2012年6月3日日曜日

微妙な問題

モーリスのS-106Ⅱ、最近どうも弾き難いのでリペアに持って行った。ハイポジションがやたら弾き難い、
これ昨年12月だったかリペアーに出す。中古だったのもあってネックの調子が悪く、ちょっとひびったりするし、フレットもずいぶん減っているところがあった、一週間のち戻ってきた、ひびりは解消し、フレット擦り合わせで綺麗になって帰ってきた。

このとき弦高はこれくらいでいいかも、と言われそのままにしていた、いっとき弾かないでいたらやたら弦高が高い、で今日持っていったら反ってますねー、と工房に持って行ってものの2,3分か、直りましたと、まあロッド調整で解消したらしいが、だいぶ弾きやすくなった、


今のギターにはロッドが入っていてある程度はロッドの調整でネックの反りは矯正できるんだが、これで苦い経験があり、というのも自分で調整したらなんと6弦側は順反り、1弦側は逆反りという、要するにネックがねじれてしまったのだ、それ以来ロッド調整は二の足を踏んでいる。


思うにアコギのネックってとても微妙なところがある。ネックの状態が良ければ弾いてて気持ちいいが、弦高が高かったり弾き難かったりすると、いい音でもあまり弾きたいと言う気持ちにならない。


巷の順反り、逆反り、結構微妙で、わかるようで素人にはよくわからない。ましてやなぜそうなるのか、弦を緩めていても反るときは反るみたいだし、湿度の事とか難しそう、

ところでMartinD-18GEもリペアーに出している。こちらは買ったところに出した。電話がかかってきてやはりこちらは逆反りしていたようだ、話ではロッドで多少調整できたがロッドだけではまだ弦高が低いようだと言う。こうなるとサドルを変更するしかないと言う。

GEはビンテージ仕様なので埋め込み式のロングサドルとなっている、さらにこれマンモスの骨で作られている。さすがにマンモスの骨は無理で牛骨になるということでお伺いを電話したとのこと、

マンモスの骨は残念だが、ひびっていても仕方ないので交換してもらうことにした、まあアコギにとってはフレット、ナット、サドルというのは消耗品でもある。

ちなみに今まで弾いた中で安定してるなーと思ったのはヤマハのネックだなー、さすがに天下のヤマハ、この安定度はぴか一だ、

このネックの問題、アコギにとっては随分と重要でデリケートな部分だ。難しい…

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Ibanez  AE325-LGS