2013年9月9日月曜日

うまくいかないものだ

アコースティックギターのエンドピンジャックの穴あけをやった。
かつてMartin OM-18VにL.R.バックスのM1というPUを乗っけたときに楽器店で穴あけしてもらった、

M1はマグネティックタイプのピックアップだがこれを買ったときは2万6千円くらいした、結構な値段だ、がこのマグの音、どうもなじめず(結局はエレキと同じマグなのでエレキっぽくなる)使わないままになっていた。

というのもあの押尾コータローとかってマグでは有名なサンライズピックアップが乗っている。というかプロの中で絶大な人気がある。やっぱりサンライズあたりでなければあの音は出ないのかなと思っていたんだが、

ちょっと前にM1とコンデンサーマイクの混合で録音したことがあったんだがこれが凄くよかった、そんな折見つけたサイトが新岡ギター教室、本業はギター教室なんだろうがこの人のサイト凄い、ギター本体のチューニングからなんだかんだととにかくあれやこれややっている。実験も満載、

その中にピックアップ編がある。これが又凄く詳しくて遂には自作のピックアップシステムを作り上げて販売している。これによるとやはりマグだけではあの音は難しいらしい、いろいろ調べたら押尾コータローのシステムもサンライズだけではなくMファクトリーというところが作った複合型のシステムらしい、

ここでアコースティックギターのエレアコ化というのを振り返ってみると、まずピエゾという圧電素子を使ったタイプ、当時はバーカスベリーが有名でジミーペイジとか吉田拓郎とかブリッジに貼り付けてテープで固定して使っていた。

これを発展させた画期的なのがオベーション、インブリッジタイプでブリッジの下にピエゾ端子を内蔵するタイプ、オベーションは底板にグラスファイバーを使ったり、見てくれも今までとは全く違ったデザインで一世を風靡した、

かつてこれを模したモーリスのトルネードというギターを持っていたが、なかなかいい、生音は全く鳴らなかったがラインに通すと凄くよかった、がピエゾの音ってこんな感じだなというくらいかなり生音とは違っていてそういうもんだと思っていたのだが

ピエゾを発展させたのがわが国のタカミネ、あのイーグルスが使い始めて大ヒット、とにかくハウリングに強かったらしい、

そんな時代を経てマグネティックPUの登場となる、マイケルヘッジズが使い始めて一気にサンライズピックアップが広がった、

その後あっちこっちのメーカーがマグタイプのPUを作っているがいまのところサンライズを筆頭にフィッシュマン、L.Rバックスが大手というところか、

話を戻すと新岡ギター教室のピックアップ編にはこのあたりの違いが細かく乗っていてしかも実験しながらで音も聞くことが出来る。

この人が開発したシステムはマグネティックピックアップとピエゾ素子の組み合わせとなっている。どうやらマグのいいところとピエゾのいいところを組み合わせた形らしい、

ピエゾの音はモーリスで体験してこんな感じかな、と思っていたがピエゾでも貼り付けタイプの昔ながらのも売っている。これだとそれほど高くなくて試してみる価値ありそう。

ってんで取り付けようと思ったがアコースティックギターのエンドピンジャック加工が必要だ。でリペアーの店で聞いたら5000円でやっているという、何本か加工が必要なギターがあったし、サイトを覗くとあっちこっちこの加工の記事が出ている、

当然ながら新岡ギター教室にも詳細な加工の仕方がある、ここはひとつ自分でやってみるかということでエンドピンジャックの穴あけをやってみることにした。
工具一式、なんだかんだと揃えていたら5000円じゃすまんなー


まずは古いヤマハの安いギター、とても思い出深いギターなんだがこれでまずやってみた。

マスキングしてダイソーて買ってきたミニルーターで面取り、リーマーで12mmまで穴あけ、電動ドリルで12mmの穴を一気に開ける。

が電動ドリルは駄目、まずギターをしっかり固定しないといけないし、一気に回っていくのでやばい、ドリル穴あけは手動で行うことにする。

で結果はアチャー、塗装にひびが入った、このヤマハのギターは古いし塗装がカチカチになっているのでちょっとしたことでひびが入る。うーん難しい、
FG-151



次にK,ヤイリのYW-500Pこれに挑戦、面取りを丁寧にやりながら穴あけ、そしてなんとか成功、こちらはうまく行った
YW-500P
 

そしてMartinのD-18GE、これもEA化しようということでやってみた、ところがGE、エンドピンのところの塗装がかなり微妙で慎重にやってみるが塗装が剥げそう、やばいやばい、慎重にやっていく、そしてなんとかドリルまで到達、穴あけが完成した、が…

塗装のほうに気をとられながらやったせいか、穴がちょっと斜めってしまった、アチャー、まあ塗装われよりはよかったんだが、うまくいかないもんだなー、
D-18GE



ってんで次はピックアップ搭載なんだが、

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Ibanez  AE325-LGS