2012年4月28日土曜日

とある講演に行ってきた。

近場の大学で無料の講演会があると言うので行ってみた。タイトルは 山折哲雄 「仏教を語る」である。第Ⅱ部で対談、山折哲雄×伊藤比呂美 が予定されている。

この大学久々に入ったが随分新しい校舎が増えていてびっくり、この公演が行われた場所もなんとか記念ホールとかえらい立派だった、収容人数は500人くらいか。

無料と言うこともあって会場は満員、予備の椅子まで用意しての盛況ぶりだったが、タイトルがタイトルだけにやはり今回もAgeは高い、

山折哲雄と言う人は全く知らない、実は第Ⅱ部の対談が気になっているのだ。前に書いた読み解き般若心経の著者、伊藤比呂美氏だ、
 この人前に書いた通りアメリカと熊本を行ったり来たりしている。親の介護で熊本を往復しているのだが、なんとこの日の10日ほど前に親父さんが亡くなったそうだ。
伊藤比呂美氏はこの大学で客員教授で講義もしているそうだ。

さて山折哲雄氏の講演は仏教とは程遠く、出身地の東北の宮沢賢治、石川啄木、斉藤茂吉の三人の話、話が始まったら昨夜寝不足だったこともあって不覚にも寝てしまって全然覚えていない。

そして第Ⅱ部、やっぱりこっちが面白い、伊藤比呂美氏、よくしゃべる、よく質問する、詩人&作家だけあってボキャブラリーが豊富でよくわからない表現も多かったのだが、やっぱり聞いてて面白い、この人も仏教に関しては非常に深いのだが、やはりかなりぶっ飛んだ人でもある。


なんでも大学の講義ではこの会場の人数の10/1も来ないとのことでもったいないなー

仏教と気候の関係は日本独自の仏教感をもたらしたというのは興味深かったなー、

最後に質問で地元では観音様が多く、お釈迦様は少ないのはなぜかというのがあった、回答はなんでも観音菩薩は男性なのだが日本に来て女性化してそれが母となり母の包み込む愛というふうに変化したという、他に圧倒的に多いのがお地蔵さんだそうだ。母と子という関係だ、なるほど

この講演会なんでも文芸春秋に掲載されるとのことであった。

Ibanez  AE325-LGS