2009年9月15日火曜日

ホルスト惑星

クラッシックの番組でホルストの惑星を取り上げていた。惑星といえば最近では平原綾香のジュピターがヒットして一般にも広く知れ渡った感がある。自分が最初に聞いたのは富田勲の惑星、あとでクラッシック版を聞いた。

惑星が作られた頃は冥王星がまだ発見されてなくて冥王星がなかった、その後他の作曲家が冥王星を作曲したのがあるというが皮肉にも冥王星は惑星から脱落、結局惑星が作られた頃に戻ってしまった。

ホルストは天体と言うより占星術から惑星を書いたらしい。組曲の配列が火星、金星、水星木星、土星、天王星、海王星、となっているがテレビでは木星を中心に据えることで云々と言っていたがどうも占星術からきてるんじゃないかなー、いづれにせよ木星が中心になってることは確からしい。


その木星だがちょっと牧歌的な旋律はスコットランド民謡あたりの影響ではと言う。日本の曲にはよな抜き音階が良く使われるのだが木星でも”な”抜きになってるそうだ。そしてもう一つ最初の出だし音からフレーズが繰り返されるのだが最後は3オクターブも上がってしまうという。平原綾香は3オクターブもある音域を歌いきるのだなー、すげーもんだ。

もう一つ最後の女性の合唱が入って消え入るように最後は終わるのだが譜面にはかすかに聞こえるようにというような表記があるという。これステージではなんと楽屋で歌って音量の調節はなんとドアの開閉具合でコントロールしていた。これにはびっくり、

などなどあのホルストの惑星がちょっとわかった感があったが、ホルストは惑星をあんまり好きではなかったという説がある。まあホルストと言えば惑星、惑星といえばホルスト、あまりに有名になったおかげでこういうレッテルを貼られるのを拒んだのかもしれない、

とにかくクラッシックでこれだけ宇宙を意識させてくれるのはない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Ibanez  AE325-LGS