2012年9月8日土曜日

表現の道具としてのギターは?

若い頃悩んだのが最初に買うギターはどんなのがいい?と言う悩み、自分の場合はヤマハならもう大メーカーだったし間違いは無かろう、という感じだったが、

前にも書いたヤマハのFG-151、15000円だったがさすがにヤマハである。いい音だったと思う、この頃はヤマハとモーリスがシェアーを争ってた感じで楽器店ではモーリスとヤマハはたいがい置いてあった、モーリスの同じクラスのギターを弾いたことがあるがこちらもよかったなー

こうしてみると当時としてもかなりレベルは高かったんじゃないかなー、ヤマハなどは例のFG-150という赤ラベルのギターなんかは今でも名器と言われるくらいだからなー
そもそも当時の1万円の価値と今の1万円の価値が違うってのもあるかもしれないが、

ヤマハのトレッドノートサイズはトレッドノートのサイズと微妙に違う、ヤマハはこれをジャンボサイズと呼んでいたが、容量的には同じくらいなんだろうが、やはりヤマハはオリジナリティを出したかったのだろう。

さすがに最近のは安いのでも良くできている、特にいいなと思ったメーカーはJeamsだ、島村楽器のオリジナルにHISTORYというブランドがあるが、ここのセカンドブランドだ、まあ中国製となるんだろうが作りも良くなかなかいい音だ

ただ巷で(楽器店からリサイクルショップ、通販まで幅広く出回っているエレキ&アコースティックのメーカー)そんじゅそこらに置いてある1万以下のギターメーカー、これはちょっと難しいかなーという気がする、ネックの感触がどうもしっくりこないし、いかにもベニヤ板と言う感じ、そういう意味では15000円~20000円以上は欲しいところかなー、

今のご時世では有名メーカーのであれば安くても問題ないだろうなー、

ファーストギターが良ければ次に繫がると言うものだ、さてもうちょっとレベルアップしたいなというときはどうかなー、このレベルになると表現の道具となるか、このあたりになると自分のジャンルにもかかわってくるだろうし、ルックスもあるだろうし、歌いながらの伴奏楽器としてならとか、フィンガーピッキングならとかいろいろ選択肢が広がっていく、

5万から10万クラスになると一気に広がる感じだなー、アコギマガジンでもときどき10万前後のギターの特集があったりするがなかなかいいのがあるようだ、ベトナム製のエアーズギターなんかはかなり評判がいいみたいだし、

こうして考えると表現の道具、うまくなりたいと考えるなら10万前後クラスのギターでも十分かなーという気がする。

自分みたいにわざわざMartinがどうのこうのってのは、単純に弾きたいという気持ちがどっかに行ってるというか違う方向になってる気もする、(でもいい音色だとぼやーっと弾いていても心地いいんだよなー)

若い頃の雑誌によく最初であっても出来るだけ高いギターを買えなんて良く出ていた。ある意味理にかなっている、高いギターを買えばまず飽きが来にくい、高いギターを買ったのだから頑張らなくっちゃという気になる。高いギターだから安心して弾ける、(これが弾けなかったら自分のテクが未熟だといわざるおえないと自分を追い込める、)などなど、ただ今の時代だとあまりそぐわないかもしれない、

でも最近人気のmiwa、高校のときアルバイトでギブソンを買ったそうだ、絶対ミュージシャンになるという決意でと言っていたがそういう選択肢もありかなー、今でもメインでよく使っている。

ただ絶対買ってはいけないなと思う基準が最近出来た、それはネックだ、アコースティックギターはテンションが強いのでネックの問題が発生しやすい、押さえにくいギターは、だんだんいらいらしてくる、疲れるし、嫌になる、

そういう意味では中古は気を付けないといけない、いわゆるリサイクルショップとかオークションに出ているギターは調整もなんもしてないからそうとう厳しいものもあったりする。リペアーを持っている楽器店で調整された中古ギターだったら問題ないんだが、いわゆるリサイクルショップは注意が必要だ、

こうして最近ギター試奏してみると高いギターでも調整されてないとうーんというものもあるし、安いギターでもこれいいねってのもある感じかなー、

純粋に上手くなりたいという気持ちがあれば10万前後のギターあたりでも十分かなーという感じもするんだが、なかなかこのあたりの欲ってのは収まらない、

石川鷹彦氏のインタビューで良いギターを求める気持ちがなくなったら廃業だね、なんてのを読んだことがある。まあ人それぞれなんだろうけどなー

しかしミュージシャンになるとギター弾きにとってはもう一つの顔になるからなー、いろいろ弾く人もいるがたいがいはほとんど同じギターを弾いている。そしてそれがもう一つの顔になる。

エリッククラプトンならエレキならストラト、アコギならマーチン000-、押尾コータローは結構いろいろ弾くけどグレーベンが圧倒的に多いし、岸部眞明ならウォーターロードだなー、
ジミーペイジだとやっぱりレスポールだろうし、ジミヘンやリッチーならストラトだろうし、内田勘太郎なら最近はK,ヤイリ一辺倒だなー

プロのミュージシャンとなるとどのギターをチョイスするかってのは結構大きな問題だなー、とまあ問題と言うよりおのずとこのギターを弾いてしまいましたという結果論なんだろうが、

まあ何を書きたかったかわからない内容になってしまった、というのは最近doobie42をゲットして振り返ればいったい何本ギターあるのと言うくらいに増殖してしまっている、弾くことがいつの間にか所有することに目的が行ってるんじゃないかなーという危惧からこういうたわごとを書いたまでなんだが…



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Ibanez  AE325-LGS