2012年7月21日土曜日

2012年7月北部九州豪雨

今回の大雨、気象庁は北部九州7月豪雨と命名した。この大雨、14日には福岡県八女から柳川にかけて大雨となった。この日は午前中ここも大雨で12日ほどではなかったが、かなり降った。


この日の雨雲レーダーをずーっと見ていたのだが(俺も暇だなー)本当にびっくりだ、同じ場所にずーっと強い雨雲が停滞している、というより同じ場所に同じように幾重にも積乱雲が発達しているのが手に取るようにわかる。


この日は二つの雨雲の流れがあった、福岡の柳川あたりから八女から大分北部にずーっと雨雲の帯がある、もう一つが南の方で熊本から阿蘇にかけて帯がある


アメダスで見ると八女あたりから山間部にかけての時間雨量が60mm~以上でその状態が午前中ずーっと続いていたのでここかなりやばいぞと思っていたらやはり被害が出ていた。

15日の新聞に同じようなことが12日は阿蘇で起こっている、阿蘇乙姫というアメダス観測所あたりを中心に同じところで猛烈な雨が降り続いた、南阿蘇にあたる高森ではそこまで降ってはいない、

気流の流れ具合と言うか、同じところに同じように気流が流れ込む、大雨が降るこの季節、湿度は90%くらいあって気温も25度以上でとにかく不快、このじとーっとくるいわゆる暖かく湿った空気というやつが上空の寒気に触れると急上昇、結果積乱雲を急激に発達させて大雨が降る、


地形的な部分も多いんだろうが複雑だな、ところで気象庁は今回かつて経験したことのない大雨という表現をした、昨年の台風被害のときの呼びかけ方から短くて皆が警戒しなければという気持ちになるということでこの表現にしたようだが、とにかくよく聞き目についた言葉だ

しかしNHKのドキュメントであってたが、聞きなれない言葉現場には浸透してなくて効き目はなかったようだ。

ところで予報は出来ていたのだろうか、こりゃ甚大な大雨が降るぞという予報、その根拠はなんだったんだろうか、雨雲レーダーから今は数時間後の予知を行っているがそのあたりのデータからかな、

偏西風の動きってのが大雨のときって結構カギを握っているらしいが、今年は春から偏西風の蛇行が大きくて今アメリカでは熱波で穀物がやばそうだ、一方では20km位の狭い地域の予測が必要で難しいそうだ、これはニューステーションのウェザーニュース社の解説であったな、予報にはマクロとミクロ(まではいかないか)が必要と言う。

大雨警報とかって今までの過去の例からするとなかなか出なかったりする、出たときはすでに一部地域では大雨が降り出したときとか多いような気がする、一旦出るとなかなか解除できない、薄日が差してもういいかなと言うときになってやっと解除とかなったりして

今回などは深夜の豪雨、寝てるだろうし、多分起きても裏山が危ないってのはかつて崩れたところならまだしも崩れたことが無ければ大雨の音にかき消されてわからないだろう、

阿蘇でもそれなりに過去に危ないところは砂防ダムなどの処置をしていたと言う、がすべてが出来るわけではない、そうなると避難しかないのだが、

今回の場合多分大雨で起こされて、ちょっと尋常じゃない降り方だ、と思っていたらいきなり崩れてきたというところじゃないだろうか?難しいところだ

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