2012年7月10日火曜日

マイ・フェバリット・アーティスト11.ドッグワトソン逝く

盲目のアコギスト&シンガーのドッグワトソンが今年5月に亡くなったそうだ。享年89歳、最後まで現役を続けた

ドッグワトソン、アメリカノースカロライナ出身、生まれながらの盲目であった、デビューは遅く40歳ころと聞く。この人アメリカでは国宝級の人だそうだ、

ネットを検索してみるとブログなどにドックワトソン追悼というのが結構ある、やはり影響は凄かったようだ。
自分が知ったのは高校生の頃か、あの有名なモノクロジャケットのアルバム、ドッグワトソン、デビューアルバムだ、(これが一番知られているみたいだな)

マーチンD-18を手にしている、(アルバムは実際はD-28という説もあるが)そしてやっぱりびっくりはブラックマウンテンラグだ、当時としてはいわゆる速弾きナンバーワン、それも極めて正確でクリアー、あとまあ一発録りなんだろうがとても音質がいい、当時これがマーチンの音かと思ったものだ。

この人フラットピッキングもさることながらフィンガーピッキングも凄い、さらにボーカルも渋い、この人いわゆるアメリカのジャンルでいうカントリーってのとはちょっと違うみたいで、紹介とかはブルーグラスとかアメリカントラディショナルフォークなど書かれていたりする。

高校のときこのドッグワトソンのアルバムを友達が貸してくれと貸したらレコードに傷が入って帰ってきて頭に来たことがある、が今でも自分のお宝アルバムの一つだ、

最近になってユーチューブでやはりこの人の映像を始めてみてやっぱスゲーなーと思ったものだが、肝心のブラックマウンテンラグ、高校からやってはみるものの未だに弾けない、悲し

アルバムはあのドッグワトソン以外にも息子マールワトソンとのライブ盤とかなり古いビデオを持っている。ビデオは中古屋でたまたま最近見つけたものだがモノクロでフィドル、バンジョ、ギターとドッグの歌が入っている、とても貴重なものだ、

話は変わるがアメリカは盲目で有名なミュージシャンが多くいる、スティービーワンダー、レイチャールズ、ラグタイムのブラインドブレイクとか多い、黒人に多いのはいわゆる黒人は差別されていたので環境や食生活に厳しくて盲目が多かったらしい、最近では日本でも辻井信行がクラッシックで有名になったなー(最近CMも出てたなー)

目が見えないってことは耳が唯一の感覚器官になるからやっぱ研ぎ澄まされるのかな、それは多分にあると思うが

ドッグワトソン、凄い人だったなーと思う。アコースティックギターを手に取った人なら一度は通った人だと思う、又生涯現役ってのも良かったなー             追悼



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