2012年3月12日月曜日

東日本大震災あれから一年

東日本大震災あれから一年が経った。午後2時46分黙とう

復興はなかなか進まない、NHKは特集を組んでいる。11日は民放も特集を組んでいた。改めてこの震災の動画なども見ていたが、津波と原発であまり表に出てなかったが地震そのものの被害も相当なものだったようだ。ただ人的被害は少なかったようだが、

阪神大震災との違いはこちらが直下型だったので建物の倒壊で多くの人命が奪われたのに対し、東日本震災は震源が遠かったので周期が長く大揺れという感じだったらしい、

映像ではP波が来て一度収まったかと思いきやS波がやってきてなかなか収まらないそんな映像があった、東京では高層ビル、さらに大きな揺れになって、いわゆる長周期振動という新しい課題が浮き彫りになった。

未だに地震メールには東北の余震が送られてくる、来ない日は無い、そして原発、ここ九州でも原発は止まってしまった。多分電力需要が相当逼迫しない限り再開は無いだろう。
逼迫する事態とは?石油やLNGの供給がやばくなった、とかあるいは異常な高騰が又起こったとか、問題は夏場だ、夏は電気に頼るしかない、ここんとこ冬は寒く、夏は暑いが相場になっているので今年の夏も間違いなく暑いぞ、
多分計画停電をしなければいけない事態とかになるとき、原発再開をその場しのぎで検討するかもしれない、あるいはきっぱり原発と縁を切るか?世論はどう動く?

次世代エネルギー、太陽光、風力、地熱、いろいろあるがどれもすぐに需要の代替えにすぐとって変わるのは難しい、長期にやっていかなければ難しいものばかりだ、

改めて映像を見ていると、震災が発生したのが昼間というのもあって随分動画が撮られていたのだなーと感心する、今はデジカメや携帯でも動画機能が付いてるのが大きい、さらにはユーチューブなどすぐにアップも可能だ、
こういう時って写真より動画のほうが真に迫ると思われる。

その映像はまさに危機迫るものばかり、一年前のブログを読み返してみた。信じられない光景が飛び込んできた。これは映画か?いや映画ではない、現実だ、と書いている。

そしてもう一つ次の日は九州新幹線全線開業だった。九州新幹線その後は順調みたいだ。それにしてもこの一年を振り返ると新幹線効果ってやっぱり凄いみたいだなー、
一方で航空業界も格安航空会社が立ち上がって、福岡~関西が最安値で3900円なんてのも出てきた。(この値段はいろいろ条件があるらしいが)

津波の証言を聞くと、想定外というのがいくつもある。誰も想定していなかった、今まで大津波警報が出たが来なかったり、来てもそこまでひどくなかったり、いざ大津波が来るまでは…
生死の境は生き残った人も深い傷を負っている。あの時一緒に逃げておけば…目の前の三階建ての避難場所は水没、四階建ての屋上はかろうじて免れた、でも目の前の三階建てに避難していた数百人は…など

あの日を境に日本の価値観は変わったのだろうか、あの日以降の静かな暗い東京、数か月経てばもとの東京が戻っていたようだ。

がれきが取り除かれた被災地、平地になっている、しかし未だに爪痕が残されたところも多々あるようだ、海に近い低い土地、そのまま戻るわけにもいかず、
一年経っても復興と言えどいったいどこから何をという感じだ、
さらには原発回りはまったくの手つかず、なにせ立ち入り禁止だ、チェルノブイリのリポートがあったが、同じような状態になるんだろうなー、

それでも人々は少しずつでも動いていくのだろう、明日に向かって…





             

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