2013年9月2日月曜日

今年の夏は?

今日は一日雨だった、本当に一日中降り続いていた。強弱はあったものの降り続いていた、朝から晩まで降り続いていた。

こんなに降り続いた日はほんとうに久しぶりだ、と言うのも最近の降りかたはいわゆるゲリラ豪雨的な降り方がほとんどだからだ、

いきなり降りだし大雨、又は雷雨、しかし長くても数時間で収まる。そんな降り方が最近極めて多いので、今日みたいなずーっと降っている、(といっても雨脚が強まったときは時間雨量20mm~30mm位降っていたが)そんな降り方が最近ない。

今年の梅雨は梅雨入りも早かったが明けるのも早かった、明けた後は猛暑が控えていた。局所的にはゲリラ豪雨、一方で雨不足、降らないところは全く降らない。ここも7月の降水量は平年の3割程度だった。

梅雨前線は普通なら東北まで上がる頃には弱くなって消滅するんだが、東北に北上しても猛威を奮いそのまま居座る、気がつけば梅雨前線が秋雨前線と名を変えていた。

一方ではここ数年のお決まり言葉、猛暑日、この35度以上の日なんだが、昨年までは関東(埼玉とか内陸部)とか近畿とかそちらに多かったんだが、今年はここ九州でも猛暑日が連日続き、記録を作った、しかもお盆過ぎ頃だったか県内最高気温、39.6度を記録した。

この影響はかなり農業とか出てきているらしく県北にメロンの産地があるのだが、猛暑の為に生育がよくなくメロンで有名な道の駅があるんだが、糖度不足でメロンが出荷できなくなったそうだ、

生態系の変化は漁業でも深刻というか捕れないはずの魚が取れてそんなに捕れない魚がいっぱい取れたりという生態系の変化が海では顕著に起こっているらしい。

自分の経験でも35度を超える日はあったものの38度とか9度というのはなかったように思う。かつて経験したことのない暑さだったというわけだ、

しかもこの記録は海沿いの町、海は暖まりにくく冷めにくいので海沿いって内陸部より気温の変動が少ないはずなんだが、どういうことだ、?

気象予報士の話では海水温がとにかく高く30度以上あったんだそうだ、
最近大潮になると沿岸部は高潮警報が出る。注意報までは最近よく出ていたのだが今年の夏はなんと警報だ、海水温が上昇して海水が膨張しているためと言う。それに大潮が重なるともう注意報では間に合わない、

高潮警報ってかつては台風が近づいていたときしか聞いたことがなかったんだが、確実に温暖化で海面が上昇している証拠だ、

先週から気圧配置が大きく変わった、今にしてみればこれは劇的だ、先週末秋雨前線が南下の予想、連日の猛暑日が切れるかもという予報が出た、予報は当たって雨が降る。雨量は少なかったが雨のあと大陸の乾いた空気が一時的に入ってきた。

あーそろそろ夏も終わりか?という気配、この頃小さい台風が先島諸島を北上、もうちょっと発達するのではと言う予想だったらしいが予想に反してそのまま温帯低気圧になり秋雨前線と同化した、

島根で豪雨、この頃から気圧配置が同じようになる。九州から入ってきた雨雲は中国地方北陸そして東北と連なる秋雨前線が停滞状態だ、

気象衛星を見てみると雲で日本列島がすっぽり隠れている。東京とかがぽっかり開いている感じだ、秋雨前線が一度南下した以降気温は下がり傾向。32度くらいから雨続きで30度まで行かなくなった。

あの連日の猛暑日の日々が嘘のようだ。(ただし湿気が多いので蒸し暑いが)それにしてもこの変化は劇的過ぎる、ちょっと今後が怖いところだ、


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