパニックに陥る。

このとき機長は冷静だった、これはコンピューターが暴走していると直感。それから一項目ずつ本当に問題があるのかチェック、幾つかは確かに問題が発生しているが大方は誤報だとわかる、

それにしても短時間に50項目もの問題をよくぞチェックできたものだ、だが事はどんどん深刻になっていく。フラップが遂に動かなくなる。爆発によりフラップに送るオイル管が破損したためだ、

機長は残り3機のエンジンの出力調整で方向を変える手段に、残りのエンジンの微妙な出力強弱で方向変更ができるそうだ。それでなんとか遂にシンガポールの空港まで引き返すことが出来たのだが…

ここで過去の墜落事故、コンピューター制御の飛行訓練、わざと失速させる、が自動制御で自動的に失速は回避されるはず、ところが制御されない、結果墜落、原因はセンサーに入り込んだ洗浄水、これが上空で凍ってセンサーが作動しなかったのだった、

たぶん幾度か訓練していたのだろう、乗員はすっかりコンピューターを信じ込んでしまい、元来なら失速テストは高度の高いところで行うところをかなりの低空で飛んでいた、結果一度失速したらもう立て直す高度がなかった、

最後の難関、着陸、フラップは動かない、逆噴射は1機だけしか作動しない、片側だけなので作動させると大きくコースを外れる可能性がある。コントロールはエンジンの強弱だけ、かなりのスピードで滑走路に進入、結果ぎりぎりでオーバランすることなく止まった、というお話、

もう一つ過去にソ連と米国の冷戦時代、ソ連のレーダーがミサイルをキャッチ、米国から弾道間ミサイルが5機発射されたと…
このときここの上官は実に冷静だった、すぐには上に報告しなかったのだ、この頃すでにミサイルはコンピューター管理されていた、この上官はコンピューターの誤報では?と疑ったのである。

このとき即ミサイルが発射されたと上に報告していれば第三次世界大戦が勃発していたという。なんとも危うい、

昨日韓国でサイバー攻撃があった、主要放送局や金融機関、などが攻撃されネットがダウンした、

一昨日はまたもやあの東電、福島原発、使用済み燃料の冷却系電源が喪失、1日以上原因がわからず復旧しなかった、やっとわかった原因が小動物(ねずみ?)の進入でショートしたらしいと…

なんともお粗末だ、あれだけの事が起こっていながらこんなことで電源喪失、しかも1日以上原因がわからず復旧も出来なかった、予備回路、予備電源はないのか?あれだけの事が起こっているのだがメインが駄目ならサブが直ぐに起動くらいのことやってなかったのか?

しかも相変わらず発表は後手後手、この会社全く変わっていない
小動物に限らずこの手の不具合は結構ある。自分が今かかわっている仕事でもねずみが配線を食いきって故障するというトラブルがあった。あとゴキブリの小さいやつこれが結構やっかいで回路をショートさせたりする。特に冬は電気回路は暖かいので進入してくる。

今やコンピューター制御されてない機械ってないに等しいくらいだなー、高度化されたIT社会、機械が制御しているから大丈夫だ、安心だ、と思った瞬間、人間は機械に支配される、機械を探るのは人間、人間が機械に支配されるとすれば機械に頼りきったときだろう、

銀河鉄道999、当初鉄郎の目標は機械の体になることだった、最後は機械化帝国との対決という形になる。機械化帝国は機械に頼りきった人間の末路かもしれない、

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